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誤った・不適切な表現等がございます、世界観としてお楽しみください。
五分、さくら、龍華の三人は、
伝説のドラゴンであり龍華の師匠でもある「千虹龍」を倒すため──旅に出ることとなった。
目的地は、龍華の超ふわっとした情報によるとこうだ:
> 「途中まで炎王城までのルートで、途中の砂漠の反対側の山。たぶん、そこにいるらしい」
「『たぶん』って言ったぞこいつ……」
旅は始まったばかり。
だが──この時、五分はある衝撃の事実に気づく。
「さくら……衝撃の事実に気づいたんだけどさ……」
「ん?なに?」
「……僕ら、学校サボってない……?」
「いや、そうだよ!?てか第一章の炎王騒動の時もサボってたかりね?!
なにこのタイミングで気づくの!?遅すぎでしょ!?学校で季節変わっとるわ!!」
超早口のツッコミラッシュにさくらはハァハァと息を切らす。
「いや、肺活量や、やば……」
そんなこんなでズカズカと草原を進む三人。
その途中、さくらが気になっていたことを龍華に尋ねた。
「ねぇ、千虹龍って、どんな力使うの?やっぱり虹色ビーム的な?」
「……いい質問だね!だがその質問には答えられない!」
「なんで?」
「私も知らないからだ!」
「知らねぇのかよォォォ!!師匠なのに!?弟子なのに!?弟子ってそういう情報共有しとくべきじゃないの!?」
一行がさらに突き進む。
草むらでゴソゴソと音がした。五分がしゃがんで確認する。
「なんだこれ……動いてる?」
──その瞬間。
草むらをガサガサとかき分け、一人の赤キャップの少女が飛び出してきた!
「龍華~!探したよーっ!」
赤いキャップを深々と被り、全身真っ赤な服装。ハイテンションのまま龍華に飛びつく。
……と思ったら。
さらに、青いキャップの少女が飛び出し──
続いて、銀色のキャップをかぶった少女まで現れる。
「「「……!!!」」」
五分の目が点になる。
「ちょ、ちょっと!?出すぎじゃない!?草むらって何?ファンタジーのバイキング状態なの!?」
さくらが思わずツッコむ。
「こ、この子達知り合い?」
龍華はにっこりと頷いて、あっけらかんと答えた。
「うん!知り合いだよ!同じ千虹龍の弟子たちなんだ!」
「……個性的な弟子すぎるでしょ」
さくらの声が微妙に震える。
そんな中、一歩前に出た赤キャップの少女が元気よく名乗った。
「私は赤李(あかり)!千虹龍師匠の四番弟子だっち!!15歳で、好きな色はもちろん赤っ!」
赤髪に赤キャップ、真っ赤なブカブカスカート。まるで歩く赤信号のように鮮烈な少女。
愛らしい姿だ。
続いて銀色のキャップ少女が胸を張る。
「私は銀子(ぎんこ)!同じく15歳!五番弟子!そして見ての通り、ピカピカ担当でーす☆」
白と銀色で統一された制服姿、煌めく銀髪。
最後に、青キャップの少女がクールに一言。
「私は……青維(あおい)。六番弟子……16歳……よろしく」
淡いコーン色の髪を揺らし、すっと一歩前に出る。
三人は互いに視線を交わし、唐突にポーズを決めた。
「「「三人揃って──ティッシュ箱詰め隊!!」」」
ドンッ!!
