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人が死ぬ描写があります。
たった一人の姉のこと
私には姉がいたのよ。
私は彼女が嫌いだった。
「なぜ?」
だって彼女は私を一人の人と思ってはいないから。
「どうしてそう思った?」
彼女の日々の態度を見ていればわかるわ。
私だってわかりたくなかったのよ。
「そうか。では彼女は貴女をどのように思っている?」
そんなのわからない。わかるわけないじゃない。
でも、どうせ彼女は私のことを邪魔者、自分の思い通りになるものと思っているに違いないわ。
「では、貴女は彼女をどのようにおもっている?」
私、、、?
わたし、は、、、昔は、慕っていたわ。彼女のこと。
けれど、あれから、、、彼女は変わってしまった。
それから、私は、彼女を、彼女の言動すべて、素直に受け入れられなかったの。
「貴女がどうして彼女を受け入れられなかったのかは、わかっている?」
彼女の態度が許せない自分の未熟さに、気づいて、そのことが、とても恥ずかしく思えたの。
きっと今まで私がたくさん迷惑をかけたはずなのにね。
それに、彼女が変わってから一人の時間が少なくなったのも要因の一つなのかしらね、言い訳がましいようだけれど。
「、、、彼女を、許せない自分に対して、貴女はどう考える?」
さっきも言ったとおり、自分の未熟さを恥ずかしく思うわ。
それと、こうなるまで変わらなかった自分を、心の底から憎んでいるわ。
「こうなってしまったのは、貴女のせいではないと思うが。」
それは彼女に聞いてみないとわからないわ。
「そう、だな。」
私はね、わからないのよ。彼女が何を考えていたのか。
まあ、当然よね。今まで禄に話をしてこなかったんだから。
私、後悔してるの。あれからもう3年経った。
私ももう変われたはず、今なら、、、理解できると思うの。
彼女の話を聞きたい。
私だけがあのときから変わって、いつか、彼女が見えなくなってしまうんじゃないかって、それが、怖いのよ。
だから行かないと。
「もう、やめないか。」
そんなこと言わないで。
「貴女は!!彼女が、君のたった一人の姉君が、最期になんと言ったか知っているか。」
最期、に、、、。
「彼女はね、貴女に『愛してる。』、と。」
「そして、遺書には『うんと幸せになってからこっちに来て、いっぱい話を聞かせて。』、とも書いてあったはずだ、、、!」
「きっと、貴女は遺書を読んでいないのだろう?」
だって、、、だってお姉ちゃんは私のことが嫌いで、、、だから怖くて、、、!
「彼女は貴女を心から愛しているよ。」
本当に、、、?
信じてもいい、の?
「もちろんだ。彼女は貴女が幸せに生きることを望んでいる。」
「僕からもお願いだ。貴女には、そんな悲しい決断をしないでほしい。」
「もう、無理をしてまで頑張らなくていいよ。」
[水平線]
目が覚めたのは病院で、泣き腫らした彼がそこにいた。
私は彼女が嫌いだった。
「なぜ?」
だって彼女は私を一人の人と思ってはいないから。
「どうしてそう思った?」
彼女の日々の態度を見ていればわかるわ。
私だってわかりたくなかったのよ。
「そうか。では彼女は貴女をどのように思っている?」
そんなのわからない。わかるわけないじゃない。
でも、どうせ彼女は私のことを邪魔者、自分の思い通りになるものと思っているに違いないわ。
「では、貴女は彼女をどのようにおもっている?」
私、、、?
わたし、は、、、昔は、慕っていたわ。彼女のこと。
けれど、あれから、、、彼女は変わってしまった。
それから、私は、彼女を、彼女の言動すべて、素直に受け入れられなかったの。
「貴女がどうして彼女を受け入れられなかったのかは、わかっている?」
彼女の態度が許せない自分の未熟さに、気づいて、そのことが、とても恥ずかしく思えたの。
きっと今まで私がたくさん迷惑をかけたはずなのにね。
それに、彼女が変わってから一人の時間が少なくなったのも要因の一つなのかしらね、言い訳がましいようだけれど。
「、、、彼女を、許せない自分に対して、貴女はどう考える?」
さっきも言ったとおり、自分の未熟さを恥ずかしく思うわ。
それと、こうなるまで変わらなかった自分を、心の底から憎んでいるわ。
「こうなってしまったのは、貴女のせいではないと思うが。」
それは彼女に聞いてみないとわからないわ。
「そう、だな。」
私はね、わからないのよ。彼女が何を考えていたのか。
まあ、当然よね。今まで禄に話をしてこなかったんだから。
私、後悔してるの。あれからもう3年経った。
私ももう変われたはず、今なら、、、理解できると思うの。
彼女の話を聞きたい。
私だけがあのときから変わって、いつか、彼女が見えなくなってしまうんじゃないかって、それが、怖いのよ。
だから行かないと。
「もう、やめないか。」
そんなこと言わないで。
「貴女は!!彼女が、君のたった一人の姉君が、最期になんと言ったか知っているか。」
最期、に、、、。
「彼女はね、貴女に『愛してる。』、と。」
「そして、遺書には『うんと幸せになってからこっちに来て、いっぱい話を聞かせて。』、とも書いてあったはずだ、、、!」
「きっと、貴女は遺書を読んでいないのだろう?」
だって、、、だってお姉ちゃんは私のことが嫌いで、、、だから怖くて、、、!
「彼女は貴女を心から愛しているよ。」
本当に、、、?
信じてもいい、の?
「もちろんだ。彼女は貴女が幸せに生きることを望んでいる。」
「僕からもお願いだ。貴女には、そんな悲しい決断をしないでほしい。」
「もう、無理をしてまで頑張らなくていいよ。」
[水平線]
目が覚めたのは病院で、泣き腫らした彼がそこにいた。
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