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ロッキーとのババ抜き対決を終えた五分たちは、ついに“千虹龍”がいるとされる洞窟へとたどり着いていた。
「ついに……到着したね」
龍華はどこか嬉しそうな表情で呟いた。だがその声には、どこか覚悟を決めたような響きもある。
「そうだね……って全然関係ないんだけど、カレーって週3で食べてもいけるよね?」
「今その話いる!?空気読んで!あと絶対その場しのぎのボケでしょ!?」
さくら、即ツッコミ。
そんなやりとりを交えつつ洞窟の奥へ進んだ三人。
やがて彼らは、巨大な空洞へとたどり着く。
そこで、待ち構えていたのは、
因縁の敵であり、旅の目的───
「……千虹龍……!!」
空洞の中央に、背の高い羽の生えた美しい女性が立っていた。
その姿に魅了される五分とさくらは美しさに驚きを隠せなかった。
だが、五分は静かにその場を離れ、ゆっくりと千虹龍のもとへ歩み寄っていく。
(まさか……龍華のために……っ!)
「……千虹龍さん」
「なんだ?」
五分の真剣な背中と決意を見つめ、内心少し感動していた。
(五分……ついに、勇気を見せるのか……!)
しかし、現実は甘くなかった。
「トイレってどこですか?」
「はよ行けッ!!」
───場の空気は崩壊したが、いよいよ本題へ。
千虹龍と龍華、師弟の対峙。
「仲間を連れて、私に会いに来たか……」
「そうよ!私のゲームならまだしても、弟子を使って私を処刑なんて!!
自らかかって来なさいよ!!」
「……そうか、だが私は手を汚したくないのでね」
「──なんて卑劣な!!」
あまりの酷い言葉に龍華の怒りが爆発する。
唐突に千虹龍が指を鳴らす。
「悪いが──仲間たちには、消えてもらおう」
突然、五分とさくらの足元がパカッと割れ──
「「キャァァァァーッ!」」
「五分!さくら!」
叫び声とともに、二人は底の見えない深穴へと落下していった。
……残されたのは、千虹龍と龍華の二人だけ。
「五分たちを戻しなさい!!」
「これは……お前の問題だ、龍華。──お前には“処刑”を与える。
……ただそれだけだ。」
「ぐぬぬ……!」
龍華は拳を構える。構えたその瞬間──千虹龍の手から放たれたのは、虹色に輝く雷のブレス!
ビシャアアアッ!!
大空洞を大爆発が包み込む。その衝撃を受け流しながらも、龍華は攻撃を受けてしまう。
「私に勝てると思うな、龍華」
「ぐっ……!」
さらに千虹龍は羽ばたき、宙高く舞い上がると、翼から鋭い風の斬撃を連続で放つ!
バシュッ!バシュバシュッ!!
「ウゥッ……!」
龍華の体に次々と斬撃が当たる。血が飛び、膝をつきかける。
さらに千虹龍が、最後のトドメの一撃を構えたその時──
龍華が語る。
「千虹龍師匠……!この旅を得て知ったよ……、私たち龍族が、闘気によるパワーにより細胞を活発化させることで一時的に龍に変化するという、この意味を──!」
「脅しはやめなさい龍華」
しかし龍華が続けて呟く。
「細胞でもなんでも無かった……竜千化って、“決意”なんだよね」
「な、何を言って……!!」
叫びを上げる!
「竜千化(Draco Milleformis)ッ!!」
龍華の身体から、赤く燃えるような闘気が立ち昇る。
その姿を見て、千虹龍が焦りを見せる。
「ならば……!」
千虹龍はトドメの攻撃を解き放ち、大爆発が龍華を包み込む!
だが──煙の中から現れたのは、圧倒的な存在感を放つ巨大な赤き龍の姿だった!!
「──返してもらうよ、私の“仲間”も、“ゲーム”も、決意でねッ!!」
竜の姿となった龍華は──
そのまま洞窟の天井へと高く舞い上がり、口から赤き炎のブレスをぶちかました!
「ぐっ……!」
直撃──!
千虹龍はブレスが直撃し、怯む。
その隙を突き、龍華は尾を振りかざし、千虹龍を吹っ飛ばした。
バゴォッ!
「くっ……龍華……!」
吹き飛ばされながらも、千虹龍はすぐに態勢を立て直し、反撃の雷を構える。
腕から放たれるのは、美しくも恐ろしい虹色の雷ブレス!
バリバリバリィィン!!
──しかし届かない!
すでに龍華はその射線を外れていた。
龍の姿となった彼女は、かつてないほどの速度で飛翔し、巨大洞窟を縦横無尽に駆け抜けていた!
「師匠!!」
空中を駆けながら、龍華が叫ぶ!
