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「」 … 柊 葵衣
『』 … 一ノ瀬 真白
無 題
ふと 空を見上げる 。
夏特有 の 真っ青な空 に 大きな入道雲 。
そして 、 燦燦と輝く 太陽 。
「 皆 元気かなぁ ~ 、 」
思わず漏れた独り言 に 自分自身でも 驚く 。
ふっと 頭の中に浮かぶ 幾つかの顔 。
ふるふる と 首を振る 。
「 私 は もう いないような もんだもん 、 っ 」
自分の体 を 見下ろす 。
半分透けた体 。 地面に ついてるのかどうかすらも わからない 足 。
輪郭 が ぼやけて見える 。
「 私 の 存在 が みんなから 忘れられていくみたい 、 」
ぎゅっと こぶし を 握る 。
すると 、 前 から 高い ふわふわとした声 が かかる 。
『 葵衣ちゃん 、 どぉしたの ~ ? 』
「 真白ちゃん 、 」
ぱっと 顔をあげると 、 私より少し高い 、 ふわふわとした 女の子 、 真白ちゃん が いた 。
真白ちゃん は 、 握っていたこぶし を そっと 自分の手で 包んでくれる 。
『 大丈夫だよぉ 、 葵衣ちゃん は 消えない 。 』
『 ほら 、 カフェ 一緒に行こ ~ ? 』
ふわっと微笑む 真白ちゃん 。
そんな彼女を見て 、 何度 救われてきたことか 。
「 真白ちゃん 、 ありがと 、 ! 」
真白ちゃん に 、 感謝を込めて 微笑む 。
ずっと 、 真白ちゃん に 支えてもらってばっかり 。
だから 、 その分 真白ちゃん を 支えてあげれたらいいな 。
そう思いながら 、 先を歩く 真白ちゃん の 背中 を 追いかけた 。
さっき 悩んでたことが 嘘かのように 、 晴れ晴れとした 足取りで 。
fin .
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