新座「ただいまー………、ん?」
新座「誰!?」
新座の目線の先、そこに居たのは――。
パソコンと向き合っている男性の姿。
新座「不審者!?不審者ならはよ帰れなんですけど」
だが、男性は全く動じない。
最早聞こえているすら分からないまである。
新座「…誰?」
「えーっと、[漢字]新座[/漢字][ふりがな]にいざ[/ふりがな]…で合ってる?」
新座「合ってる。……つーか、早く帰れってこのことか…」
新座「――名前は?」
新座は少しほっとして椅子に座る。
「[太字]函毘野優馬[/太字]。なんか、野武威さんって人から入れって言われて来た」
函毘野はそれだけ言ってまたパソコンに向き合う。
新座「新人ってことねー…。扱い慣れてないんだけど」
新座「………まぁ、人が増えるだけ良いか。」
そこへ、楽市が帰ってきた。
楽市「ただいまーー」
新座「あ、おかえりんぎ」
楽市「何そのおかえりんぎってやつ―――、…誰!?」
楽市もまた同じ反応をする。
新座「先輩聞いてないんすか…[小文字]ていうかおかえりんぎは流行ったまいたけダンスの人のきのこダンスのうちの一つですよ[/小文字]」
人のこと言えないぞ、新座。
そして小声でおかえりんぎに触れるな。
新座「〝函毘野優馬〟…だよね?」
函毘野「しっかり名前は聞いとけよ、新座。」
あ、作者が思ってたことそのまま言ってくれたありがとう函毘野。
楽市「函毘野……珍しい名前だな、聞いたことも見たこともない」
楽市は函毘野が差し出した名刺を観察する。
楽市「…まぁ怪しくはないか。野武威さんから異動しろって言われてんだもんな」
名刺を函毘野の机に戻す。
楽市「俺、慣れてないんだけど」
新座「慣れてないのに僕扱ってたの凄すぎでは?」
新座が楽市の後ろに下がる。
新座「ということで、あとよろしくですー…」
新座はそう言うと自分の机にそそくさと帰ってった。
楽市「こういう時だけ逃げんのなんなん……?」
函毘野「さっき起きた新幹線の事件、あのメモリください」
楽市「え?できんの?」
函毘野「え、何この人。」
楽市「……え…」
[水平線]
「ゆっくりと焦らずに進んでください、階段前には段差があるので足元に注意して進んでくださーい」
駅員の声がぞろぞろと蟻のように群がる人たちに掻き消される。
会社に連絡を取る人、帰省ラッシュ真っ只中なのか親に電話をしている人。
駅構内には、不安定な人々の感情が蔓延る。
「しっかしまぁ、帰省ラッシュにやってくれたましたねー。しかもマジで真っ只中の。」
「想定外だなぁ。……やった奴らにだって一人くらいは親居るだろうに」
人の波を遠目に見ている、警察官と見られる人が二人。
「………いや、」
「…〝いや〟?」
「――あの、新幹線って何号車までありますか?」
一人の警察官が問う。
「え?13号車までだけど」
もう一人の警察官が答える。
「―――なら、13人居るとして、親が居ないってことはあり得ますよ」
問うた警察官が意図が分からない事を言う。
――もう一人の警察官は、新幹線の方をただ見ているだけ。
新座「誰!?」
新座の目線の先、そこに居たのは――。
パソコンと向き合っている男性の姿。
新座「不審者!?不審者ならはよ帰れなんですけど」
だが、男性は全く動じない。
最早聞こえているすら分からないまである。
新座「…誰?」
「えーっと、[漢字]新座[/漢字][ふりがな]にいざ[/ふりがな]…で合ってる?」
新座「合ってる。……つーか、早く帰れってこのことか…」
新座「――名前は?」
新座は少しほっとして椅子に座る。
「[太字]函毘野優馬[/太字]。なんか、野武威さんって人から入れって言われて来た」
函毘野はそれだけ言ってまたパソコンに向き合う。
新座「新人ってことねー…。扱い慣れてないんだけど」
新座「………まぁ、人が増えるだけ良いか。」
そこへ、楽市が帰ってきた。
楽市「ただいまーー」
新座「あ、おかえりんぎ」
楽市「何そのおかえりんぎってやつ―――、…誰!?」
楽市もまた同じ反応をする。
新座「先輩聞いてないんすか…[小文字]ていうかおかえりんぎは流行ったまいたけダンスの人のきのこダンスのうちの一つですよ[/小文字]」
人のこと言えないぞ、新座。
そして小声でおかえりんぎに触れるな。
新座「〝函毘野優馬〟…だよね?」
函毘野「しっかり名前は聞いとけよ、新座。」
あ、作者が思ってたことそのまま言ってくれたありがとう函毘野。
楽市「函毘野……珍しい名前だな、聞いたことも見たこともない」
楽市は函毘野が差し出した名刺を観察する。
楽市「…まぁ怪しくはないか。野武威さんから異動しろって言われてんだもんな」
名刺を函毘野の机に戻す。
楽市「俺、慣れてないんだけど」
新座「慣れてないのに僕扱ってたの凄すぎでは?」
新座が楽市の後ろに下がる。
新座「ということで、あとよろしくですー…」
新座はそう言うと自分の机にそそくさと帰ってった。
楽市「こういう時だけ逃げんのなんなん……?」
函毘野「さっき起きた新幹線の事件、あのメモリください」
楽市「え?できんの?」
函毘野「え、何この人。」
楽市「……え…」
[水平線]
「ゆっくりと焦らずに進んでください、階段前には段差があるので足元に注意して進んでくださーい」
駅員の声がぞろぞろと蟻のように群がる人たちに掻き消される。
会社に連絡を取る人、帰省ラッシュ真っ只中なのか親に電話をしている人。
駅構内には、不安定な人々の感情が蔓延る。
「しっかしまぁ、帰省ラッシュにやってくれたましたねー。しかもマジで真っ只中の。」
「想定外だなぁ。……やった奴らにだって一人くらいは親居るだろうに」
人の波を遠目に見ている、警察官と見られる人が二人。
「………いや、」
「…〝いや〟?」
「――あの、新幹線って何号車までありますか?」
一人の警察官が問う。
「え?13号車までだけど」
もう一人の警察官が答える。
「―――なら、13人居るとして、親が居ないってことはあり得ますよ」
問うた警察官が意図が分からない事を言う。
――もう一人の警察官は、新幹線の方をただ見ているだけ。