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異世界のガリア遠征記録

#5

第五話。ガリア参謀本部の動き

 ガリア王国において、軍は非常時の緊急組織だが、参謀本部とは常設組織であった。何故なのか?単純だが、ガリアは常備軍が存在しないから、戦時徴兵によって戦時に軍を設立する方式を採用していた。その緊急徴兵と緊急運用のための指揮系統として参謀本部が常設されている。
 そんな参謀本部では戦時徴兵の報告がされていた。
「現在、陸軍は歩兵23万と騎兵6万の用意が完了いたしました。」
 そう、大軍の用意ができていた。烏合の衆と言えども、これだけの数の用意ができたのである。
 これを20万の連合軍にぶつける。
 いや、連合軍は国境警備隊と交戦して消耗している。恐らく、既に残りは16万前後だろう。
 そして、緊急で、軍とは別組織だが、保安省所属の国境警備隊からそれぞれ3個の北東警備隊と南東警備隊(第一から第三北東と第一から第三南東でそれぞれ2万ずつ)を徴収し、保安省の第一から第六保安隊それぞれ2万も集めて、一大反撃作戦を実施、敵軍の侵攻を食い止める戦略にでるつもりだ。

 参謀総長が呟く
「さて、烏合の衆で常備軍相手にどこまでできるかな」
 それを聞いた参謀次官が
「まあ、止めることはできても勝てないでしょうね。」
「では、追加で4万を徴収しろ。連合軍の補給線を切るぞ」
 
 悪魔的な作戦の実施がここに決まった瞬間である。正面から勝てないのであれば、敵の兵站を破壊してから正面攻撃をして敵の攻勢を頓挫させれば良い。
 軍事を知らぬ民間人ならば思いつかないであろう、大勢を飢え死にさせる飢餓作戦の開始が確定的となったのでありる。
 地獄のような戦場の光景を大勢が見ることになるであろう。
 

作者メッセージ

文字数少なめ。
今後の方針は、毎週の平日(月火水木金)に毎日どれかしらの小説投稿したい。
それと、異世界共和国戦記とそのシリーズ、日本国召喚の二次創作だけではなく、オリジナル小説も投稿を再開していきたいです。

2026/06/26 07:49

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