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異世界のガリア遠征記録

#2

第二話。リジュール防衛戦Part1

 小都市リジュールでは、ジル男爵が防衛指揮を取っていた。
 彼の部下二万人が防衛線を築き上げるそこに向かうは中東欧連合軍二十万、その指揮を取るのはツァツイ辺境伯だ…
 ツァツイ辺境伯率いる二十万の連合軍は西進を続ける…目標はガリア王国王都…
 
 ツァツイは迷っていた…リジュール前面には防衛線があると先遣隊1000から連絡が来たからだ…その防衛線たるや、山城二つに挟まれる形で水城が配置されている。土塁の防壁があり、さらに水堀もあるという水城を正面突破はできないから山城を攻撃するというのも手だが、山城にも浅いとは言え空堀があり、さらに木製の柵が張り巡らされ、櫓もある…さらに迂回するのも方法としてあるが、山岳地帯では騎兵の機動力を活かすことは難しいし、南方には長く続いているが、北方はすぐ海がある…つまり迂回は南にしかできない。敵に読まれたら消耗線になるし、今回の戦争は敵都市からの略奪前提で、兵站網は杜撰…
 つまり、敵軍殲滅後すぐにリジュールで略奪をする必要がある。
 だからこそ、山城まで迂回はできない。山城か水城を正面突破するしかない…どちらも天然の要害か人工の要害があり、それを突破する戦術を立てる必要がある。普通ならこの戦力で水城を攻めるのは愚策だ。なぜなら重装歩兵や重装騎兵を主体とする連合軍では渡河のための戦闘橋の代わりや船を使って渡る必要があり、失敗すれば溺れ死ぬからです。
 では、山城を攻めるのはどうかといえばそれも普段なら愚策としか言いようがない…なんせ、重装歩兵は密集陣形で本領を発揮するが、平らではない山でそんなことできるわけがないし、重装騎兵は軽装騎兵に比べて短距離での突破力を重視しており、体力消費の激しい重装騎兵では山間部や山岳や山城での戦闘には不向きである…
 故にツァイツ辺境伯は自らの手札の利点を消滅させられたといって過言ではない。ここではやはり現地の軍事組織であるが故に仕方ないとは言え、ガリア王国国境警備隊に部があると言わざる負えない…あちらはそれをわかっている以外にも理由があるとはいえ、軽装歩兵と軽装騎兵主体で、しかも軽装騎兵は弓を持っている。
 どうするべきか…
 彼は決断した…

作者メッセージ

さてと、きったいどんな手をツァイツ辺境伯は考えているのでしょうか。
そして、ジル男爵はどう対処するでしょうか。ジル男爵からすれば敗戦必至ですが、どうやってリジュールからの民間人避難の時間を稼ぐのか…

2026/03/06 07:17

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暴力表現戦争中世

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