________ガチャ
「あの、失礼します。」
此処は、アイドルを育てるためだけに出来た学校、『[斜体]私立スターライト小学校[/斜体]』。
「ようこそ、お入り下さい。」
私はこの学校の校長を務めている。
「えっと、[斜体][漢字][水平線]十朱 みや[/漢字][ふりがな]とあけ みや[/ふりがな][/斜体]、22歳、女性、元ダンサーで間違いないですか?」
「はい。」
みやが、こくりと頷く。
「では、最初の質問です。此処の教師になりたいと思った理由は?」
「ダンスの技術を知ってもらいたいのと,子供達に教えて、世界で輝いて欲しいからです。」
校長は、「うんうん」と相づちを打つ。
「それでは、次の質問です。児童への想いはありますか?」
「はい、もちろん、あります。」
即答のみや。
だが、次の質問は。________
「教師を辞める覚悟はありますか?」
「え……?」
想定外の質問に驚くみや。
「どっちですか。」
「っ……。」
みやは、膝の上で握り拳を固める。
「あります。」
「理由は?」
みやは、数秒俯くが、明るい笑顔で応える。
「もし、その時が来たのなら、私の能力不足だと思ったからです。」
「…………。」
「そうですか、ではまた、後日結果をお伝え致します。」
「はいっ。」
みやは、何とも言えない笑顔で、立ち去っていった。
________________後日。
「ふぁ〜…。」
「ん…?」
___校長________________________________________________
_____________
「 I
校長〈 合格です。おめでとう。 I
I____________」
既読
6:52
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「っ………!」
[中央寄せ][大文字]『合格です。』」[/大文字][/中央寄せ]
その文字を、何度も見直した。
「私っ、あの学校に行けるんだっ…」
嬉しいっ……。________
『ダンスの技術を知ってもらいたいのと,子供達に教えて、世界で輝いて欲しいからです。』
__その夢は、近いうちに、「[大文字]夢[/大文字]」ではなくなるかもしれない。