僕の行くまま我儘
#1
“ だからね。 ”
「ねえねえ」
「ねえねえーって」
「…」
「あいてっ、」
「どーしたの?」
「あ、えっと…[小文字]普通に痛いんだけどデコピン…[/小文字]」
「なんか言った〜?」
「あ、いやぁ〜…?[小文字]はは[/小文字]」
「ねえ、[漢字]瑠璃[/漢字][ふりがな]ロベリア[/ふりがな]?」
「…どうしたの、[漢字]灯火[/漢字][ふりがな]とうか[/ふりがな]」
「んふふっ、なんだと思う?」
「…えー、[小文字]知らないよ…[/小文字]」
[水平線]
「……ぁ」
図工の時間。
ぐしゃっと潰れた粘土。
おかしいな、
[水平線]
体育も、算数も、国語も、道徳も、
僕にとっては[漢字]難題[/漢字][ふりがな]廃棄物[/ふりがな]にすぎなくて、
母も父も兄も僕には[漢字]繋がり[/漢字][ふりがな]邪魔者[/ふりがな]であって。
欲しいゲームもやりたいことも僕には[漢字]夢[/漢字][ふりがな]?[/ふりがな]だったから。
[水平線]
「[太字]だからね、僕はそういう人なんだ。[/太字]」
バタン
「──瑠璃、?」
「[漢字]虎威 瑠璃[/漢字][ふりがな]トライズ ロベリア[/ふりがな]」
「[太字]───やれるんだよ?[/太字]」
僕を探す答え合わせです。