「これが──私の力!この旅を通じて私は知ったんだ、決意を仲間のパワーをッ!その力が、今の私を支えてる──闘気による力を手にした私は、師匠を超える!」
紅き龍が咆哮を上げた。
その力は確かに、かつての龍華では及びもしなかった次元のものだった。
……だが。
千虹龍は静かに構え直すと、低く、落ち着いた声で告げた。
「……少し、“ワガママ娘”にしつけをしよう。」
「……!!」
「竜千化ッ(Draco Milleformis)!!」
その瞬間、千虹龍の全身に雷光が走る!
バチバチと弾ける音が空間を満たし、激しい爆発音とともに巨大なエネルギーが洞窟全体を包む!
ドォォォォォォン!!!
煙が舞い、空間が揺れ──その中から現れたのは──
「虹色の龍。」
それは、龍華を凌駕するほどの大きさと、美しさ、そして圧倒的な“格”を持っていた。
その体にまとわりつくのは、七色の雷。
目を見開く龍華。
「く、くっ、、」
「龍華……!」
雷鳴が轟く。
千虹龍は口を大きく開け、溜める──溜める──そして──
放つ!!
『虹雷閃光!!』
ズドォォォン!!!
空間を割るような轟音とともに、龍華はブレスの直撃を受ける──!
「うああぁぁぁっっ!!」
あまりの威力に耐えきれず、“竜千化”は強制的に解除されてしまった。
地面に叩きつけられ、煙を上げて倒れこむ。
「っ……く……!」
龍華は、動けなかった。
──“圧倒的な力”を前に動けないのだ。
「ついに……到着したね」
龍華はどこか嬉しそうな表情で呟いた。だがその声には、どこか覚悟を決めたような響きもある。
「そうだね……って全然関係ないんだけど、カレーって週3で食べてもいけるよね?」
「今その話いる!?空気読んで!あと絶対その場しのぎのボケでしょ!?」
さくら、即ツッコミ。
そんなやりとりを交えつつ洞窟の奥へ進んだ三人。
やがて彼らは、巨大な空洞へとたどり着く。
そこで、待ち構えていたのは、
因縁の敵であり、旅の目的───
「……千虹龍……!!」
空洞の中央に、背の高い羽の生えた美しい女性が立っていた。
その姿に魅了される五分とさくらは美しさに驚きを隠せなかった。
だが、五分は静かにその場を離れ、ゆっくりと千虹龍のもとへ歩み寄っていく。
(まさか……龍華のために……っ!)
「……千虹龍さん」
「なんだ?」
五分の真剣な背中と決意を見つめ、内心少し感動していた。
(五分……ついに、勇気を見せるのか……!)
しかし、現実は甘くなかった。
「トイレってどこですか?」
「はよ行けッ!!」
───場の空気は崩壊したが、いよいよ本題へ。
千虹龍と龍華、師弟の対峙。
「仲間を連れて、私に会いに来たか……」
「そうよ!私のゲームならまだしても、弟子を使って私を処刑なんて!!
自らかかって来なさいよ!!」
「……そうか、だが私は手を汚したくないのでね」
「──なんて卑劣な!!」
あまりの酷い言葉に龍華の怒りが爆発する。
唐突に千虹龍が指を鳴らす。
「悪いが──仲間たちには、消えてもらおう」
突然、五分とさくらの足元がパカッと割れ──
「「キャァァァァーッ!」」
「五分!さくら!」
叫び声とともに、二人は底の見えない深穴へと落下していった。
……残されたのは、千虹龍と龍華の二人だけ。
「五分たちを戻しなさい!!」
「これは……お前の問題だ、龍華。──お前には“処刑”を与える。
……ただそれだけだ。」
「ぐぬぬ……!」
龍華は拳を構える。構えたその瞬間──千虹龍の手から放たれたのは、虹色に輝く雷のブレス!
ビシャアアアッ!!
大空洞を大爆発が包み込む。その衝撃を受け流しながらも、龍華は攻撃を受けてしまう。
「私に勝てると思うな、龍華」
「ぐっ……!」
さらに千虹龍は羽ばたき、宙高く舞い上がると、翼から鋭い風の斬撃を連続で放つ!
バシュッ!バシュバシュッ!!
「ウゥッ……!」
龍華の体に次々と斬撃が当たる。血が飛び、膝をつきかける。
さらに千虹龍が、最後のトドメの一撃を構えたその時──
龍華が語る。
「千虹龍師匠……!この旅を得て知ったよ……、私たち龍族が、闘気によるパワーにより細胞を活発化させることで一時的に龍に変化するという、この意味を──!」
「脅しはやめなさい龍華」
しかし龍華が続けて呟く。
「細胞でもなんでも無かった……竜千化って、“決意”なんだよね」
「な、何を言って……!!」
叫びを上げる!
「竜千化(Draco Milleformis)ッ!!」
龍華の身体から、赤く燃えるような闘気が立ち昇る。
その姿を見て、千虹龍が焦りを見せる。
「ならば……!」
千虹龍はトドメの攻撃を解き放ち、大爆発が龍華を包み込む!
だが──煙の中から現れたのは、圧倒的な存在感を放つ巨大な赤き龍の姿だった!!
