有無力者ANOTHER
#1
前編
荒廃した世界、銃声が鳴り響く世界、世界のために戦う者がいた…。
力弥 有無「…はぁ……はぁ………」
俺は力弥有無。2060年の力弥有無だ。
聖王高校で、自身の傷を手当てしている有無が近くの人に聞く。
有無「今日で何人が逝った…」
近くの人「8人…です」
有無「8人も…」
[漢字]和鋼 作[/漢字][ふりがな]わこう つくる[/ふりがな]「日に日に人数が少なくなっている。これ以上こちらの戦力が削がれれば、ソヴリンに負けるのも時間の問題です」
有無「……わかっている。」
そこに、1つの無線連絡が入る。
『D地区にソヴリンデスマスクが!戦ってはいますが、こちらが不利なことに変わりありません!応援を頼みます!』
近くの人「ソヴリンデスマスク?」
有無「…ソヴリンの中でも強い奴らだ。作、俺が行く。」
作「許可できません!その怪我では危険です!」
有無「……わかっている。でも、動かなければ何も変わらない。」
そう言い、近くにあった薬を飲み干す。
有無「…作、頼んだぞ。」
有無が聖王高校を出て、自身のバイクに乗る。
有無「俺が壊す。」
バイクが動き出す。
バイクに乗る有無が、過去を思い出す。
〜2041年、春頃の記憶〜
有無と2人きりの万強 剛がこう言う。
万強 剛「力弥有無、俺と戦え。」
有無「何言ってんだよ…今はそんな暇はない!先生が、死んだんだぞ!」
そう、俺たちは…いや、俺は鷹凪 速先生を救えなかった。時は、アストラルが天の怒りの犯人だとわかった頃だった。俺と真白は仲違いして……和解できずに終わった。
有無「先生!」
俺が旧北浜空港に駆けつけた時には、すでにいなかった。だが、争った形跡があった。
後日、アストラルに先生が死んだと教えられたんだ。
それから数日、万強剛が敵になってしまった。
剛「容赦しねぇぞ。」
そう言い、俺は万強剛にやられた。
有無「…なん……で…」
剛「俺は、獅子上龍の…獅子上龍騎の……そして、ソヴリンのために生きるんだ。」
その後、俺は万強剛と出会うことはなかった。
だが、後日死んだのだとわかった。
アレを、見てしまったからには…もう……そう思うしかなかったんだ。
有無「これは…万強…剛……」
そして、天井真白が……負い目を感じてしまったのか……自殺した。
有無「まし…ろ……?」
その後、天井真白が乗っていた火葬車が襲われた。
遺体は、無くなっていた。
それから、ソヴリンの攻撃が激化していった。
巫流愛は…バトラーにやられた。
流愛「有無君…」
有無「流愛……」
次にファイムが、人を助けるために火事になった場所に入って行って…そのままいなくなった。
ファイム「俺なら大丈夫だ。あとは頼んだぞ」そして、つぎに刃義 梨奈が…刃義梨奈が……“アイツ”にやられた。全て、俺が弱くて、俺が守れなかったから。
俺が、みんなを守ろうとして…戦いが始まったのに、誰も守れずに終わった。
それから俺は、1人で、戦ってきた。
その結果、ガウスとアストラル以外のソヴリン幹部を倒すことに成功した…やり方は良いとは言えないが…。
〜2041年春頃の記憶がかき消される〜
有無「思い出してしまったか…」
俺は、D地区に着き、機械兵を目の当たりにする。
有無「この量が…いくぞ。ツインスキル。剛力+高速。ミックスアップ。速き力。」
そう静かに言い放つ。それは、機械兵に向けた死の宣告だ。
有無「お前らを壊す!はぁ!」
有無が機械兵を苦戦することなく倒す。きっと、ソヴリンとの20年間の戦いで培ってきた経験故のことだろう。
有無「次はお前だ。」
有無が睨んだ先には、仮面をつけた男がいた。
???「俺かぁ?ソヴリンデスマスクが1人、ハング。全てを断ち切ってやるよ!」
そう言い、ハングが、パソコンを取り出す。
ハング「能力、ハッキング。能力、マルウェア!」
そう言うと、有無が身体に違和感を感じる。
有無「…?なにをした?」
ハング「お前を苦しませようと思ってなぁ!苦しいか?」
有無「…悪いな。こっちも手加減はできない。」
そう言い、自身の身体を殴る。
ハング「血迷ったか?」
