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有無力者

#55

大切だったあの時

有無「なんで俺達の前からいなくなったんですか?」
鷹凪「それは…」
剛「どうしてソヴリンの幹部ってことを黙ってたんすか?」
鷹凪「えっと…」
真白「僕達が先生からしたら弱いから?」
梨奈「ちょっと、みんな落ち着いて!ゆっくり話そう?」
有無「そうだね…すみません先生」
鷹凪「あぁ」
有無「じゃあ聞きたいことがあって…なんで俺達の前からいなくなったんです?」
鷹凪「天那…いや、アストラルに私がソヴリンの幹部だってことを言われて、後ろめたくなってしまってな」
剛「だからって…少し話してくれればすぐに済んだんじゃないんすか?」
ファイム「あれだろ?グラ…荻野薫の件」
鷹凪「あぁ、お前達は知らないと思うが、2028年に災害があったんだ」
真白「天の怒り!」
鷹凪「?」
真白「僕達は2028年の災害のことを天の怒りって呼んでるんだ。それで、僕は天の怒りで両親を失ってるんだよ…」
鷹凪「そうか、悪いな…嫌な事を思い出させて」
真白「別に気にしてないよ!」
鷹凪「そう言ってくれると助かる」
剛「んで、天の怒りでなにがあったんすか?」
鷹凪「あの日は病院にいた…」
〜回想〜
病室で荻野薫がベッドに横たわっている
鷹凪「りんご食べる?」
薫「食べたい」
鷹凪「はーい」
薫「ごめんな、俺が入院ばかりしてるから」
鷹凪「気にしないでよ」
薫「入院費払ってくれてるんでしょ?」
鷹凪「誰からそれを?」
薫「オフクロとオヤジが話してるのを聞いたんだ」
鷹凪「そっか」
薫「目のクマもすごいし、バイトばかりしてるんだろ?」
鷹凪「そんな事ないよ」
薫「前よりも痩せてるし、俺は、速がずっとそばにいてほしいんだ。だから自分を大切にしてほしい」
鷹凪「大丈夫だって!もうすぐ高校卒業だし、働くよ!」
薫「教師、目指してるんでしょ?夢を追いかけてよ…俺はもう追いかけられないんだから」
鷹凪「そんな悲しい事言わないでよ」
薫「なぁ…速、実は、これを貰ってほしいんだ…」
鷹凪「ん?」
薫が婚約指輪を取り出す
薫「速には夢を追いかけてほしい、だから俺と、結婚してください!」
鷹凪「え…?私と?」
薫「うん!結婚してほしいんだ」
鷹凪「よろこんで!」
薫「じゃあ、指輪はめてもいい?」
鷹凪「うん」
指輪をはめようとした瞬間、地面が揺れ始める
鷹凪「地震?」
薫「これ!震度高いよ!」
揺れが収まる
看護師「避難します!」
薫「はい!」
鷹凪「歩ける?」
薫「うん」
鷹凪「じゃあ捕まって」
薫が鷹凪の手を握る
薫「ありがとう」
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作者メッセージ

次回、どるなるのか
コメントお待ちしております

2026/01/20 21:12

GURO
ID:≫ 29Xu1QOf.xLG2
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暴力表現有無力者学園ファンタジー

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