「──返してもらうよ、私の“仲間”も、“ゲーム”も、決意でねッ!!」
竜の姿となった龍華は──
そのまま洞窟の天井へと高く舞い上がり、口から赤き炎のブレスをぶちかました!
「ぐっ……!」
直撃──!
千虹龍はブレスが直撃し、怯む。
その隙を突き、龍華は尾を振りかざし、千虹龍を吹っ飛ばした。
バゴォッ!
「くっ……龍華……!」
吹き飛ばされながらも、千虹龍はすぐに態勢を立て直し、反撃の雷を構える。
腕から放たれるのは、美しくも恐ろしい虹色の雷ブレス!
バリバリバリィィン!!
──しかし届かない!
すでに龍華はその射線を外れていた。
龍の姿となった彼女は、かつてないほどの速度で飛翔し、巨大洞窟を縦横無尽に駆け抜けていた!
「師匠!!」
空中を駆けながら、龍華が叫ぶ!
「これが──私の力!この旅を通じて私は知ったんだ、決意を仲間のパワーをッ!その力が、今の私を支えてる──闘気による力を手にした私は、師匠を超える!」
紅き龍が咆哮を上げた。
その力は確かに、かつての龍華では及びもしなかった次元のものだった。
……だが。
千虹龍は静かに構え直すと、低く、落ち着いた声で告げた。
「……少し、“ワガママ娘”にしつけをしよう。」
「……!!」
「竜千化ッ(Draco Milleformis)!!」
その瞬間、千虹龍の全身に雷光が走る!
バチバチと弾ける音が空間を満たし、激しい爆発音とともに巨大なエネルギーが洞窟全体を包む!
ドォォォォォォン!!!
煙が舞い、空間が揺れ──その中から現れたのは──
「虹色の龍。」
それは、龍華を凌駕するほどの大きさと、美しさ、そして圧倒的な“格”を持っていた。
その体にまとわりつくのは、七色の雷。
目を見開く龍華。
「く、くっ、、」
「龍華……!」
雷鳴が轟く。
千虹龍は口を大きく開け、溜める──溜める──そして──
放つ!!
『虹雷閃光!!』
ズドォォォン!!!
空間を割るような轟音とともに、龍華はブレスの直撃を受ける──!
「うああぁぁぁっっ!!」
あまりの威力に耐えきれず、“竜千化”は強制的に解除されてしまった。
地面に叩きつけられ、煙を上げて倒れこむ。
「っ……く……!」
龍華は、動けなかった。
──“圧倒的な力”を前に動けないのだ。
- 1.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第一話「原点にして底辺」
- 2.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第二話「ペットの田中さん」
- 3.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第三話「遂に始動!暑い原因はバナナかも?」
- 4.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第四話「干物とプリンと決意」
- 5.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第五話「果てしなき思い出はここから」
- 6.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第六話「ナルシストと自撮り棒は紙一重」
- 7.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第七話「誘惑のお姉さん」
- 8. 第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第八話「洞窟遭難 前編」
- 9.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第九話「洞窟遭難 後編」
- 10.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十話「主人公の定義」
- 11.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十一話「アニメみたいな設定?明かされた謎」
- 12.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十二話「ごめんねクリチー。 前編」
- 13.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十三話「ごめんねクリチー。 後編」
- 14.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十四話「再来!誘惑お姉さん!驚異的だからみんなで逃げたい」
- 15.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十五話「静かな夜の思い出」
- 16.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十六話「爆弾はロリロリのねのね、なのね!」
- 17.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十七話「“厄雷の翠”」
- 18.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十八話「タイトル回収♪」
- 19.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十九話「黄金の絆」
- 20.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第二十話「暖かな時間」
- 21.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十一話「野菜畑の田中さん」
- 22.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十二話「あの恐ろしき角は冒険の予感?」
- 23.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十三話「実にくだらない」
- 24.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十四話「まな板と失われた尊厳」
- 25.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十五話「非情」
- 26.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十六話「パンツの替えが必要だ」
- 27.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十七話「龍華を賭けてババ抜き対決〜°・*:.。.☆ うふーん♡ 前編♡」
- 28.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十八話「龍華を賭けてババ抜き対決〜°・*:.。.☆ うふーん♡ 後編♡」
- 29.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十九話「龍による戦い」
- 30.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第三十話「Duo Nexus ―交差する絆―」
- 31.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十一話「ピンクの嵐は突然に」
- 32.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十二話「真美さんは喋りたい」
- 33.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十三話「ひまりさんと(仮)ヒロイン」
- 34.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十四話「優しい会話」
- 35.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十五話「モブは引き立て役じゃないよ、モブは裏の勇士さ 前編」
- 36.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十六話「モブは引き立て役じゃないよ、モブは裏の勇士さ 後編」
- 37.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十七話「信じているよ、本当に」
- 38.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十八話「綺羅ちゃんとしてよろしくね」
- 39.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十九話「急なデートは今すぐにも」