エゴサーチ
#1
Ep.1
「この人いつも炎上してる…。何が目的なんだろ」
コメント欄には数え切れないほどの批判のコメント。
『これで俳優とか終わってるだろ』 『一生顔出さないでほしい』 『やると思った』
「…まぁ、炎上したらそうなる。けど、」
炎上の元となった投稿をちらっと見る。
『熱愛報道』
って。
……私にとってはどうでもいいこと。
だって恋愛の仕方は自由だし。
所属している会社のルールがそういうのとか私は知らないし、その人が何をしたのかは知らない。
それほどまでにみんなは無知だ。
その業界に詳しい人が批判しているなら分かる。
けど、何も知らずに批判しているやつらはなんなの?
――そう。私だって無知。
熱愛報道、結婚、離婚。
そんなの知らないし、知ったって私がその情報を使えるかも分からない。
「もういいや、エゴサしよ……」
深々とため息を吐き自分の活動名を入力し検索する。
検索マークを押して、私の話題が出てきた。
出てきて、リスナーのコメントがあるはず、だった。
「……なん、で、」
手からスマホがずるりと滑り落ちる。
怖くなって目を擦りスマホを覗き込む。けど、
[太字]さっき見たコメ欄と一緒だ。[/太字]
『これ顔じゃね?』 『顔バレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』 『中身きしょすぎ』 『Vの身体と変わりすぎだろ』 『夢壊されたね〜』 『スパチャしなくて正解だった』 『( ゚∀゚)o彡°本性!本性!』
慌ててスマホを手に取る。
無理やり見たコメ欄には批判の嵐。
リスナーの援護するコメントを探そうとするけど、見つける間に批判のコメントは増えていく。
喉の奥から、何かがせり上がってきて気持ち悪くなる。
唾を飲んで押し戻したあと、急に喉が乾いてくらくらする。
「…はは、もっと早く…気付いてれば……」
私にしか聞こえない乾いた笑いが塊となり消える。
なんでだろ。
私、こんなにエゴサしてるのに。
嫌なコメントは無視してたから?
リスナーの言葉しか信じなかったから?
毎日毎日自分の投稿とか見て、検索したりしてたのに。
聞こえないはずない、自分に対しての通知。
さっきまで聞こえなかったのに。
―――あーあ。
こんなんだったら、エゴサなんてするんじゃなかった。
いつも炎上してるのは、私の方だった。
コメント欄には数え切れないほどの批判のコメント。
『これで俳優とか終わってるだろ』 『一生顔出さないでほしい』 『やると思った』
「…まぁ、炎上したらそうなる。けど、」
炎上の元となった投稿をちらっと見る。
『熱愛報道』
って。
……私にとってはどうでもいいこと。
だって恋愛の仕方は自由だし。
所属している会社のルールがそういうのとか私は知らないし、その人が何をしたのかは知らない。
それほどまでにみんなは無知だ。
その業界に詳しい人が批判しているなら分かる。
けど、何も知らずに批判しているやつらはなんなの?
――そう。私だって無知。
熱愛報道、結婚、離婚。
そんなの知らないし、知ったって私がその情報を使えるかも分からない。
「もういいや、エゴサしよ……」
深々とため息を吐き自分の活動名を入力し検索する。
検索マークを押して、私の話題が出てきた。
出てきて、リスナーのコメントがあるはず、だった。
「……なん、で、」
手からスマホがずるりと滑り落ちる。
怖くなって目を擦りスマホを覗き込む。けど、
[太字]さっき見たコメ欄と一緒だ。[/太字]
『これ顔じゃね?』 『顔バレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』 『中身きしょすぎ』 『Vの身体と変わりすぎだろ』 『夢壊されたね〜』 『スパチャしなくて正解だった』 『( ゚∀゚)o彡°本性!本性!』
慌ててスマホを手に取る。
無理やり見たコメ欄には批判の嵐。
リスナーの援護するコメントを探そうとするけど、見つける間に批判のコメントは増えていく。
喉の奥から、何かがせり上がってきて気持ち悪くなる。
唾を飲んで押し戻したあと、急に喉が乾いてくらくらする。
「…はは、もっと早く…気付いてれば……」
私にしか聞こえない乾いた笑いが塊となり消える。
なんでだろ。
私、こんなにエゴサしてるのに。
嫌なコメントは無視してたから?
リスナーの言葉しか信じなかったから?
毎日毎日自分の投稿とか見て、検索したりしてたのに。
聞こえないはずない、自分に対しての通知。
さっきまで聞こえなかったのに。
―――あーあ。
こんなんだったら、エゴサなんてするんじゃなかった。
いつも炎上してるのは、私の方だった。