「なにそのザコ臭しかしない戦隊名!?しかも全員ティッシュ前提ってどういう発想!?」
五分が全力で叫ぶも、完全に空気を読まないノリ。
一方、さくらは三人をじーっと見つめ──目をキラリと輝かせた。
「……うわ、かわいい~!!私さくら!よろしくね~!」
次の瞬間、彼女は小さな三人をまとめて抱き寄せ、頭をよしよし撫で始めた。
完全にほっこりモード。
「うぅ〜かわちい〜!!」
だが──
ムニッ。
「……っ」
銀子の手が、無意識のままさくらの胸に触れてしまった。
銀子は、ぽつりと。
「……小さい。」
……沈黙。
自然すぎるセクハラに、さくらの思考がフリーズする。顔がみるみる真っ赤に染まっていく。
「え、えぇっ///」
空気が張り詰めたその瞬間──
「ストーーップ!!」
五分が全力で割って入り、叫ぶ。
「──エッチなのはダメ!死刑!!」
「なんか人格乗り移ってるよ?!!」
「いや、その、えーと、とにかくダメ!」
しーん……
五分の視線が桜の胸から離れない。
やがて、さくらが赤面したまま小声で呟く。
「え、えぇ……ご、五分……触りたいの?//」
「い、いやいやっ!まな板なんか触らないってば!!///」
しかし赤李が冷静に、そして鋭く放つ。
「図星なんですね」
「…………(絶望した顔)」
全方向からのじっとりとした視線。
照れと焦りと羞恥にまみれた五分は、なぜか一人だけ、真昼の太陽に干からびたモグラのような顔になっていた。
こうしてまた一つ──五分の尊厳は、世界から失われたのであった。
伝説のドラゴンであり龍華の師匠でもある「千虹龍」を倒すため──旅に出ることとなった。
目的地は、龍華の超ふわっとした情報によるとこうだ:
> 「途中まで炎王城までのルートで、途中の砂漠の反対側の山。たぶん、そこにいるらしい」
「『たぶん』って言ったぞこいつ……」
旅は始まったばかり。
だが──この時、五分はある衝撃の事実に気づく。
「さくら……衝撃の事実に気づいたんだけどさ……」
「ん?なに?」
「……僕ら、学校サボってない……?」
「いや、そうだよ!?てか第一章の炎王騒動の時もサボってたかりね?!
なにこのタイミングで気づくの!?遅すぎでしょ!?学校で季節変わっとるわ!!」
超早口のツッコミラッシュにさくらはハァハァと息を切らす。
「いや、肺活量や、やば……」
そんなこんなでズカズカと草原を進む三人。
その途中、さくらが気になっていたことを龍華に尋ねた。
「ねぇ、千虹龍って、どんな力使うの?やっぱり虹色ビーム的な?」
「……いい質問だね!だがその質問には答えられない!」
「なんで?」
「私も知らないからだ!」
「知らねぇのかよォォォ!!師匠なのに!?弟子なのに!?弟子ってそういう情報共有しとくべきじゃないの!?」
一行がさらに突き進む。
草むらでゴソゴソと音がした。五分がしゃがんで確認する。
「なんだこれ……動いてる?」
──その瞬間。
草むらをガサガサとかき分け、一人の赤キャップの少女が飛び出してきた!
「龍華~!探したよーっ!」
赤いキャップを深々と被り、全身真っ赤な服装。ハイテンションのまま龍華に飛びつく。
……と思ったら。
さらに、青いキャップの少女が飛び出し──
続いて、銀色のキャップをかぶった少女まで現れる。
「「「……!!!」」」
五分の目が点になる。
「ちょ、ちょっと!?出すぎじゃない!?草むらって何?ファンタジーのバイキング状態なの!?」
さくらが思わずツッコむ。
「こ、この子達知り合い?」
龍華はにっこりと頷いて、あっけらかんと答えた。
「うん!知り合いだよ!同じ千虹龍の弟子たちなんだ!」
「……個性的な弟子すぎるでしょ」
さくらの声が微妙に震える。
そんな中、一歩前に出た赤キャップの少女が元気よく名乗った。
「私は赤李(あかり)!千虹龍師匠の四番弟子だっち!!15歳で、好きな色はもちろん赤っ!」
赤髪に赤キャップ、真っ赤なブカブカスカート。まるで歩く赤信号のように鮮烈な少女。
愛らしい姿だ。
続いて銀色のキャップ少女が胸を張る。
「私は銀子(ぎんこ)!同じく15歳!五番弟子!そして見ての通り、ピカピカ担当でーす☆」
白と銀色で統一された制服姿、煌めく銀髪。
最後に、青キャップの少女がクールに一言。
「私は……青維(あおい)。六番弟子……16歳……よろしく」
淡いコーン色の髪を揺らし、すっと一歩前に出る。
三人は互いに視線を交わし、唐突にポーズを決めた。
「「「三人揃って──ティッシュ箱詰め隊!!」」」
ドンッ!!
