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そっくり度120%の相棒、最強です。

#3

3話目*鏡を見れば、瓜二つ

[斜体]千夢[/斜体]
「……翅灯市、緒由町3号室。ここか」


翌日。千夢は快無を引き連れて、手紙に記された住所の前に立っていた。
そこは、街の喧騒から切り離されたような、古びた、けれど異様に手入れの行き届いた洋館だった。

[斜体]快無[/斜体]
「ねえ千夢、やっぱりお菓子もらえる気がしない。空気がピリピリする」 


[斜体]千夢[/斜体]
「……お前、そういう感覚は一人前なんだな。帰るなら今だぞ」


千夢は快無を振り返ったが、彼は「ううん、君と一緒ならいいよ」と、自分と同じ顔でふわりと微笑んだ。
毒を食らわば皿までだ。千夢は覚悟を決め、重厚なドアをノックする。


[斜体]千夢[/斜体]
「……失礼します」


[斜体][明朝体]ギィ……[/明朝体][/斜体]と音を立てて開いた3号室の中。
そこはビスケットの甘い香りなど微塵もせず、代わりに硝煙と、鉄錆の匂いが充満していた。


部屋の奥、豪華なソファに深く腰掛けた人物______[漢字]未亜美 想[/漢字][ふりがな]みあみ そう[/ふりがな]が、面白そうに目を細めて二人を迎える。


[斜体]想[/斜体]
「ようこそ。奏美 千夢、そして……おまけの『スペア』くん」


[斜体]千夢[/斜体]
「あんたが部長か。……『ランダムビスケット』ってのは、何の冗談だ」


千夢の問いに、未亜美はテーブルに置かれた一枚の紙を指差した。
そこには、手紙の文面とは別に、特殊なライトを当てなければ見えない「[太字][太字]隠し文字[/太字][/太字]」が浮かび上がっていた。


[太字][太字][斜体][大文字][明朝体][中央寄せ]『______甘い日常を噛み砕き、死を配る者となれ。』[/中央寄せ][/明朝体][/大文字][/斜体][/太字][/太字]

[斜体]想[/斜体]
「ここはね、可愛いお菓子を配る場所じゃない。『殺し』を仕事にする部活動なんだよ。……君たち、その顔。無感情に人を殺しても、鏡を見れば『[太字][斜体]自分じゃない誰か[/斜体][/太字]』が身代わりに傷ついてくれる。[漢字]最高の殺し屋[/漢字][ふりがな]パーツ[/ふりがな]になれると思わないかい?」


千夢の背中に、冷たい汗が伝う。
隣の快無は、未亜美が弄んでいる「銃」を、まるで珍しい玩具を見るような瞳で見つめていた。


[斜体][明朝体][太字]13歳、冬。
喫茶店員と捨てられた少年は、この日、最強の「殺し屋コンビ」として再就職することになった。[/太字][/明朝体][/斜体]

作者メッセージ

いい終わり方じゃないですか!?
結構自信作よこれ😊

2026/02/23 10:07

コメント

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