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♱デーモンクラスにようこそ《参加型》♱

#3

みるきぃ&誠の任務。


「あのっ、依頼来てて、読んでも良い…?」


「うん、読んで」


この2人は『デーモンクラス』の中の1ペア。


「えっと、『消したいやつが居るから、どんな方法でも良いので消してくれ。』だって」

小さい悪魔の、『みるきぃ・わーろん』


「え、物騒すぎてやば」


そのペアの、黒マッシュ男子、『悪飾 誠』


「あの、まーさん、どうする?」


「は、はあっ!?まーさん!?キモい!他で呼べよ!」


「あ、す、すみませ…ごめんなさい…」


「っ〜…もうまーさんで良いから!好きにしろ!」


「はっ…うんっ!」


この通り、仲の良いペア。


今日の依頼は、「暗殺依頼」だそう。


「とっ、とりあえず、消したい人とやらに会ってみましょう!」


「ああ、そうだな。」


「えっと、△△県星影市です。」


(神影小学校→△△県神影市)


「おお、結構近いな」


「みるきぃは裏から見守っているので、まーさん。会ってもらっても良い?」


「お、俺かよ。」


「みるきぃは普通の人間さんには見えないので。」


「じゃあ、行ってくる。」


「はぁ、怖いなぁ……。」


裏で、みるきぃが独り言を漏らす。


「君、可愛いね。」


「へっ!?」


(ど、どうして!?みるきぃは普通の人間さんには見えないはずなのに……!?)


「ちゃんと姿、見えてるよ、だっておじさん、能力者だもん。」


この街、神影市は、能力者が多いで有名な地域。


「さぁ、おじさんの所においで?」


「や、やだ!離してっ!」


_________視界が曇る。





パチッ


此処は………?


複数の写真が貼られている部屋。


何故か動けない。


「………うぅ,頭痛い……。」


「あ、やっと起きたぁ。」


そこには、さっきいたおじさんが座り込んでいた。


「此処は、どこっ……?此処から、出してっ、お願いっ涙ポロポロ」


「みるきぃちゃんに泣かれても、これだけは出来ないなぁ。」


「さぁ、おじさんと一緒に暮らそうね?」


「何でっ……やめてよっ……。」


「みるきぃちゃんのおやつ買いに行ってくるからね?」


「…………。」


みるきぃは、声を出さず、俯いている。


横にいるほわいとも、動かない。


バタンっ


ドアを叩く音。


______________『ふっ笑、頭あげろ、タメ口でいいから。』


「ま……まぁ……さん。」


最後の声を振り絞って、呟く。


「んだよ。」


「…。」


「へっ!???」


そこには悪飾 誠、まーさんが立っていた。


「まぁ……さん……?」


「泣いてないでさっさと家から出るぞ。」


「は、うん!」


「てかきもっ…お前の写真貼りまくってんじゃん……。」


よく見ると、壁に貼られている写真は全てみるきぃのオフショットばかり。


そして、依頼人が依頼してきた、「消したい奴」だ。


見れば見るほど鳥肌が止まらない。


「………怖かったです…。」


「そらあんなことされたらな?涙拭け」


誠がそっとハンカチを差し出す。


「……ありがとう。」


「お礼は返せよ笑」


その時返された笑顔は、どこまでも強く、儚い物だった。


「お、おい!お前何してんだ!」


「っ!」


おじさんが家から戻ってきた。


最後の手段。


「おまじないっ!おじさんを消してくださいっ………!」


______________ピカッ!!!!


「っ……?」


その次の瞬間、家の中を見ると、
人の姿はなかった。


「任務、達成……」


いきなり力が抜けて、崩れ落ちる。


「お前すげーじゃん!」


「まぁ……さん………ポロポロ」



その日流した涙は、きっと忘れないだろう。



_________君の、あの笑顔も。










ーーみるきぃ&誠ペア、任務達成ーー

2026/01/25 10:13

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