「なにそのザコ臭しかしない戦隊名!?しかも全員ティッシュ前提ってどういう発想!?」
五分が全力で叫ぶも、完全に空気を読まないノリ。
一方、さくらは三人をじーっと見つめ──目をキラリと輝かせた。
「……うわ、かわいい~!!私さくら!よろしくね~!」
次の瞬間、彼女は小さな三人をまとめて抱き寄せ、頭をよしよし撫で始めた。
完全にほっこりモード。
「うぅ〜かわちい〜!!」
だが──
ムニッ。
「……っ」
銀子の手が、無意識のままさくらの胸に触れてしまった。
銀子は、ぽつりと。
「……小さい。」
……沈黙。
自然すぎるセクハラに、さくらの思考がフリーズする。顔がみるみる真っ赤に染まっていく。
「え、えぇっ///」
空気が張り詰めたその瞬間──
「ストーーップ!!」
五分が全力で割って入り、叫ぶ。
「──エッチなのはダメ!死刑!!」
「なんか人格乗り移ってるよ?!!」
「いや、その、えーと、とにかくダメ!」
しーん……
五分の視線が桜の胸から離れない。
やがて、さくらが赤面したまま小声で呟く。
「え、えぇ……ご、五分……触りたいの?//」
「い、いやいやっ!まな板なんか触らないってば!!///」
しかし赤李が冷静に、そして鋭く放つ。
「図星なんですね」
「…………(絶望した顔)」
全方向からのじっとりとした視線。
照れと焦りと羞恥にまみれた五分は、なぜか一人だけ、真昼の太陽に干からびたモグラのような顔になっていた。
こうしてまた一つ──五分の尊厳は、世界から失われたのであった。
- 1.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第一話「原点にして底辺」
- 2.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第二話「ペットの田中さん」
- 3.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第三話「遂に始動!暑い原因はバナナかも?」
- 4.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第四話「干物とプリンと決意」
- 5.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第五話「果てしなき思い出はここから」
- 6.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第六話「ナルシストと自撮り棒は紙一重」
- 7.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第七話「誘惑のお姉さん」
- 8. 第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第八話「洞窟遭難 前編」
- 9.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第九話「洞窟遭難 後編」
- 10.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十話「主人公の定義」
- 11.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十一話「アニメみたいな設定?明かされた謎」
- 12.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十二話「ごめんねクリチー。 前編」
- 13.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十三話「ごめんねクリチー。 後編」
- 14.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十四話「再来!誘惑お姉さん!驚異的だからみんなで逃げたい」
- 15.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十五話「静かな夜の思い出」
- 16.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十六話「爆弾はロリロリのねのね、なのね!」
- 17.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十七話「“厄雷の翠”」
- 18.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十八話「タイトル回収♪」
- 19.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第十九話「黄金の絆」
- 20.第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第二十話「暖かな時間」
- 21.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十一話「野菜畑の田中さん」
- 22.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十二話「あの恐ろしき角は冒険の予感?」
- 23.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十三話「実にくだらない」
- 24.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十四話「まな板と失われた尊厳」
- 25.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十五話「非情」
- 26.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十六話「パンツの替えが必要だ」
- 27.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十七話「龍華を賭けてババ抜き対決〜°・*:.。.☆ うふーん♡ 前編♡」
- 28.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十八話「龍華を賭けてババ抜き対決〜°・*:.。.☆ うふーん♡ 後編♡」
- 29.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第二十九話「龍による戦い」
- 30.第二章「伝説の龍は娘に怒ってます!編」 第三十話「Duo Nexus ―交差する絆―」
- 31.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十一話「ピンクの嵐は突然に」
- 32.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十二話「真美さんは喋りたい」
- 33.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十三話「ひまりさんと(仮)ヒロイン」
- 34.第三章「糸はマキマキ、永遠にマキ込むは真気 編」第三十四話「優しい会話」
- 35.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十五話「モブは引き立て役じゃないよ、モブは裏の勇士さ 前編」
- 36.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十六話「モブは引き立て役じゃないよ、モブは裏の勇士さ 後編」
- 37.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十七話「信じているよ、本当に」
- 38.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十八話「綺羅ちゃんとしてよろしくね」
- 39.第三章「糸はマキマキ、無限に絡むは真気 編」第三十九話「急なデートは今すぐにも」