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ちょいグロ表現注意。
私たちが、友達だというのなら。
「”どうだった”」と、尋ねられた。
その男は最後の最後に、残った力を全て使って私の気持ちを問うた。
己の感情を押し付けるだけの男が。
自分だけが愉しければよかった男が、最後に”そういうこと”をした。
私の身体も限界で、
それへの返答は、微かに空気を震わす吐息にしかならなかったけれど。
届いていたらいいと思う。
男が最後言いかけた言葉の先を、私はきっと過たずわかっているように。
ここで生まれた熱こそが、私の楽しみそのものだったと...伝わっていてほしいのだ。
言葉にせずとも、私たちが友だというなら。
テレポの装置が落ちる、音がした。
そこで私の意識は途切れた。
[小文字]『おい、大丈夫か...!!』[/小文字]
[小文字]『両腕が...!』[/小文字]
[小文字]『早く!!......を、!!!』[/小文字]
ああ、みんな泣いているな。
腕くらい、別にいいのに。
一緒に死んではやれなかったから、そのくらいならあげてもいい。
ヘルメス『辛くて悲しいことが沢山あって...それでも君は、この色に囲まれて穏やかに笑うんだね。』
走馬灯......?
目の前には、ヘルメスとメーティオン...周りはお花畑だ。
「...辛くて悲しかったことも、わたしの大切な記憶だから。」
「そう思えるようになるまで、ずいぶん時間はかかったけれどね。」
ヘルメス『そう、なのかな...』
「私は運がよかったんだよ。」
「支えてくれる人たちがいたし...あなたに出会えたもの。」
「この苦しい記憶も、誰かと寄り添う糧になった。」
「そう思うと...なんだか救われたような気持ちになるんだ。」
「ありがとうヘルメス、わたしと出会ってくれて嬉しい。」
ヘルメス『......』
「?」
ヘルメス『......っ』
『じ、自分も...っ』
メーティオン『すき!』
『うれしいっ!とってもすき!私も、会えて、うれしい!』
「わあ、ありがとう!」
「君がここに連れてきてくれたおかげだよ!」
結局、私の身体は両腕を失った。
ギドが義手を作ってはくれたけど....あいつどんな天性してるの...
意識が戻ったとき、それはもうこっぴどくお叱りを受けた。
1人で終末を相手したこと。
ゼノスのことは...今は秘密にしておいてやろう。
だけど...今はね、
「みんなの[漢字]思い[/漢字][ふりがな]デュナミス[/ふりがな]が、私を助けてくれたんだよ。」
って、感謝したいんだ。
END
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