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情報提供屋

#4

仕事が早すぎる函毘野

函毘野「終わりました」
楽市「……ん?」
函毘野「多分こいつで間違いないですよ」
楽市「早くね?」
函毘野「そりゃ…元々居たところで散々やってるので」
新座「僕と先輩よりできんじゃね、この新人…」


[水平線]

「無力ですねぇー。防犯カメラは何らかのトラブルで切れて、情報提供屋しか希望がない……。あー、これって完全に他力本願です…」
「まぁまぁそう落ち込むな、[太字]白鳥[/太字]。俺たちにとって情報提供屋はなくてはならない存在。――情報提供屋にだって、[漢字]警視庁[/漢字][ふりがな]俺たち[/ふりがな]はなくてはならない存在だろ」
白鳥、と言われた女性は、駅構内に居た二人の警察官の一人。
白鳥はため息を吐きながらメモ帳を取り出した。
白鳥「………ま、情報提供屋ってあんまし――、いや、被害に合って助けられた人たち以外は知らない。…、もし[漢字]犯罪者[/漢字][ふりがな]そいつら[/ふりがな]に知られたりしたら炎上もんですね」
白鳥「………あ、[太字]八月朔日[/太字]さん。」
どうやらもう一人の警察官は八月朔日と言うらしい。
八月朔日「何?」
白鳥「ジュース奢ってください。私前チーズケーキ奢ったので」
八月朔日「…度胸あるね、君…………」


[水平線]

函毘野「…んで、どうしたらいい?」
僕とタメって分かった瞬間すぐタメ口になったなこいつ。
新座「まぁ、まずはこの情報を本部に持ってく…じゃね」
函毘野「じゃねって、曖昧のかよ」
新座「ゔっ、言わないで…」
函毘野の言葉に言葉が詰まる。
函毘野「―――そもそも、なんで俺たちが動かないといけないんだよ?他に調査するところあんだろ」
そう来ますよねー。
そりゃ僕も仕事しろよって思うし色々不満はあるけどさぁ。
どうやって説明すればいいのか…
新座「んー……僕らが動くってことは警察が機能しなくなってるってことじゃない?」
函毘野「なるほどなぁ…重大な役を担ってるってことかー」
新座「そーゆーこと。」
丁度その時、さっきまでジュースを買いに行っていた先輩が帰ってきた。
先輩はホットココアを函毘野に投げる。
僕にははちみつレモンを投げてきた。
新座「危な……いっつも投げますよね先輩って」
楽市「時短だから。」
函毘野「失敗したら時短どころじゃなくなるけどな。」
ひたすらパソコンや本に向き合うこと30分。
楽市「―――よし……。じゃあ届けるか」
楽市「着いてこい、函毘野。見せてやる。」
先輩はそれだけ言い函毘野を連れて出ていく。


新座「…え?僕は?」
残されたってことは留守番しろと……?


[太字]こんな、僕たちしか知らないところを、警察官でも知ってる人が少ないところを守っても……[/太字]




作者メッセージ

八月朔日の読み方は〝ほうずみ〟と読みまする。
∈( ⊙_________ ⊙)∋
↑このくじら可愛い

2026/01/23 17:34


ID:≫ 14ODATaJ5tCFM
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