神様からもらった本をパラパラとめくる。
今は時間的に私がいつも私が自主勉強をしている時間なので、部屋には私1人しかいない。
家の者達には自主勉強中は入ってこないで!と言っているのだ。
そして勉強は一年後……世界が滅ぶ前に経験済みだからやる必要はない……でしょ。多分。
と言うことで毎日この時間は本を読んで具体的に世界をどうやって救うか考える時間にしようと思う。
「まず……そうね、[太字]『攻略対象』[/太字]ページをみましょうか」
私は10ページ掲載『攻略対象』ページを探す。
「あった。これね」
見つけたので、早速目にしてみる。
《ここでは
知り合いになっておくと力になってくれそうな人を
記しておく。
いわゆる攻略対象というやつだ。
by神》
そう前書きがあり、次のページにはブワーッと多くの人の名前が載っていた。
「多い……」
でも記憶力には自信がある。
「頑張って全員覚えましょう……」
……めんどくさいなんて思ったらダメだ。
「って、この国の[大文字]第一王子、第二王子、第三王子[/大文字]の名前も載ってる……近づく難易度高くない?まぁ私の通ってる貴族の学園に通ってはいるけれど」
でも女子達にモテモテで近寄れな……いや、それ以前にこの国の王子なんだから近寄りがたいわよね。あと王子は全員イケメンで、キラキラオーラが出てて近寄れない。
「……!私のお兄様とお姉様の名前も載ってるわ」
そうね……まずは2人に頼ってみようかしら……。
「でもどう説明すればいいのかしら?」
全部説明したらこんがらがるし、「私は未来人なんです」とか言っても怪しすぎるわよね。
もし「この子ありもしない嘘ついてる……!」とか言われたらなんかヤだしな……。
「……とにかく。本を読みこもうかしらね」
私はその日、本をずっと読んでいた。
ー……なんで?
それは一度見たことのある光景。
雷と雨が激しい、あの日の悪夢。
「なんなの……、いい感じに進んでいたと思っていたのだけど?」
……否、違う。
私は今回「人と知り合う事」に力を入れすぎたのだ。
この空の、世界が滅びる原因を調べる。
そんな大切なことをしていなかった……。
「このままじゃ……だめね」
次は、ちゃんと。
「ちゃんと、やる……ッ!」
そう呟くと、頭上に雷がどぉぉぉおおぉん!!と落ちた。
2。
3。
4。
5。
6。
7。
8。
9。
10。
11。
12。
13。
……気がつくと、そこはいつもの部屋。
テーブルには……[太字]“いつもの”[/太字]本と、紙。
……いつもの、朝。
鏡の前に立つ。
「おはよう……《一年前》のマリア・リーズ」
私は13回失敗した。
[中央寄せ][太字]14回目のループの最初の朝が、始まった。[/太字][/中央寄せ]
今は時間的に私がいつも私が自主勉強をしている時間なので、部屋には私1人しかいない。
家の者達には自主勉強中は入ってこないで!と言っているのだ。
そして勉強は一年後……世界が滅ぶ前に経験済みだからやる必要はない……でしょ。多分。
と言うことで毎日この時間は本を読んで具体的に世界をどうやって救うか考える時間にしようと思う。
「まず……そうね、[太字]『攻略対象』[/太字]ページをみましょうか」
私は10ページ掲載『攻略対象』ページを探す。
「あった。これね」
見つけたので、早速目にしてみる。
《ここでは
知り合いになっておくと力になってくれそうな人を
記しておく。
いわゆる攻略対象というやつだ。
by神》
そう前書きがあり、次のページにはブワーッと多くの人の名前が載っていた。
「多い……」
でも記憶力には自信がある。
「頑張って全員覚えましょう……」
……めんどくさいなんて思ったらダメだ。
「って、この国の[大文字]第一王子、第二王子、第三王子[/大文字]の名前も載ってる……近づく難易度高くない?まぁ私の通ってる貴族の学園に通ってはいるけれど」
でも女子達にモテモテで近寄れな……いや、それ以前にこの国の王子なんだから近寄りがたいわよね。あと王子は全員イケメンで、キラキラオーラが出てて近寄れない。
「……!私のお兄様とお姉様の名前も載ってるわ」
そうね……まずは2人に頼ってみようかしら……。
「でもどう説明すればいいのかしら?」
全部説明したらこんがらがるし、「私は未来人なんです」とか言っても怪しすぎるわよね。
もし「この子ありもしない嘘ついてる……!」とか言われたらなんかヤだしな……。
「……とにかく。本を読みこもうかしらね」
私はその日、本をずっと読んでいた。
ー……なんで?
それは一度見たことのある光景。
雷と雨が激しい、あの日の悪夢。
「なんなの……、いい感じに進んでいたと思っていたのだけど?」
……否、違う。
私は今回「人と知り合う事」に力を入れすぎたのだ。
この空の、世界が滅びる原因を調べる。
そんな大切なことをしていなかった……。
「このままじゃ……だめね」
次は、ちゃんと。
「ちゃんと、やる……ッ!」
そう呟くと、頭上に雷がどぉぉぉおおぉん!!と落ちた。
2。
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6。
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11。
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13。
……気がつくと、そこはいつもの部屋。
テーブルには……[太字]“いつもの”[/太字]本と、紙。
……いつもの、朝。
鏡の前に立つ。
「おはよう……《一年前》のマリア・リーズ」
私は13回失敗した。
[中央寄せ][太字]14回目のループの最初の朝が、始まった。[/太字][/中央寄せ]