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美味しい晩ごはん

「お腹すいたぁ」
《俺もだわ》
彼氏との通話中。だがとにかくお腹が空いた。
「ご飯食べたいなぁ……お母さん早く帰ってきてよぉ……」
お母さんは今日『ご飯は鶏の唐揚げね』と言ってくれていたのだが、仕事が残業になったとの報告があり、『帰ったら絶対作るから、お腹空かせて待ってて!』と連絡が来た。
……でも……それにしてもお腹空きすぎたんだけど。
《お腹の音が、やばい……どうしよう……》と彼氏も言っている。
《今日、「食材が尽きてるので買ってきます。それまでご飯食べるのは待っててください」って置き手紙が置いてあったし、トラブルでも起きたのか全然帰ってこないしなぁ》
「!私もほとんど同じ状況なんだけど!奇遇〜」
《この状況が同じでも喜べないよな》
……確かに。
《[漢字]恵美[/漢字][ふりがな]えみ[/ふりがな]は自分でご飯作れるんじゃないの?》
「ん……でもお母さんの唐揚げがいい〜〜〜」
そう言うと彼氏……[漢字]真[/漢字][ふりがな]しん[/ふりがな]くんは笑った。
「……くる?」
《ん?》
「私の家来る?食材あるし私真くんにご飯作って振る舞えるよ?めっちゃお腹空いたらきてくれていいよ」
《!!》
提案した瞬間真くんのお腹は激しく音を立てた。通話越しでもわかる。
《……いいの?》
「いいよ!!」
そうして真くんがうちに来ることになった。

コトリと、お皿をテーブルに置く。
真くんと私の家は近いからすぐに来てもらえる。
「うちにくる?」と提案してから十分で真くんは私の家のインターホンを鳴らしていた。
料理を作る方が間に合わなかった。だから真くんにはテーブルで待機してもらってた。
そして今やっとメニューが完成した。
「どーぞ、素朴な感じだけど、美味しいと思うよ」
「うぉ、ありがと……美味そう」
作ったのは簡単にわかめと豆腐の味噌汁と白米、サラダときんぴらごぼうにハンバーグ。
素朴でシンプルだが空腹には十分に美味しいはず!
「いただきます」
真くんはまず白米をパクリと口に運ぶ。
「うちの米と違う」
「あー、なるほど。そういう違いもあるのかぁ」
「でも美味いわ……空腹に染みる」
きんぴらごぼう、味噌汁、白米、ハンバーグ、サラダ。
順番にパクパクと口に運んでいく。

[太字]「ご馳走様でした!」[/太字]
勢いよく一瞬で食べた真くん。
「おいしかった。ありがと」
「お口にあってよかった!」
……ガチャリ。
話しているとお母さんが帰ってきた。
「あ、お母さん、お帰り」
「ただいま。真くんいらっしゃい」
「お邪魔しています」
ぐぎゅうううるぅ。
お母さんが帰ってきた安堵からか、盛大に私のお腹がなった。恥ずかしい……。
「ふふ。早々に晩ごはんを作らなきゃね」
「……うん、よろしく」
「真くんもどうせなら食べていく?鶏の唐揚げ」
「あ、もう俺はお腹いっぱいで……」
「まぁまぁ遠慮せずに!」
「…………はい、じゃあ……」
そんな会話に私は笑った。

作者メッセージ

はい。読んでくださりありがとうございます。
なんかただご飯食べるだけの小説になってしまった。
まぁなんか、この物語でお腹すいていただければ幸いです。

2026/02/11 19:09

Maki
ID:≫ 13hhyo2Ah/2MM
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