今日は学園で、友人の[太字]ダニエル・ライト[/太字]に会ってみようと思う。
以前、テスト勉強の時期になり、[小文字]「勉強に集中したいからテスト期間中あんま会えないかも……」[/小文字]と言われお互いそれっきりだ。
だけどもうテストも終わったし、会いにきてもいいわよね?
私はサネア殿下の時と同じようにダニエルのいる教室の前に立って深呼吸してからドアを開けた。
[中央寄せ]「あの!ダニエル・ライトさんはいますか?」[/中央寄せ]
そう言うとすぐに[太字]特徴的なオレンジ色の髪[/太字]が見えた。
「……マリア?」
「ダニエル!久しぶりね」
「久しぶり。今日はどうした?」
「えぇと、ちょっと話があって」
そう言うとダニエルは申し訳なさそうに言った。
「あの……さ。その話俺の友達も一緒に聞いてても大丈夫?今丁度その友達と話してて」
「あぁ、お話中だったのね……、邪魔してごめんなさい。またの機会でも大丈夫よ」
残念だけれど。
「いや、全然大丈夫。マリアがいいならそいつも話に混ぜてやって話すことはできる?」
「……そのご友人とは、誰かしら?」
話に混ぜるのはいいけれど人によってはこの話を聞いてパニックに状態になる可能性がある。
「あー、呼んだ方が早いな。おーい、メタルー!」
ダニエルがそう呼ぶとすぐ金髪で琥珀色の瞳の男子が現れた。
「んー、何?ダニエル」
ーーそれは、[大文字]第二王子メタル・ルネイブ[/大文字]だった。
私はとりあえず2人を連れてサネア殿下と話す時も使った人気のない裏庭に来た。
「……で、話って?」
「あぁ……、これは、信じられないかもしれない根拠のない話だけれど、聞いてくれる?」
私はダニエルとメタル殿下にマイカお姉様の時と同じ説明をした。
「へぇ……予知夢か。でも、いい内容じゃないな……」
「……サネア兄様がそんなこと言ってたんだ」
「で、一年後くらいに実現する可能性があるから、一緒に対策を練って欲しくて……」
「あの、それ、俺も混ざっていいの?」
メタル殿下が聞いてくる。
もちろん、拒否権はない。味方は多い方がいいだろうから。
「はい。勿論です。メタル殿下がいればこれほど心強いことはありません」
「……わかった、協力する。だけど兄様と共同作業は嫌だからな!」
そういえば第一王子と第二王子は仲が悪いって聞いたことがある。
[大文字]「誰と共同作業が嫌だって?」[/大文字]
[大文字][中央寄せ]ーー突然、声が聞こえた。[/中央寄せ][/大文字]
[太字]「え、兄様……?」[/太字]
そこにいたのは[太字]サネア殿下[/太字]だった。
「なんでサネア殿下がこちらに?」
ダニエルは戸惑ったように言った。
「いや、マリア嬢が今日もこちらにいたら一応現状報告をしようと思ってな。まさか本当にいるとは……それに、[太字]メタルもいるのは予想外だったが」[/太字]
[大文字]「俺だって兄様が来るとか思ってなかったんだけど」[/大文字]
[中央寄せ][太字]なんか兄弟の間にバチバチと火花が見える気がするのは……気のせい?[/太字][/中央寄せ]
「あの、サネア殿下、現状報告とは」
「あぁ、そうだった。マリア嬢、今の所なんの収穫も得られてないままだ。役立たずですまないな。赤黒い空なんて聞いたことがないからどこから調べればいいかわからなくて手付かずのままだ」
……それを報告するために来てくれたのか。マメな人だ。
「役立たずだなんてそんな、協力してくださりありがとうございます。サネア殿下がいる、それだけで心強いです」
「そうか。ありがとう」
そう言って笑顔になる殿下。
[中央寄せ][太字]この笑顔は他の女子なら絶対恋に落ちるやつ!![/太字][/中央寄せ]
[小文字]私は世界を救うのに必死だから恋してる暇はないけれど。[/小文字]
「あ、昼休み終わる時間だ」
とダニエルが知らせてくれる。
「そうだな。じゃあ解散するか」
サネア殿下もそういう。
「じゃあ、またな」
「またな、マリア!」
「またなー、マリア〜」
サネア殿下、ダニエル、メタル殿下が順番にそう手を振って各教室に戻っていく。
「はい、また!」
私もそれに元気よく応えたのだった。
[太字]ーー攻略対象2人、一気に攻略完了[/太字]
[大文字]次の攻略対象はー…………。[/大文字]
以前、テスト勉強の時期になり、[小文字]「勉強に集中したいからテスト期間中あんま会えないかも……」[/小文字]と言われお互いそれっきりだ。
だけどもうテストも終わったし、会いにきてもいいわよね?
