「あら?父君、装束を変えた?ってことは…!」
卯ノ花の君は、父・晴路の装束を見てハッとしました。
するとー月夜の君もやってきて、晴路の姿を見るなり、微笑みました。
「父君、御出世なさったのね。母君、いらして!」
母の古塚がくると、古塚は晴路に涙しました。
「殿、やりましたね…これで父上に顔向けできますね」
「そうだろ、今日からわしは、中納言だ」
「中納言!これからは小納言・昭之とかに馬鹿にされずに済みますね!」
卯ノ花の君は大はしゃぎです。
「ですが殿、男子がいませんのに…」
古塚にはこの姉妹しかいませんでした。
「跡継ぎなら、月夜に婿をとればいい」
すると月夜の顔が歪みます。
「父君、なりません。そんな…」
「そうかそうか、お前にはいわゆる”想い人“がいるんじゃな」
「もう父君!言わないでくださいまし!」
その姿に卯ノ花の君も古塚もついつい笑みが溢れてしまいます。
こうして光風家も笑顔に包まれたのでした。
(殿が元気になってよかったわ)
卯ノ花の君は、父・晴路の装束を見てハッとしました。
するとー月夜の君もやってきて、晴路の姿を見るなり、微笑みました。
「父君、御出世なさったのね。母君、いらして!」
母の古塚がくると、古塚は晴路に涙しました。
「殿、やりましたね…これで父上に顔向けできますね」
「そうだろ、今日からわしは、中納言だ」
「中納言!これからは小納言・昭之とかに馬鹿にされずに済みますね!」
卯ノ花の君は大はしゃぎです。
「ですが殿、男子がいませんのに…」
古塚にはこの姉妹しかいませんでした。
「跡継ぎなら、月夜に婿をとればいい」
すると月夜の顔が歪みます。
「父君、なりません。そんな…」
「そうかそうか、お前にはいわゆる”想い人“がいるんじゃな」
「もう父君!言わないでくださいまし!」
その姿に卯ノ花の君も古塚もついつい笑みが溢れてしまいます。
こうして光風家も笑顔に包まれたのでした。
(殿が元気になってよかったわ)