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異世界共和国戦記

#6

第二話。宣戦布告なき戦争

 北西にある王国と南西にある共和国を繋ぐ狭い海域があった。
 そこを一つの船団が通っていた。
 明らかに大型なタンカーの船体を使った平べったい軍艦が一隻、大砲を両舷にズラリと並べた軍艦が四隻、小型砲を使った小型艦が三隻、大型輸送船六隻と中型輸送船八隻と小型輸送船十二隻、タンカー八隻からなる王国支援輸送船団…
 彼らは国旗と軍艦旗をマストに翻して向かう…青白黒の3色からなる共和国国旗を翻して北進するその艦隊は…KS1船団…戦争に必要な石油や解体した戦車、戦闘機、銃火器、榴弾砲、歩兵砲を満載した輸送船とその護衛からなる。護衛編成はボーグ級航空母艦1、2等戦列艦1、3等戦列艦3、護衛駆逐艦3からなる護衛艦隊…それは海軍警備艦隊第58地方隊を再編したもの…が18ノットの速力で航跡を残しながら前進する…
 司令官は日髙少将…彼は今、憂鬱な気持ちで旗艦の護衛空母ウィラパに乗っていた。彼の乗艦であるウィラパはボーグ級航空母艦の一隻…はっきり言えば、貨物船改造空母…つまり、民間の輸送船を改造して作った空母…それゆえに18.5ノットが限界で、しかも、艦載機も24機しかない上に、127mm単装高角砲2基のみが搭載する砲兵器…つまり、配属される空母は弱いのだ。
 それだけではなく、戦列艦を編成に入れられてることから察せられるが、旧式艦の集まりだ。
 戦列艦もいちおう機関を積む改装をしたが、それでも19.1ノットが限界…
 そう、この船団は最大船速に近い速度で前進しているのだ…それはなぜかというと…
 諜報員から連絡があった…帝国海軍の第二特務艦隊所属の…仮装巡洋艦…アビーリアの出港報告だ…
 その仮想巡洋艦は、商船に似た見た目だが、船体に14cm単装砲2基を隠し持った凶悪な艦艇だ…
 仮装巡洋艦は、輸送船団を襲撃するための軍艦…つまり、本船団は狙われている可能性がある…しかも、この船団の護衛は貨物船改造空母1と護衛駆逐艦3と戦列艦…しかも2等戦列艦一隻、3等戦列艦三隻しかない…格好の標的なのは一目瞭然だ…なんせ、14cm砲に耐えうる艦級がいないのだから…
 だからこそ、無理を承知で、本船団はそれを避けるべく、最大船速に極めて近い速度で前進している…しかし、所々で中継地点に寄りつつになる…二箇所とはいえ、それらに寄るのであれば…14日まだあるからこそ、敵に近付かれる可能性がある…
 というよりも、接触の可能性が大と伝えられているので、回避は不可能…必然的に戦闘になるだろう…しかし、時間が重要だ…わかっているのならどこでだかを考えなければならない。
 日髙少将の予想では、敵艦の出航は1日前、そして、彼らは比較的近くの軍港から出ていたらしいので、四日後に我々の航路に到達する…
 その時の作戦を考えねばならない…

 ジョージ・トーマス・ゴートン中佐…仮装巡洋艦アビーリアの艦長である彼は現在、とある場所へ向かって前進していた…それは、共和国の王国支援輸送船団…KF1への攻撃のための…KF1の航路への前進だ…
 そして、彼が与えられた任務は…そこに所属する輸送船やタンカーを海上にて撃沈し、王国への支援物資を減らすことだった…
 しかし、彼は悩んでいた。
 (確かに敵の艦級は全て旧式ばかりで、よくても12cm単装砲装備、悪ければ戦列艦だ…本艦は14cm砲装備とはいえ、装甲は駆逐艦程度しかないから、簡単にこちらも貫通される。そう考えれば撃沈される可能性がある。どうするべきか…)
 しかし、彼はわかっていた。
(上層部の命令に逆らうわけにはいかない。私がするべきことは一つのみ…奇襲を仕掛け、敵輸送船をできるだけ多く撃沈するのみだ…)

 この時点で、両者の戦うことは決定されたと言い切れる。なぜならば、両者ともに引けないことがわかっていたからだ。
 KF1は自国の存亡と王国の存亡のためにも物資をできるだけ多く届ける必要があり、アビーリアは自国の勝利を揺るぎない物にすることを目指し、敵輸送船を撃沈する必要があるからだ…

 通商破壊をするということは、まだ宣戦布告をしているわけではないが、それでも、「戦闘状態に突入する」ということであり、つまるところ、宣戦布告をせずとも戦争状態であると言えなくもない。

 2人の司令官はここで腹を括り、戦闘勝利に全力を捧げることになる。

 四日後、3食の色のある国旗を翻す輸送船団とその護衛部隊は、重要な輸送航路であるオラクル・ウェイ…日本語に直すと神託の道と呼ばれる…そこで、2人の司令官はついに、交戦状態に入る…それは、事実上の戦争状態であるということを両国の国民にも自覚させる闘いとなった…
 日髙少将の命令が戦いの始まりのゴングとなった。
日髙少将「輸送船全船直ちに本海域を離脱し、王国の港まで向かえ‼︎護衛艦隊は戦闘用意‼︎本艦は直ちに航空隊に発艦容易をさせろ‼︎各艦は各個に射撃開始‼︎魚雷を装填せよ‼︎」
 
 同時にジョージ中佐も海戦の始まりとなる言葉を放つ。

ジョージ中佐「本艦は直ちに戦闘準備に取り掛かれる‼︎目標は共和国海軍輸送船団‼︎砲戦準備‼︎弾種は徹甲榴弾‼︎魚雷発射管全門装填‼︎」

 次回「第一次オラクル・ウェイ海戦」
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作者メッセージ

 意外と捗りました。明日には三話を出せそうですが、まあ、読んでくれてる人はいるのでしょうか?いちおう、独自の世界観を準備したつもりですが…できるなら2日に一回は最低でも出せるように心がけたいです。
 できるならば、作品を作る上でのアドバイスを先輩方にしてもらえたら嬉しいですけれどね。
 まあ、小説投稿2日目ですが、気合い入れていきます。
 この時点で次の海戦の流れがわかる人はいるのでしょうか?

2025/10/10 19:50

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