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切られた糸は

「自分の言動に責任を持ちなさい」
「一度口に出した言葉はもう戻らないのよ」

[水平線]


なぁんて、よく言ったものだよねぇ。
そんなコトわかってる。
あのときもわかってた。
正しく、理解してた。
でも、俺はまだガキで。
なんにもできなくて。
だから、完璧に、なんてできるわけないって知ってたはずなのに。
「、、、どうして、こうなっちゃったんだろうねぇ?」
「あぁ、ほんとに。」

[水平線]


([小文字]死にたい。[/小文字])


「あきって口悪いよねー。」
「そうかぁ?」
「そんなこたねぇだろ。」
「ほら。」
「あぁ?どこが。」
「ま、あきらしくていいんじゃないかな。」
「ん?ならまぁ、いいか。」
「つーかよぉ、あいつら締めていい?」
意味ねぇだろ。あんなやつ。
「だぁめだって!そういうとこもだよ!
「なんでそう変に正義感が強いんだか。」
「あぁ?んなもん欠片も持ち合わせてねーよ。」
「ほんとに意外だよね。」
「黙れ黙れ。」
そんなわけねぇだろ。俺なんかにそんなものあるはずがない。
それだけは言い切れる。
—————————
—————

——俺は最低な奴なんだって。
周りのやつがそう言ってたのは知ってた。
そうだよなって、俺は共感すらしてた。

ある日、
わざとらしくそんな内容の話を俺らの前でしていった奴がいた。

そうだ、あの日からあいつは明らかに変わった。

まず、あいつは俺に寄り付かなくなった。
いつもなら、
いつもならいつの間にか俺の隣にいたくせに。
くだらない話をして二人で笑っていたのに。


今までが全部 前触れもなく、消えたみたいだった。


それからはあいつ自体はいつもどおり。
俺の周りだけ変わっていった。
すぐ側にいたはずの存在が、遠くで俺の知らねぇ奴と笑ってた。
(俺がお前に何したって?)
あぁ、腹が立つ。
どうしようもないくらい。

そんなもんだったのか。

油断してた。
あいつならって勝手に思って、期待してた。
あいつの優しさに甘えてた。
甘えすぎてたんだよな。
そして、なにより、そんなことに今更気づいた自分が気持ち悪くてしょうがない。

あいつも他の奴と同じだった?

きっとあいつがああしたことにも理由があったんだよな?

もしかしたら あいつがああするほどのことを、俺がしてしまったのかもしれない。

謝りたかった、できることなら。
でも、それもあいつの邪魔になるなら
近づくことさえ許されないのなら、
謝る資格すら もう 俺にはない。

あいつを見ていると、苦しくて。
ふつふつとした怒りが湧いてくる。
それがいつか形を変える前に。
悪い方向へいかないように。

また、間違えてしまわないように。


[水平線]


あれから一度だけ、
あいつから近づいて来たことがあった。

だけど、

「俺の前から消えてくれ。」
「今すぐだ。」


そういって突き放したのは他でもない俺だった。
あいつは何も悪くない。
全部、全部、なにもかも、

俺のせい。

「やっぱ、最低だよな。」
苦しい。
矛盾してる、そんなの俺が一番わかってる。
気持ち悪い。

俺が一番、醜い。

「もう、終いだ。」





[水平線]

あのときから、もうずっと苦しいまま。
死にたいなぁ。

あのときから、
やっぱり、何も変われてないみたいだ。

作者メッセージ

「もう出会うことはないよ。
 もし出会っても、出会ってしまったとしても、
 また、間違いを繰り返すくらいなら。」

「おれの中でずっと後悔してたほうが何倍もいい。」

「きっとそれが、正しい判断なんだよ。」

そう信じるほかない。

会えないから、もう知ることはないから、
会わないと、自分で決めてしまったから。


自分の言葉に、行動に、最期まで責任を持って。




______________________

ここまで読んでくださりありがとうございました!

2026/06/26 20:10

カップツィ
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病み別れ後悔

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