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そこには、ただただ美しい花がありました。

そこには、ただとても美しい花があった。
私はそれを宝石の花と呼んでいた。[水平線]
昔、1つの国にとても美しいと評される花があった。
その花は国の植物園にあり、バックヤードの頑丈な部屋で何重にも重ねた黒いカーテンでおおわれている。
ただ、バックヤードにあるので、一般人は見れない。植物園に勤めている人でさえも1度しか見たことがないらしい。
では、なぜ私が見れたのか?植物園で勤めていたわけでもない。
当時、私は幼く、多分迷子になり迷い込んだ場所が宝石の花が咲いていた場所だった…という感じだと思う。
私も明確には覚えてはいない。なんなら、その国、植物園に親と行ったかすら覚えていない。
覚えているのは、その花を見たとき、空気が張り詰め、花を見た者が静止してしまうような美しさだったので、
その恐怖ですぐにその場を去ったこと。
そのあとのことは何も覚えていない。…まるで花の呪いにかかってしまったように。[水平線]
月日が経ち、花とともに国は乏しくなっていったそう。
花が咲いていると、幸福をもたらし、花が枯れると、不幸をもたらすのではないかと一時騒がれていた。
枯れてしまい、国が滅亡寸前まで追い詰められたころ、私は花のことを少し濃い霧がかかったようになっていた。
そんなところに1つのウワサが舞い込んだ。それは、
[明朝体]「花に次ぐ、2つ目の生命。宝石のように輝く種が1つの国で発見された。
その国は以前も美しい花があるといわれたあの国だ」[/明朝体]
その噂を聞いた私は、思い出のパーツがはめ込まれ、植物学者になることを決意した。
それから時が経ち、私はようやく植物学者になった。
でも植物に関する教科書には宝石の花なんてものは載ってもいなかった。
その国に訪れ、大事に保管しているという種を拝見させてもらった。
その種は多分、水ではない特別な液体が必要だと分かった。
そこでかつてあった川を掘ってみると、水のようなものが見えた。
調べてみると、水ではないことがわかった。
種にさっきの水をかけてみると、少しだけ光った気がした。
と思うと、芽のようなものが生えた。
もともと保管されていた場所に戻し、1日おいてみることに。
見てみると、草丈が5cmほど伸びている。
そして管理者から聞いたが、少しだけ国が豊かになっている、と。
もしかしたら騒がれていたことは本当なんじゃないかと疑った。
でも、そんなことは後回しにし、昨日の川を見るとその川も少しだけ水が戻っている。
これは花の影響なのか。そうであるに違いないと少し確信した。
でも、そんなことはすぐに忘れ 時は経ち、また、あの宝石の花が咲いた。
私はその時、感情が複雑になっていた。
「[明朝体]宝石の花はもっと輝いていた。[/明朝体]」なぜかそう思った。
でも、周りにいる管理者たちに、見たことがあるのか?と聞かれるのが嫌だった。
言わなかった。でも心のなかで呟いた。

大人になっても、まだ、引き込むような魅力を感じられる。
ーやっぱり、宝石の花には不思議な力があるのかもしれない。
心の中で、宝石の花に話しかけた。
なんだか、宝石の花から聞こえた気がした。
「[明朝体]私が幸せなら、皆も幸せ。私が感じた大きな気持ちが国に反映されるのです。
これは、あなただけに伝えているんです。誰にも言わないようにするのです。[/明朝体]」と。
生涯、伝えないと誓った。

無事、花が咲いたので私は元いた国に帰国することに。
でもなんだか名残り惜しい。宝石の花が私を許した。
こんなこと、二度とないと思う。多分。
しかし、なぜ私を許したのか。ただ、それだけが頭に残っていた。
国に帰る飛行機で、ふと、「[明朝体]さようなら。また見に来てくださいね。待ってます。[/明朝体]」
と聞こえたような気がした。[水平線]
それが、私の宝石の花との思い出。
今はその国にはもう訪れてもいないし、噂も聞いていない。
宝石の花は、ただただ美しい花だった。

作者メッセージ

🌼植物は、好きですか?私は好きです。ショクダイオオコンニャクっていう花が好きです。
なぜか、その花に魅力を感じます。あと、この話は学校の掃除中に考えた話で、チェコ-スロバキアに行きてぇって思ったのと、さっき話した、花がふと頭によぎったので脳内生成されましたww
長文、失礼いたしました!🌼

2026/02/25 19:55

ぐみ日和
ID:≫ 25o/IlIodYc92
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