文字サイズ変更

最初で最後の勝利

今日は部活の最後の大会だ。
他のチームも熱気が違う。
俺はチームの中でも最弱だ。
まだ勝ったことは一度もない。
呼ばれる…そう、試合にだ。
「お願いします!」
相手との戦いが始まった。
相手と睨み合う。
怖い…強そうだ。
畳を擦る音しか聞こえない。
一度負けたら引退の身…今まで以上に緊張感が走る。
『ファイト!』
俺の耳がその言葉を捉える。
ファイトとは仲間を応援する時の掛け声だ。
俺は仲間の応援に背中を押された…
勝つしかないのだ。
気づいたら相手を投げていた。
でも、勝ちではない。
抑え込みをするしかないのだ。
[漢字]袈裟固め[/漢字][ふりがな]けさがため[/ふりがな]…これは、俺の得意技だ。
何があっても逃がさない。
その気持ちで抑え込み続けた。
1秒、2秒…そのように数を数える音が聞こえる。
早く終わってくれ…そう願った。
数え終わると審判が言う
『一本それまで』と。
勝てた…初めてだ。
会場沸いた。
それがすごく嬉しかった。
3年間…血の滲むような努力をしてきてよかったと思う。

作者メッセージ

7月の読み切りです。
そうですね…夏の大会最も青春を感じることです。

2026/07/31 18:15

GURO
ID:≫ 29Xu1QOf.xLG2
コメント

クリップボードにコピーしました

この小説につけられたタグ

スポーツ夏の大会引退試合柔道

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はGUROさんに帰属します

TOP