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僕のふざけた思い出

#1

第一章「火災保険は入っとけ!みんな大ピンチ!?編」 第一話「原点にして底辺」

前回のあらすじ。

──全てが滅び、全てが焼失した。
しかし、新たな物語が幕を開ける。
主人公が、この物語に現る。

その名を──五分(ごふん)。

「やあ、みんな、この物語を選んでくれてありがとう」

声は軽やかで、どこかふざけた調子。
肩をすくめ、自語りを始める。

「僕の名前は…五分でいいのかな?とりあえず、一般女子高校生。今回は君に一つ伝えたいことがあるんだ」

少し溜めてから、きっぱり言い放った。

「君が思う以上にこの“物語”はふざけているかもしれない」

淡々と語る。

「この物語を読んでしまった時点で──いや、これ以上はやめておくね、ネタバレになるから。」

意味深に呟いたその言葉、これからの“物語”を知っているようにも思える。
この物語がどう進み、どうなるのか、永遠の思い出は幕を開けそうだ。

五分?は椅子に座ると、一言だけ呟いた。

「――“ありがとう読んでくれて”」

その一言と共に、場面は切り替わった。

───────────────────────────────────

「いっやぁぁ!! 助けてぇぇぇぇ!!」

絶叫。
五分は全力で駆けていた。

地面が揺れ、大地が響く。
振り返れば、恐ろしい存在が突進してくる。

「なんでっ……イノシシなのに、スライムなの!?」

その生き物は、イノシシの巨体にスライムの質感をまとった奇怪な魔物。
見た目は不気味、愛嬌ゼロ。しかも恐ろしく速い。
ぷるぷると揺れながら、楽しそうに追いかけてくる。

「こっちは命懸けなのに……向こうは完全に運動会気分じゃん!」

必死に逃げる五分の視界に、救いの光が飛び込んだ。

「──コンビニ!」

滑り込むように自動ドアへ飛び込み、床に転がる。
直後、足音──というよりスライム音がぴたりと止んだ。

「はぁ……はぁ……。なんで、林を通っただけで襲ってくるの、宗教観勧誘かよ」

肩で息をしながら立ち上がった瞬間。

「あんた、それ偏見の極みよ」

「うぎゃぇrg!!・・・ってあれ?」

甘いリンスの香りが漂う、すぐさま振り向くとそこには五分の幼馴染──さくらの姿だ。

「あんた…動揺しすぎよ、、てか叫び方キモいわね」

「お世辞でもひどいね、」

容姿は赤い紐リボンを結んだ黒髪ロング。
剣道部に所属し、成績も優秀。
人生まるごと羨ましくなるような、正統派の美少女。そして(仮)ヒロイン

「私は仮じゃなくて“正式ヒロイン”だから!」

「自画自賛しすぎじゃない?」

『うっさいわね! ちょっとは評価してもいいでしょ?』

「さくらちゃーんしゅごーい!」

『えっ、きも』

「いやぁぁぁぁ!!」

五分の悲鳴がコンビニに響き渡り、店員の冷たい視線が突き刺さる。

──そんな調子で、五分とさくらはいつも一緒。
喧嘩ばかりでも、不思議と隣にいる。
というか、ツッコミがないと物語そのものが成立しないのだ。

「で、さくらは今日何してたの?」

「……随分普通な質問ね、そうね予備の水を買いに来たとこよ。最近暑いから…」

「そっかぁ、確かに暑いね。うちも熱さまシートの在庫無いし…」

「なんで熱さまなの?! 冷却ジェルシートで暑さ対策とか無謀すぎない!?」

「いや、違う食用。」

「偏食ね…」

「まさにカップルのようにアツアツだね」

「上手いこと言ったつもり?」

やがて、時計を見たさくらが小さく「あ、そろそろ帰る」と告げた。
レジ袋を片手に、出口へ向かう。

「はぁ、じゃまた明日ね」

「うん、明日予定無いけど?」

ぼやきながら、五分は夜、布団に潜り込んだ。
心臓の鼓動がようやく落ち着き、安心と共にまぶたが閉じていく。

───────────────────────────────────

だが翌朝。

ピロリンッ。

スマホに届いた一本の緊急メッセージ。

「助けて、本当にやばい」

送信者:さくら。

「……え?」

寝ぼけ眼をこすりながら、五分はじっと画面を見つめた。
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作者メッセージ

《作者さんの余談》
初めまして作者のめっちゃええ感じです。
この度は「僕のふざけた思い出」を見て下さり、ありがとうございます。
この場を借り今作について少し紹介させて頂きます。

“ふざけた展開”から始まる王道ストーリーとなっており、かなりシンプルかもしれない話です。
少しシンプルすぎて、見応えに欠ける箇所はいくつかありますが、、
それでも読者様が満足頂けるような話もいくつかあると思っています。
まだバトル回や恋愛回の構想はあまりありませんが、今後増やされたらなと思っています。
まだまだ全体的に未熟ですが、一人でも多く見て頂ける事を目指して、作品作りに取り組むので、これからいっぱい見て頂けると嬉しいです。
コメント等は気軽にどうぞ、感想や評価を頂けると励みなります!

最後まで見ていただきありがとうございました、そしてこれからよろしくね。

2025/12/21 08:26

めっちゃええ感じ
ID:≫ 03IQsmMFoDW.o
コメント

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