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オストランツを突破した共和国陸軍第一遠征軍団と王国陸軍第一機械化軍団は機械化軍団を中央戦線北部に、第一遠征軍団を中央戦線南部に配置し、圧倒的な機動力でレノグラードまで戦線を突破しようとしていた…
第一機械化軍団はグラント戦車を先頭に立てて、アダプター装備のMk.2を側衛とし、中央部に通称型や新砲塔型のMk.2を配置、敵戦車を撃破しながら押し進む体制で進軍する…また、後方には荷馬に引かれて進む120mmや84mmの榴弾砲があり、敵戦線に榴弾を雨霰と撃ち込み、次々と敵歩兵を殲滅していった…
転移歴82年2月1日…参謀本部にて
転移歴82年の春は帝国陸軍にとって、大敗の年に…なりそうである…
帝国陸軍参謀本部はこのままではマズイと感じていた…しかし、それでどうこうすることができるわけではなかった…
いちおう、増援として南部方面軍所属の第四装甲集団を派遣しているが…レノグラードの防衛には間に合わない…スタードラの防衛には間に合うだろうから、そこでの戦力として考えれば十分だが…それでも、王国軍のil-2攻撃機による散発的な攻撃により、対戦車クラスター爆弾やナパーム爆弾、通常型クラスター爆弾を降らせられるが故に戦車の損失は拡大した…しかも、戦車はもちろん技術的に全部鉄製なんて不可能だから、天板や車体の底部は薄い木版で塞いでいるだけだから、天板にナパームが当たると…悲惨なことになってしまった…逃げ場もなく戦車兵達は脳みそから焼け死んでいく…
そんな増援部隊の様子など梅雨とも知らない帝国陸軍レノグラード防衛部隊は…機械化師団や自動車化師団、歩兵師団などを配置して、なんとしてでも王国軍と共和国軍の進撃を食い止めようとする…
「第三十一歩兵師団を南方え3km移動して再配置せよ‼︎」
「SS第百六十二猟兵旅団、敵の攻勢を食い止めきれず、歩兵戦力の48%を消失し、壊滅、敗走中です‼︎」
「んな⁉︎第六十四混成歩兵師団が潰走しています‼︎敵機甲師団と接触した模様‼︎」
「海軍陸戦隊第十四自走砲兵連隊、戦線を突破してきた敵機甲部隊の攻撃を受け、全滅‼︎」
そう、先ほど、大敗の春になるかもしれないと言った理由は、悪い報告しか届いていないからである。参謀総長や参謀将校、そして優秀な幕僚団ですら顔を青くして悩んでいる…
もちろん、何も手を打たないわけでは無い。
パールス「第二百十三軽騎兵旅団に迎撃させろ、第二十六歩兵師団に死守命令を出せ」
連絡将校「了解しました。伝えてきます」
ルートシュト元帥「畜生、歩兵師団や自動車化師団、時代遅れの騎兵師団ならあるが…機械化師団と機甲師団が足りない…このままでは、折角奪った聖都が奪還されてしまう…」
そこに連絡将校から連絡が入る
連絡将校「やっとですが、増援が来ました‼︎マンタイン中将の第五十六装甲軍団と第十九歩兵軍団です‼︎」
ルートシュト元帥「やっとか、歴戦のマンタイ中将なら安心だな。共和国軍の部隊を包囲殲滅する反撃作戦のことを伝えた上で、敵部隊の拘束を命じよ‼︎」
ついに、悪夢の消耗戦への道が開けた…後にレノグラード攻防戦と言われることになる戦いの序曲が始まった…そしつ、マンタイン中将…後に元帥となる機動戦の達人が大勢の目の前で大規模な戦闘で初めて猛威を奮うことになる…この土地で…
第一機械化軍団はグラント戦車を先頭に立てて、アダプター装備のMk.2を側衛とし、中央部に通称型や新砲塔型のMk.2を配置、敵戦車を撃破しながら押し進む体制で進軍する…また、後方には荷馬に引かれて進む120mmや84mmの榴弾砲があり、敵戦線に榴弾を雨霰と撃ち込み、次々と敵歩兵を殲滅していった…
転移歴82年2月1日…参謀本部にて
転移歴82年の春は帝国陸軍にとって、大敗の年に…なりそうである…
帝国陸軍参謀本部はこのままではマズイと感じていた…しかし、それでどうこうすることができるわけではなかった…
いちおう、増援として南部方面軍所属の第四装甲集団を派遣しているが…レノグラードの防衛には間に合わない…スタードラの防衛には間に合うだろうから、そこでの戦力として考えれば十分だが…それでも、王国軍のil-2攻撃機による散発的な攻撃により、対戦車クラスター爆弾やナパーム爆弾、通常型クラスター爆弾を降らせられるが故に戦車の損失は拡大した…しかも、戦車はもちろん技術的に全部鉄製なんて不可能だから、天板や車体の底部は薄い木版で塞いでいるだけだから、天板にナパームが当たると…悲惨なことになってしまった…逃げ場もなく戦車兵達は脳みそから焼け死んでいく…
