No.U
#1
わたしの本音
「マジキモイんだよお前‼」
「ほんとうぜぇわーwww」
「もう生きる価値無くね?とっとと死んじゃえよ!!!」
わたしが生きてきた人生、人から掛けられた言葉で大半を占めるのは、きっとこういう言葉だ。
言われ慣れた、というと虚しくなるが、もうこういうことを言われても何も感じ得ない自分がいた。悪循環だ。
高校2年になった今でも悪循環は続いていて、というかさらに悪化している。
それも哀しいかな、共学ならまだしもここは女子高だ。
わたしには親も兄弟もいない、小さい頃に捨てられた。まさしく、わたしの人生は産まれてから今までずっと四面楚歌状態。
死んだまま生きてる。そんな感じだ。
今日もいつもと何も変わらない学校生活は終わり、雲行きが怪しくなってきた空を見上げながら家に帰った。
玄関に入ってすぐある立て掛けの鏡を見たとき、少しゾッとした。
クマはくっきり残り、やさぐれたような不摂生な顔。わたしを詰るクラスの女子とはまるで対照的だ。
わたしの心は見た目通りずっと暗かった。今日はいつもより心が重い。きっと天候のせいだ。
電気を点けずに部屋にあるパソコンを開いた。
この生活が嫌だと思わないことは無いが、こんなにしんどくなったのは久しぶりだ。
気を緩めると涙が零れそうだった。ダメだ、泣くな。ああ、でも。
「このままなのは、もう嫌だ。」
気が付くと、どこかのサイトに入ってそう書いていた。
「っ何これ、消さなきゃ‼」慌てふためいていると、そのサイト名が目に入った。
「…ー復讐サイト [漢字]笑瑠[/漢字][ふりがな]える[/ふりがな]…?」
『はいは~~い!!!!呼びました~??
この超美少女腹黒地雷系小悪魔天然系美少女、笑瑠ちゃんを~~??』
「…っっっわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
画面の中からアニメのキャラの様な風貌をした少女が出てきた。
自分でも言っている意味がよく分からないが、本当に目の前で起こっていることだった。
『[小文字]るっせ。[/小文字]ネクラそうな顔して声は異様にデカいんだね💓』
笑瑠と言ったその子は、尻もちをついて顔面蒼白になっているわたしをまじまじと見た。
睫毛が影を落とすほど長く、肌は光るように白かった。髪は不思議なユニコーン色をしている。
自分で言うのも当たり前だという程に、溜息が出るくらいの美少女だった。
『あんまり長く見ないでね💓オレの麗しさに倒れられても困るから💓』
見た目は完全な女の子なのに、一人称は「オレ」らしい。やっぱり不思議だ。
わたしは率直に現状を伺った。
「笑瑠…さん?は何でわたしのところに来たんですか?」
『退屈だな~~。』綺麗な指を髪に絡ませ、吐息を漏らした。
急に退屈、と一言で括られたことで、わたしが頭上に?マークを浮かべていると、それを見据えた様に、
『その言葉だよ。みんなオレを見たときそう言う。』
みんな、ということは他にもこの人を見た人がいるということか。
『なんで、なんてそんなの一番自分たちが分かってるクセに~泣』泣くような真似をして甘えた声を出した。
「でも、わたしはあなたを意図して呼んだわけでは無いんで…す。」
『へぇ~~~??それはオカシイなぁ。コレ、お前が書いたんでしょ?』
そういうと机の上にあったパソコンを叩いて指した。
「このままなのは、もう嫌だ。」
わたしが無意識に書いた言葉だ。
『オレは来たんじゃない、呼ばれたんだよ、お前に💓ねぇねぇ、悩んでること、あるんでしょ??吐きなよ、早く。』
「そんな!わたしは、悩みなんて…」
『オレってさ、』彼女がわたしの頭をグッと掴んで引き寄せた。
『相当な悩みがない人のところにしか来れないんだよ、この意味分かるでしょ?』
顔を近付けたことで分かる、彼女の美しさ。妖艶な笑みに全てを持っていかれそうになる。
「私は……」顔が火照りを帯びていくのが嫌でも分かる。
「このままじゃ、嫌だ。」
これが、わたしの本音。言ってしまうと、今までの暗さが無くなり、純粋な復讐心が芽生えてきた。
彼女はわたしを放し、ふふっと笑った。
