閲覧前に必ずご確認ください

原作には出ない艦娘が多数登場します。
具体的には19世紀末以降の各国艦が艦娘として登場します。(オリジナル艦娘追加。嫌だったら今すぐ戻ってね)
提督の性格がゴミというか、まあ、提督の過去が重いです。それが嫌なら戻ってください。それか、別の作品(異世界共和国戦記など)に移れ。
本作品を読む方は是非とも異世界共和国戦記を読んでください。
キャラ崩壊の可能性あり。

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鉄仮面の鎮守府の異世界転移記録

#13

新英鎮守府週刊新聞①

 [下線]一面上段[/下線]
[大文字][太字]◆ 異世界転移から4か月、補給線は「軌道」へ[/太字][/大文字]
クワ・トイネ公国より食糧、クイラ王国より石油の輸入順調
公国内の現地工場も本格稼働、対ロウリアの弾薬生産進む

[太字]【鎮守府発】[/太字]我が新英独立鎮守府がこの異世界に転移してから、激動の4ヶ月が経過した。当初懸念されていた資源および食糧問題は、外交努力により劇的に改善しつつある。
初の友好国であるクワ・トイネ公国からの食糧輸入、および第二の友好国・クイラ王国からの石油輸入は現在極めて順調であり、兵站線(サプライチェーン)は完全に軌道に乗ったと言える。

また、公国領内に建設が進められていた我が方の現地工場も順次操業を開始。早いラインではすでに医療品や武器弾薬の生産が始まっている。これは、虎視眈々と侵略の機会を窺う敵対国「ロウリア王国」との決戦に備えた大いなる一手となるだろう。

 [下線]一面下段[/下線]
[大文字][太字]◆ 【脅威】ロウリア王国、総兵力76万で侵略の野心むき出しに[/太字][/大文字]
公国情報部が暴露、常設軍50万・諸侯軍26万の大遠征軍を編成か

[太字]【クワ・トイネ発】[/太字]クワ・トイネ公国情報部の最新調査により、敵対国ロウリア王国の恐るべき軍事動員の全貌が明らかになった。
報告によると、同国の常設軍は50万に達し、そのうち40万を「遠征軍」、10万を「防衛軍」に割く計画だという。さらに、国内の諸侯軍から26万を動員。そのうち20万を遠征軍に組み込み、6万を防衛軍の増援に充てる模様だ。

動員される総兵力は計76万。外交の場においても、同国は近年稀に見る強硬姿勢を崩しておらず、近隣諸国への侵略の野心を隠そうともしていない。緊迫する情勢に対し、我が鎮守府と友好国は最大級の警戒を続けている。

 [下線]二面上段[/下線]
[大文字][太字]◆ クワ・ロデニウス国際空港、一部運用開始![/太字][/大文字]
「力による現状変更は認めない」鎮守府と公国、首脳会談で一致

[太字]【クワ・トイネ発】[/太字]クワ・トイネ公国内にて急ピッチで建設が進められていた「クワ・ロデニウス国際空港」だが、このほど第一滑走路と第一格納庫が完成し、部分的な運用が開始された。これに伴い、我が新英独立鎮守府と公国高官による直接会談の空路が確保された。
直近の会談において、両陣営は「ロウリア王国による力による現状変更は断じて認めない」との方針で完全一致。強固な安全保障体制の構築に向けて、また一歩前進した。

 [下線]二面下段[/下線]
[大文字][太字]◆ 公国初の「対戦演習」は一進一退の引き分け[/太字][/大文字]
75mm野砲、九四式軽装甲車など我が方技術のライセンス生産が本格化

[太字]【クワ・トイネ発】[/太字]クワ・トイネ公国軍西部方面師団と第一騎兵師団による、公国初の大規模な対戦演習が実施された。
演習は一週間に及び、両軍一進一退の猛烈な攻防を展開。最終的には引き分けに終わったものの、部隊の近代化をアピールする結果となった。

また、この演習を通じ、我が方から技術提供されていた「75mm野砲」「75mm高射砲」「三十年式歩兵銃」「十一年式軽機関銃」、および「九四式軽装甲車(ライセンス生産名称:九四型戦車)」のライセンス生産が現地で本格化している事実が明らかになった。公国軍の火砲・機甲化は急速に進んでいる。

 [下線]三面上段[/下線]
[大文字][太字]◆ クワ・トイネ海軍、ガレー船廃止と「空母建造」の意向表明[/太字][/大文字]
装甲巡洋艦から駆逐艦、駆潜艇まで──ロウリア4400隻を「質」で圧倒へ