そんな増援部隊の様子など梅雨とも知らない帝国陸軍レノグラード防衛部隊は…機械化師団や自動車化師団、歩兵師団などを配置して、なんとしてでも王国軍と共和国軍の進撃を食い止めようとする…
「第三十一歩兵師団を南方え3km移動して再配置せよ‼︎」
「SS第百六十二猟兵旅団、敵の攻勢を食い止めきれず、歩兵戦力の48%を消失し、壊滅、敗走中です‼︎」
「んな⁉︎第六十四混成歩兵師団が潰走しています‼︎敵機甲師団と接触した模様‼︎」
「海軍陸戦隊第十四自走砲兵連隊、戦線を突破してきた敵機甲部隊の攻撃を受け、全滅‼︎」
そう、先ほど、大敗の春になるかもしれないと言った理由は、悪い報告しか届いていないからである。参謀総長や参謀将校、そして優秀な幕僚団ですら顔を青くして悩んでいる…
もちろん、何も手を打たないわけでは無い。
パールス「第二百十三軽騎兵旅団に迎撃させろ、第二十六歩兵師団に死守命令を出せ」
連絡将校「了解しました。伝えてきます」
ルートシュト元帥「畜生、歩兵師団や自動車化師団、時代遅れの騎兵師団ならあるが…機械化師団と機甲師団が足りない…このままでは、折角奪った聖都が奪還されてしまう…」
そこに連絡将校から連絡が入る
連絡将校「やっとですが、増援が来ました‼︎マンタイン中将の第五十六装甲軍団と第十九歩兵軍団です‼︎」
ルートシュト元帥「やっとか、歴戦のマンタイ中将なら安心だな。共和国軍の部隊を包囲殲滅する反撃作戦のことを伝えた上で、敵部隊の拘束を命じよ‼︎」
ついに、悪夢の消耗戦への道が開けた…後にレノグラード攻防戦と言われることになる戦いの序曲が始まった…そしつ、マンタイン中将…後に元帥となる機動戦の達人が大勢の目の前で大規模な戦闘で初めて猛威を奮うことになる…この土地で…
- 1.プロローグ。この世界の共和国視点。
- 2.プロローグ。この世界の共和国視点。
- 3.技術力についての設定集
- 4.第一話。偽りの平和と暗い参謀本部
- 5.共和国海軍艦艇主力艦設定
- 6.第二話。宣戦布告なき戦争
- 7.第三話。第一次オラクル・ウェイ海戦…そして、第一回、この小説の設定に理解を深めてもらうコーナー、この世界の歪な発展編
- 8.第四話、第一次アストリア沖海戦前編…そして、第二回、この小説の設定に理解を深めてもらうコーナー、この世界の艦種の定義と地球での艦種定義の差、軍艦の戦闘時の用語について
- 9.第五話…第一次アストリア沖海戦後半…
- 10.第六話、船団到着
- 11.第七話。中央島戦線、開戦の時
- 12.第八話、開戦と藍色の鉄環
- 13.第九話、レノグラード攻防戦①。王国軍第一機械化軍団
- 14.各国の陸戦兵器設定集①
- 15.第十話、レノグラード攻防戦③ 包囲
- 16.第十一話。レノグラード攻防戦④ 自壊する攻撃part1
- 17.第十二話。レノグラード攻防戦⑤。自壊する攻撃Part2。巨人達の最初の激闘
- 18.第十三話、レノグラード攻防戦⑥。自壊する攻撃Part3。血みどろの決戦、ママイ会戦、帝国軍の崩壊の始まり
- 19.自壊する攻撃第十四話。レノグラード攻防戦⑦。自壊する攻撃Part④戦場の女神と小さな花形
- 20.各国師団編成紹介
- 21.15話。レノグラード攻防戦⑧。自壊する攻撃Part⑤。ママイ平地攻勢の挫折‥航空戦編
- 22.第十六話。レノグラード攻防戦⑨。自壊する攻撃Part⑥。ママイ平地攻勢の挫折…戦線中央崩壊
- 23.第十七話。レノグラード追撃戦①。継続連続攻勢の悪夢Part1。追撃の始まり。
- 24.第十八話。レノグラード追撃戦②。連続攻勢の悪夢part2。逆転の発想。
- 25.第十九話。レノグラード追撃戦の悪夢③。後手からの一撃①。天才の一手。
- 26.第二十話。レノグラード追撃戦④。後手からの一撃②。寄せ集めの決戦Part1。止まる快進撃
- 27.第二十一話。レノグラード追撃戦⑤。後手からの一撃。寄せ集めの決戦②。壊滅する精鋭達
- 28.第二十二話。停滞期。