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原作には出ない艦娘が多数登場します。
具体的には19世紀末以降の各国艦が艦娘として登場します。(オリジナル艦娘追加。嫌だったら今すぐ戻ってね)
提督の性格がゴミというか、まあ、提督の過去が重いです。それが嫌なら戻ってください。それか、別の作品(異世界共和国戦記など)に移れ。
本作品を読む方は是非とも異世界共和国戦記を読んでください。
キャラ崩壊の可能性あり。

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鉄仮面の鎮守府の異世界転移記録

#10

第八話。秘密意思決定会議①

 秘密意思決定会議…それは、提督が無理してることが発覚して以来は毎月開かれ、第29回目となる今回の秘密意思決定会議。それは、山口派と派閥無所属者達が、鎮守府崩壊を防ぐためにバランスを取るために開催されている。
 しかし、上手くいく決定がなく、どれも後手の対応ばかりで、予防ができないのが現実だ。
 秘密意思決定会議では、満場一致で、谷山を次期提督としてはならず、香山を次期提督とすべきであること、提督の延命をすべきであることは毎回のように決まっているが、議長の足立参謀総長は階級は中将であり、同格なので、提督代理でも回ってこない限り同格の中将である谷山には強く言えず、提督は大将だから、意見具申が関の山である。
 それ故に、最悪を想定して、それに備えるのが本会議であるといえる。
 情けない話ではあるが、参謀総長の権力不足と、権力の山口への集中が招いた後手対応専門の機関と言える。

 今回の議題は中でも悲惨であった。それは…
「こちら、憲兵長官の山下です。現在の状況報告ですが、普段あまりつかわれない裏道などで、艦娘同士の私闘が相次いでおり、憲兵隊は歩兵戦闘車の動員が当たり前となっており、憲兵所属の九七式中戦車を動員する事案も頻発しております。香山派と谷山派の末端の艦娘である、駆逐艦や護衛駆逐艦、海防艦、フリゲート艦、ひどい時には軽巡や非防護巡洋艦まで私闘をしており、憲兵の対応能力は飽和、妖精陸戦隊から正規の歩兵部隊を派遣されている状態です。」
 山下の報告は絶望的であった。このままでは内戦になりかねない。
「こちら、広報幕僚部の佐山です。現在、嗜好品の消費は若干へっていますが、艦娘による新聞購入量増加による印刷機械の潤滑油や紙類の消耗増加により、業務員を六名増強し、さらに、私闘の影響で、医療品の購入が増えており、鎮守府内での生産が追い付かない日もあり、公国から輸入が開始されました。公国にある技術提供した工場での生産が軌道に乗っており、今後私闘が増えるのであれば、購入量が増え、外貨流出に繋がるかと…かくいう私も、胃薬の消費が増え、睡眠剤を導入しました。」
 佐山の報告は意外であった。医療品購入はわかるが、何故紙類と潤滑油が……
「こちら広報部の大木です。まず、購入される新聞が増え、火曜日移行の少数継続販売は追いつかなくなり、継続販売の量は販売日の1割ではなく2割5分に増強されました。原因ですが、世論調査によると、派閥争いで、艦娘の政治意識が高まっているからです。特に、小型艦を中心に増えています…」
 佐山もしかめっ面で、印刷で疲れていることが伺える…
 足立は呟かずにはいられなかった
「こんなこと、提督には報告できん、私に報告するように。提督には偽装報告書類を送れ。提督にはばれないように、秘書官にも伝えろ。」
 全員の参加者が立ち、敬礼をする。佐山、山下、大木という、事実上の政権閣僚と言える者だけでなく、山本、南雲、有賀、宇垣といった中立派軍人までもが…
「了解であります参謀総長閣下。」
 暫くは持つであろうが、雲行きは怪しく、咎める海軍省の消失により、歪みが表面化してきたなと思い、足立はフッと自虐的に笑う。
「私の力不足だ」
 そんな足立の声は誰もいなくなった小会議室に消えた。

作者メッセージ

やっぱり会話書くの大変すぎる。

2026/06/18 07:53

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