私はサネア殿下の時と同じようにダニエルのいる教室の前に立って深呼吸してからドアを開けた。
[中央寄せ]「あの!ダニエル・ライトさんはいますか?」[/中央寄せ]
そう言うとすぐに[太字]特徴的なオレンジ色の髪[/太字]が見えた。
「……マリア?」
「ダニエル!久しぶりね」
「久しぶり。今日はどうした?」
「えぇと、ちょっと話があって」
そう言うとダニエルは申し訳なさそうに言った。
「あの……さ。その話俺の友達も一緒に聞いてても大丈夫?今丁度その友達と話してて」
「あぁ、お話中だったのね……、邪魔してごめんなさい。またの機会でも大丈夫よ」
残念だけれど。
「いや、全然大丈夫。マリアがいいならそいつも話に混ぜてやって話すことはできる?」
「……そのご友人とは、誰かしら?」
話に混ぜるのはいいけれど人によってはこの話を聞いてパニックに状態になる可能性がある。
「あー、呼んだ方が早いな。おーい、メタルー!」
ダニエルがそう呼ぶとすぐ金髪で琥珀色の瞳の男子が現れた。
「んー、何?ダニエル」
ーーそれは、[大文字]第二王子メタル・ルネイブ[/大文字]だった。
私はとりあえず2人を連れてサネア殿下と話す時も使った人気のない裏庭に来た。
「……で、話って?」
「あぁ……、これは、信じられないかもしれない根拠のない話だけれど、聞いてくれる?」
私はダニエルとメタル殿下にマイカお姉様の時と同じ説明をした。
「へぇ……予知夢か。でも、いい内容じゃないな……」
「……サネア兄様がそんなこと言ってたんだ」
「で、一年後くらいに実現する可能性があるから、一緒に対策を練って欲しくて……」
「あの、それ、俺も混ざっていいの?」
メタル殿下が聞いてくる。
もちろん、拒否権はない。味方は多い方がいいだろうから。
「はい。勿論です。メタル殿下がいればこれほど心強いことはありません」
「……わかった、協力する。だけど兄様と共同作業は嫌だからな!」
そういえば第一王子と第二王子は仲が悪いって聞いたことがある。
[大文字]「誰と共同作業が嫌だって?」[/大文字]
[大文字][中央寄せ]ーー突然、声が聞こえた。[/中央寄せ][/大文字]
[太字]「え、兄様……?」[/太字]
そこにいたのは[太字]サネア殿下[/太字]だった。
「なんでサネア殿下がこちらに?」
ダニエルは戸惑ったように言った。
「いや、マリア嬢が今日もこちらにいたら一応現状報告をしようと思ってな。まさか本当にいるとは……それに、[太字]メタルもいるのは予想外だったが」[/太字]
[大文字]「俺だって兄様が来るとか思ってなかったんだけど」[/大文字]
[中央寄せ][太字]なんか兄弟の間にバチバチと火花が見える気がするのは……気のせい?[/太字][/中央寄せ]
「あの、サネア殿下、現状報告とは」
「あぁ、そうだった。マリア嬢、今の所なんの収穫も得られてないままだ。役立たずですまないな。赤黒い空なんて聞いたことがないからどこから調べればいいかわからなくて手付かずのままだ」
……それを報告するために来てくれたのか。マメな人だ。
「役立たずだなんてそんな、協力してくださりありがとうございます。サネア殿下がいる、それだけで心強いです」
「そうか。ありがとう」
そう言って笑顔になる殿下。
[中央寄せ][太字]この笑顔は他の女子なら絶対恋に落ちるやつ!![/太字][/中央寄せ]
[小文字]私は世界を救うのに必死だから恋してる暇はないけれど。[/小文字]
「あ、昼休み終わる時間だ」
とダニエルが知らせてくれる。
「そうだな。じゃあ解散するか」
サネア殿下もそういう。
「じゃあ、またな」
「またな、マリア!」
「またなー、マリア〜」
サネア殿下、ダニエル、メタル殿下が順番にそう手を振って各教室に戻っていく。
「はい、また!」
私もそれに元気よく応えたのだった。
[太字]ーー攻略対象2人、一気に攻略完了[/太字]
[大文字]次の攻略対象はー…………。[/大文字]