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スカラマシュ×呪術廻戦

#2

episode.1 この世に生まれ落ちて

 僕は自らを呪い、自らの心を破壊した。
既に心は穢れており、両手も血に染まっていた。
 純真な神の心はもう無く、ヒトでない僕は、ヒトの心も持ち合わせていなかった。

 僕にはもうなにも残っていない。
眠っても眠っても、目の前は真っ暗なのに、何故か日が昇っていた。

 この身を持って、この世に生まれ落ちたことが、ただただ憎い。
 ヒトは僕を神だと崇めたが、こんな僕をこんな世に生み落とした神が、憎くて憎くてたまらない。

何度もすべてを憎み、すべてを諦めた。
この世から消えたい。"死にたい"。
そんな絶望を何度も味わい尽くした。

 しかし何とも憎たらしいことに、この身体は永遠を求めるように出来ていた。
いつ、僕がそんなことを願っただろう?
 僕は願ってもいない、求めてないのに。
 どうして。

なにをしたって、どうしたって、死ぬことはできなかった。

生きてる意味なんてないのに、死ぬことは許されなかった。

 つまり、生きるしかないという、あまりにも残酷な道しか僕には残されていないんだと悟った。
 
 その現実と向き合うには、どれほどの時間が必要か、どれほど辛いことか、難しいことか、考えたくもなかった。

"生きていくしかない"。
その事実だけだった。

だけど、生きていくって?
わからない。死ぬこともできない、ヒトではない僕が、"生きる"って?

考えてもなにもわからなかった。
本当に僕は空っぽなんだと、感じただけだった。

だから僕は、なにも考えずに歩いた。
無造作に、交互に、足を前に出すだけ。

人形のように。

作者メッセージ

1話目、わざわざ読んでいただきありがとうございます。
ぼちぼち書いていく予定です。

スカラマシュが大好きです。

2024/02/25 21:57

Giga
ID:≫ 041SeWM/cfQKs
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