『じゃ、殺ろっか💓』
「ほんとうぜぇわーwww」
「もう生きる価値無くね?とっとと死んじゃえよ!!!」
わたしが生きてきた人生、人から掛けられた言葉で大半を占めるのは、きっとこういう言葉だ。
言われ慣れた、というと虚しくなるが、もうこういうことを言われても何も感じ得ない自分がいた。悪循環だ。
高校2年になった今でも悪循環は続いていて、というかさらに悪化している。
それも哀しいかな、共学ならまだしもここは女子高だ。
わたしには親も兄弟もいない、小さい頃に捨てられた。まさしく、わたしの人生は産まれてから今までずっと四面楚歌状態。
死んだまま生きてる。そんな感じだ。
今日もいつもと何も変わらない学校生活は終わり、雲行きが怪しくなってきた空を見上げながら家に帰った。
玄関に入ってすぐある立て掛けの鏡を見たとき、少しゾッとした。
クマはくっきり残り、やさぐれたような不摂生な顔。わたしを詰るクラスの女子とはまるで対照的だ。
わたしの心は見た目通りずっと暗かった。今日はいつもより心が重い。きっと天候のせいだ。
電気を点けずに部屋にあるパソコンを開いた。
この生活が嫌だと思わないことは無いが、こんなにしんどくなったのは久しぶりだ。
気を緩めると涙が零れそうだった。ダメだ、泣くな。ああ、でも。
「このままなのは、もう嫌だ。」
気が付くと、どこかのサイトに入ってそう書いていた。
「っ何これ、消さなきゃ‼」慌てふためいていると、そのサイト名が目に入った。
「…ー復讐サイト [漢字]笑瑠[/漢字][ふりがな]える[/ふりがな]…?」
『はいは~~い!!!!呼びました~??
この超美少女腹黒地雷系小悪魔天然系美少女、笑瑠ちゃんを~~??』
「…っっっわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
画面の中からアニメのキャラの様な風貌をした少女が出てきた。
自分でも言っている意味がよく分からないが、本当に目の前で起こっていることだった。
『[小文字]るっせ。[/小文字]ネクラそうな顔して声は異様にデカいんだね💓』
笑瑠と言ったその子は、尻もちをついて顔面蒼白になっているわたしをまじまじと見た。
睫毛が影を落とすほど長く、肌は光るように白かった。髪は不思議なユニコーン色をしている。
自分で言うのも当たり前だという程に、溜息が出るくらいの美少女だった。
『あんまり長く見ないでね💓オレの麗しさに倒れられても困るから💓』
見た目は完全な女の子なのに、一人称は「オレ」らしい。やっぱり不思議だ。
わたしは率直に現状を伺った。
「笑瑠…さん?は何でわたしのところに来たんですか?」
『退屈だな~~。』綺麗な指を髪に絡ませ、吐息を漏らした。
急に退屈、と一言で括られたことで、わたしが頭上に?マークを浮かべていると、それを見据えた様に、
『その言葉だよ。みんなオレを見たときそう言う。』
みんな、ということは他にもこの人を見た人がいるということか。
『なんで、なんてそんなの一番自分たちが分かってるクセに~泣』泣くような真似をして甘えた声を出した。
「でも、わたしはあなたを意図して呼んだわけでは無いんで…す。」
『へぇ~~~??それはオカシイなぁ。コレ、お前が書いたんでしょ?』
そういうと机の上にあったパソコンを叩いて指した。
「このままなのは、もう嫌だ。」
わたしが無意識に書いた言葉だ。
『オレは来たんじゃない、呼ばれたんだよ、お前に💓ねぇねぇ、悩んでること、あるんでしょ??吐きなよ、早く。』
「そんな!わたしは、悩みなんて…」
『オレってさ、』彼女がわたしの頭をグッと掴んで引き寄せた。
『相当な悩みがない人のところにしか来れないんだよ、この意味分かるでしょ?』
顔を近付けたことで分かる、彼女の美しさ。妖艶な笑みに全てを持っていかれそうになる。
「私は……」顔が火照りを帯びていくのが嫌でも分かる。
「このままじゃ、嫌だ。」
これが、わたしの本音。言ってしまうと、今までの暗さが無くなり、純粋な復讐心が芽生えてきた。
彼女はわたしを放し、ふふっと笑った。
『じゃ、殺ろっか💓』