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、 深夜2時.残業で疲れ果てていた私は家へ帰るため 、 とぼとぼと歩いていた.毎日のように聞こえてくる上司の怒号…毎日数時間の残業は当たり前だった 、 そんな私を唯一癒やしてくれたのは🇪🇸だった.いつから一緒に暮らしていたかは覚えてない.当たり障りもなくまるで夫婦のように毎日を過ごしていた.
西.🇪🇸
『 、 お っ !!帰ってきた !●●おかえりやわ~今日も遅かったな~また残業させられたんか?上司も懲りない奴やな~‥ 』
🇪🇸が私に抱きつくと[小文字]ふわっ 、[/小文字]としたバラのような香水の香りが私を包み込む.まるで大型犬が私に抱きついてくれているようだ 、 自然と私の表情に笑みが戻って来る.いつの間にか私は無意識のうちに🇪🇸の頭を暖かい手で頭を優しく撫でていた.
○○.
『 、 もう~🇪🇸ったら~[小文字](笑)[/小文字]今日も甘えん坊だね~.可愛いな~…[小文字](笑)[/小文字] 』
西.🇪🇸
『 え~ 、 だって○○の帰って来るのが遅いからずぅ~っと待ってたんやで?‥そりゃあ甘えるにきまってるやろ っ ?[小文字](笑)[/小文字] 』
私の肩に頭を埋め 、 上目遣いをしてくる🇪🇸が愛おしいと感じてしまう.今までの残業によるストレスが全て吹っ飛びそうだ. …だけど1つ気になったことがある.私っていつから🇪🇸と一緒に暮らし始めたっけ?‥1年‥?いや2年?…違う 、 思い出せない.私が🇪🇸さんと暮らした理由が分からない.
○○.
『 ‥ 、 ね‥ねぇ 、 私と🇪🇸っていつから一緒に暮らし始めたっけ‥?ちょっと思い出せなくて‥[小文字](笑)[/小文字] 』
西.🇪🇸
『 ……‥ 、 なんで今聞くんや?別に聞かんくてもええやろ?‥ほら 、 夜ご飯できてるから早く食べよ~や. 』
… 、 そう言って話の路線をずらす🇪🇸.いつもにまして焦っているように見えたのは私の勘違いだったのか‥定か… 、 🇪🇸に手を引っ張られた先には🇪🇸が作ったであろう美味しそうなオムライスが2つ.🇪🇸の料理はとっても美味しい.一緒に暮らし始めてから数日間は何も記憶がない.私が料理を作ったのか‥それとも🇪🇸が料理を作ってくれたのか… 、 そんなことはどうでもいいが毎日のように🇪🇸が料理を作っているのは流石に私も罪悪感が湧いてくる.
○○.
『 、 あのさ‥明日は会社が休みだからさ…折角なら私が料理を作ってあげようか?…いっつも🇪🇸に任せっぱなしで…なんか申し訳なく感じちゃってさ っ 、[小文字](笑)[/小文字] 』
冗談混じりのような私の言葉に🇪🇸が優しく微笑みながらも首を横に振る.私が作る料理が食べたくないのだろうか… 、 そう思いながらも🇪🇸が作ったオムライスを食べ進める.とろとろとした卵.卵を[小文字]パクっと[/小文字]食べるとひょこりと出てくる美味しそうなケチャップライス.やっぱりいつ食べても🇪🇸の料理は最高だ.
西.🇪🇸
『 、 なんや.えらい美味そうに食べるな~[小文字](笑)[/小文字]それだけ俺が作った料理が美味しいんか?[小文字](笑)[/小文字]ん?なんで分かるかって? 、 それは俺のおまじないで分かるんやで っ [/小文字] 』
🇪🇸が久しぶりにジョーク言った[小文字](笑)[/小文字] 、 なんて心の中でぼそっと呟きながらオムライスを食べ進めていると徐々に眠気に襲われてくる.毎日そうだ.毎日のように🇪🇸の料理を食べるといっつも眠くなる.目が覚めればいつの間にか🇪🇸に運ばれてベッドで寝ちゃってるし… 、 まぁ疲れすぎなのかな…
○○.
『 … [小文字]ふわぁ~…[/小文字]なんか眠くなってきちゃった…最近残業のせいで全然眠れなかったからなのかな~‥でもちゃんと4時間以上は寝てるし…会社が無い日なんか9時間も寝てるのにな~…[小文字]はわぁ~…(欠伸)[/小文字] 』
西.🇪🇸
『 、 [小文字]はは っ 、(笑)[/小文字]ええんやで.ぐっすり眠るとええわ. …[太字]おやすみ.[/太字] 』
、 あぁ‥洗脳とは恐ろしいものだ.
- 1.第1話_ 『Bad End観光バス』へようこそ.
- 2.第2話_ 『 兄弟の取り合い . 』{ ~伊 、 南伊~ }
- 3.第3話._ 『 唯一の人. 』 { 独 、 }
- 4.第4話_ 『 貴方と一生 、 ずぅ ~ っと一緒. 』 { ~ 日 、 ~}
- 5.第5話_ 『 正義のHero ? . 』 { ~ 米 、 }
- 6.第6話_ 『 何時迄も植民地で . 』 { ~ 英 、 }
- 7.第7話_ 『 全部ぜ~んぶ 、 やってあげるから . 』 { ~ 仏 、 }
- 8.第8話_ 『 我の愛しい子 . 』 { ~ 中 、 }
- 9.第9話_ 『 僕と友達になろう? . 』 { ~ 露 、 }
- 10.第10話_ 『 やっと見つけた 、 俺様の聖母マリア様 . 』 { ~ 普 、 }
- 11.第11話_ 『 洗脳の恐さ . 』 { ~ 西 、 }
- 12.番外編_ 『 枢軸国の天使は 、 いつ迄経っても逃げられられません . 』 { ~ 2p.枢軸国 、 }
- 13.第12話_ 『 小さな君 、 絶対に離さない的な . 』 { ~ 香 、 }