【クワ・トイネ発】クワ・トイネ公国海軍が、これまでの主力を担っていた「ガレー船」を全廃する方針を固めた。同海軍は今後、航空母艦(空母)の建造意向を明らかにしたほか、装甲巡洋艦、軽巡洋艦、駆逐艦、哨戒艦、水雷艇、駆潜艇の建造を大々的に推し進めるという。

敵対するロウリア王国海軍は、実に4400隻にも及ぶガレー船の大艦隊を保有しているとされる。公国海軍のこの大胆な近代化舵切りは、数で勝るロウリアに対し、圧倒的な「技術的・質的優位」に立つことでこれを打破する狙いがあるとみられる。

 [下線]三面下段[/下線]
[大文字][太字]◆ 【社説・国内】鎮守府内で「内部抗争」激化の兆し[/太字][/大文字]
艦娘の私闘に憲兵隊が中戦車を出動させる異常事態、陸軍も介入か

【鎮守府発】現在、我が新英独立鎮守府の内部において、不穏な抗争の火種が燃え広がっている。山口提督率いる首脳陣は一連の事態に対して黙秘を貫いているが、艦娘間での「私闘」が目に見えて増加しているのは紛れもない事実である。

事態は深刻であり、憲兵隊が暴動鎮圧のために「九七式中戦車」や「九五式軽戦車」を出動させるケースが頻発。さらに憲兵の手には負えず、陸軍が「三式中戦車」や「一式装甲兵車」を治安維持のために投入する異常事態へ発展している。これに伴い、負傷者の治療による医療品の消費量も跳ね上がっており、内部の亀裂は深まる一方だ。

 [下線]四面上段[/下線]
[大文字][太字]◆ 甘味処が営業再開も、客足は再び「減少傾向」へ[/太字][/大文字]
食糧不足の解消に影を落とす、根深い派閥闘争

【鎮守府街発】異世界転移直後の食糧不足が解決へと向かったことで、鎮守府内では一時閉店していた甘味処などが次々と再開店を果たした。一時は消費量も一定の伸びを見せたものの、最近になって再び客足は減少傾向に転じている。
一見、経済の回復に見える裏で、過熱する艦娘たちの「派閥闘争」や「私闘」が市井の活気に冷や水を浴びせている格好だ。一刻も早い平穏が望まれる。

 [下線]四面中段[/下線]
[大文字][太字]◆ 鎮守府上層部「三つ巴」の権力闘争[/太字][/大文字]
鉄仮面・山口政権に対し、香山派・谷山派が失脚狙い激突

[太字]【政界特報】[/太字]混迷を極める鎮守府上層部の権力構造が浮き彫りとなった。
現在、政府・軍を主導するのは、その冷徹さから“鉄仮面”と称される山口大将率いる現政権(山口派)である。これに対し、合理主義者として知られる「香山派」と、クワ・トイネ公国やクイラ王国との外交交渉を成功させ、人道主義者として高い人気を誇る谷山率いる「谷山派」が激しく対立している。

山口派は現在のところ静観の構えを見せているが、香山派と谷山派の主導権争いは日増しに激化。両派ともに、最終的には現政権である山口大将の失脚を狙い、水面下で激しい工作を続けているとみられる。

 [下線]四面下段[/下線]
[大文字][太字]◆ 「もう限界だ」各部局長から悲鳴と不満続出[/太字][/大文字]
物資不足、書類の山、人手不足──混迷の早期終結を願う声

内部抗争と激変する情勢のシワ寄せは、現場の事務・後方支援に重くのしかかっている。本紙の取材に対し、各部局のトップからは悲鳴にも似た実情が寄せられた。

[下線]後方幕僚部部長・佐山少将[/下線](穏健山口派):
「紙類、潤滑油、そして医療品の不足が著しい。香山派と谷山派の私闘による医療品需要の増大に加え、艦娘たちの政治意識の高まり(ビラ配り等)による印刷機械の酷使で、消耗品が底を突きかけている」

[下線]大木広報部長[/下線]:
「情報と告知の需要に対し、新聞の印刷スピードが全く追いついていない。物理的な限界だ」

[下線]港湾管理局長・青木局長[/下線]:
「輸入が増えるのは良いが、それに伴う輸送船の処理書類が山積みだ。おかげで休日出勤が増えて本当に大迷惑している。いい加減にしてほしい」

[下線]山下憲兵長官[/下線]:
「毎日毎日、派閥絡みの暴動対応ばかりだ。完全に人手不足に陥っている。一刻も早くこの混乱を終結させてくれ」

上層部の権力闘争と前線の物資・人員疲弊。新英独立鎮守府は、対外的な戦争を前に、内側から瓦解しかねない危険な綱渡りを強いられている。

作者メッセージ

うーん、闇しかないなこれ

2026/07/02 08:06

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