文字サイズ変更

【大型(?)参加型】今日から君も、マフィアの一員 [参加、受け付け中でございます〜! 残り2枠!]

#17

潜入調査篇 〚予兆〛

[大文字][大文字][大文字][太字]「おい!! どうした……? 怖くなって、手も足も出なくなったか!!」[/太字][/大文字][/大文字][/大文字]


わざとらく、少女に銃口を突きつける様子を見せつけてくる。
男のそんな品のない大声が、屑人の脳内で煩く響き渡る。

“ざまあみろ” と声色が笑っていることを感じる。

周りの男たちも微動だにしない屑人に、顔を見合わせクスクスと笑っている。

少女は恐怖と不安と戸惑いの表情で、唯一の頼みの綱である屑人を見つめる。


屑人は、ただ下を向いたまま動かない。





あの出来事のこと、

あの人のこと、

今までの自分のこと、

今のこと、

弱い自分、

これからのこと。





思考を巡らせる。











他人の力を借りて解決してはいけない。

今ここで踏ん張れば、それはきっと[下線]自分の成長に繋がるチャンス[/下線]になる。

そう薄っすらと感じる。

























[太字]カチャッ[/太字]


[大文字][大文字][太字][大文字][斜体]「チッ。もういいか」[/斜体][/大文字][/太字][/大文字][/大文字]

銃の音が静かなこの空間を切り裂く。
沈黙を破るように、もう飽きたように、男が銃のトリガーを引こうとする。

「ひっ…!」

命の危険を感じてもがいて必死に抵抗するも、大の男には敵わない。
少女の目には涙が溜まり、視界が滲んでいた。

“まだ死にたくない” そんな声にならない声を叫ぶ。


屑人の周りを、銃を持ち囲んでいる男たち。
その男たちもまた、屑人に改めて銃口を向ける。

銃のトリガーにはしっかりと指が掛かっている。













[大文字][大文字][大文字]「じゃ……。サヨーナラ!!」[/大文字][/大文字][/大文字]
[大文字]「助け__」[/大文字]
少女が最後まで言い終わる前に。

[斜体][太字]屑人が、銃を持った男の腕を掴んでいた。[/太字][/斜体]





「……は?」





ほんの一瞬の出来事で、その場にいた全員が何が起きたのか分からなかった。


「…今、今さっきまで………向こうに居た、よな………?」


屑人がいた場所と、銃口を突きつけていた男の場所の距離は、およそ15メートル。
……その15メートルを、屑人は瞬く間に移動したということになる。

本当に意味が解らない。
現実的に考えて不可能だ。


屑人が少女を背にし、男を睨む。
掌に力が入り、男の腕をさらに強く握る。

思わず男は怯んで、銃を持った手の力が抜ける。
とうとう銃を持ちきれなくなって、コトン、と銃が地面に落ちた。


その最大のチャンスを、屑人は見逃さない。

銃を足で遠くに滑らせ、腕を掴んだまま思いっきりぶっ飛ばす。


[大文字]「カハッ……!」[/大文字]


男は地面に強く背中を打ちつける。
その男が衝撃で動けなくなったところを確認して、次はあの男たちに鋭い視線を向ける。

「ヒッ!?」
「や、やめろ……!!」




屑人が、男たちの方向に踏み込んだ。

作者メッセージ

【微かな伏線】→《第2話》《第7話》

いや、あの〜…屑人くん…………右足首、負傷してますからね!?

次回はハプニング発生!の嶐来くんサイド〜! お楽しみに〜!

そして、明けましておめでとうございます! 今年もこのへっぽこ作者とその作品を、どうかよろしくお願いします!!

2026/01/01 09:19

芥無 -Akutamu-
ID:≫ 041JsGYGfUrmU
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現マフィアバトル大型参加型参加型

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は芥無 -Akutamu-さんに帰属します

TOP