有無「あぁ。血迷ってないとやってられないんだよ。この世界は」
力弥 有無「…はぁ……はぁ………」
俺は力弥有無。2060年の力弥有無だ。
聖王高校で、自身の傷を手当てしている有無が近くの人に聞く。
有無「今日で何人が逝った…」
近くの人「8人…です」
有無「8人も…」
[漢字]和鋼 作[/漢字][ふりがな]わこう つくる[/ふりがな]「日に日に人数が少なくなっている。これ以上こちらの戦力が削がれれば、ソヴリンに負けるのも時間の問題です」
有無「……わかっている。」
そこに、1つの無線連絡が入る。
『D地区にソヴリンデスマスクが!戦ってはいますが、こちらが不利なことに変わりありません!応援を頼みます!』
近くの人「ソヴリンデスマスク?」
有無「…ソヴリンの中でも強い奴らだ。作、俺が行く。」
作「許可できません!その怪我では危険です!」
有無「……わかっている。でも、動かなければ何も変わらない。」
そう言い、近くにあった薬を飲み干す。
有無「…作、頼んだぞ。」
有無が聖王高校を出て、自身のバイクに乗る。
有無「俺が壊す。」
バイクが動き出す。
バイクに乗る有無が、過去を思い出す。
〜2041年、春頃の記憶〜
有無と2人きりの万強 剛がこう言う。
万強 剛「力弥有無、俺と戦え。」
有無「何言ってんだよ…今はそんな暇はない!先生が、死んだんだぞ!」
そう、俺たちは…いや、俺は鷹凪 速先生を救えなかった。時は、アストラルが天の怒りの犯人だとわかった頃だった。俺と真白は仲違いして……和解できずに終わった。
有無「先生!」
俺が旧北浜空港に駆けつけた時には、すでにいなかった。だが、争った形跡があった。
後日、アストラルに先生が死んだと教えられたんだ。
それから数日、万強剛が敵になってしまった。
剛「容赦しねぇぞ。」
そう言い、俺は万強剛にやられた。
有無「…なん……で…」
剛「俺は、獅子上龍の…獅子上龍騎の……そして、ソヴリンのために生きるんだ。」
その後、俺は万強剛と出会うことはなかった。
だが、後日死んだのだとわかった。
アレを、見てしまったからには…もう……そう思うしかなかったんだ。
有無「これは…万強…剛……」
そして、天井真白が……負い目を感じてしまったのか……自殺した。
有無「まし…ろ……?」
その後、天井真白が乗っていた火葬車が襲われた。
遺体は、無くなっていた。
それから、ソヴリンの攻撃が激化していった。
巫流愛は…バトラーにやられた。
流愛「有無君…」
有無「流愛……」
次にファイムが、人を助けるために火事になった場所に入って行って…そのままいなくなった。
ファイム「俺なら大丈夫だ。あとは頼んだぞ」そして、つぎに刃義 梨奈が…刃義梨奈が……“アイツ”にやられた。全て、俺が弱くて、俺が守れなかったから。
俺が、みんなを守ろうとして…戦いが始まったのに、誰も守れずに終わった。
それから俺は、1人で、戦ってきた。
その結果、ガウスとアストラル以外のソヴリン幹部を倒すことに成功した…やり方は良いとは言えないが…。
〜2041年春頃の記憶がかき消される〜
有無「思い出してしまったか…」
俺は、D地区に着き、機械兵を目の当たりにする。
有無「この量が…いくぞ。ツインスキル。剛力+高速。ミックスアップ。速き力。」
そう静かに言い放つ。それは、機械兵に向けた死の宣告だ。
有無「お前らを壊す!はぁ!」
有無が機械兵を苦戦することなく倒す。きっと、ソヴリンとの20年間の戦いで培ってきた経験故のことだろう。
有無「次はお前だ。」
有無が睨んだ先には、仮面をつけた男がいた。
???「俺かぁ?ソヴリンデスマスクが1人、ハング。全てを断ち切ってやるよ!」
そう言い、ハングが、パソコンを取り出す。
ハング「能力、ハッキング。能力、マルウェア!」
そう言うと、有無が身体に違和感を感じる。
有無「…?なにをした?」
ハング「お前を苦しませようと思ってなぁ!苦しいか?」
有無「…悪いな。こっちも手加減はできない。」
そう言い、自身の身体を殴る。
ハング「血迷ったか?」
有無「あぁ。血迷ってないとやってられないんだよ。この世界は」