文字サイズ変更

【大型参加型】相棒の人外さんと、アヤカシ退治

#3

第三怪 〚マジやばいんだけど…!〛

すると、



[大文字][大文字][斜体]「ね、ねぇヤマオ………。このアヤカシさん、た、退治……できるかなぁ………?」
『うん、私と居ればきっとね』[/斜体][/大文字][/大文字]


突如として、[下線]ツインテールの11歳ほどの少女[/下線]が現れた。
フリルがひらひらと付いたロリータ服を着ており、明らかにここの生徒ではない。

そしてその少女の後ろには、日本神話に登場する巨大な蛇の怪物……
[下線][漢字]八岐大蛇[/漢字][ふりがな]ヤマタノオロチ[/ふりがな][/下線]がいた。



何の前触れもなく現れた少女と人外に、星乃は動揺を隠せない。
「え、え……? あの子今どうやって……? え…」
『ふわぁ〜…!』
動揺している星乃とは裏腹に、夭煙は呑気にあくびなんかしている。

「ね、ねぇ夭煙。あの子、どっから現れた………?」
『 “どこから” って…? ちゃんと見てた? 突然現れたろ』
当たり前のように夭煙が答えた。……もう訳が分からない。



[大文字][大文字][大文字][斜体][太字][大文字]『キィィイイイイイイ!!!』[/大文字][/太字][/斜体][/大文字][/大文字][/大文字]



突然アヤカシが奇声を上げた。
花から生えた触手は、バタバタと暴れ回っている。

(怒ってる? 威嚇してる? ……てか鳴けたんや…)
そんなことを考えつつ、少女と人外の成り行きを見守る。

[大文字][大文字]「よ、よし……! ヤマオ、いくよ…」
『承知しました』[/大文字][/大文字]
そう八岐大蛇の人外は答えて、大きな尻尾を振り下ろした。




[太字][大文字][大文字]ドォオン!![/大文字][/大文字][/太字]




「うわ……!?」
物凄い高音と共に、埃と煙が舞った。

アヤカシと、少女と人外の影だけが微かに目視できる。
何か起こったのかはイマイチよく分からない。


「マジやばいんだけど……。しかもよく見えんし」
眉の間にしわを寄せて、文句を言う。

一見余裕そうに見えるが、本当は心の中は不安と恐怖でいっぱいなのだ。
(あのゴスロリの子がやられたら、次はアタシが襲われる……!!)

『ん。見えづらいか?』

[大文字][斜体]サァアア__[/斜体][/大文字]

夭煙が左から右へ手をかざし、煙を取っ払ってくれた。
「おぉ~。まぁアンタ、仮にも煙の人外だしね」
『なんか一言多いな…』


(で、あのアヤカシはどうなったの!?)

興味と好奇心と不安の眼差しで、煙の向こうに食いついた。







[大文字][大文字]「マジで……?!」[/大文字][/大文字]



そこには[斜体][大文字]倒れているアヤカシと、少女[/大文字][/斜体]がいた。

[斜体][大文字]人外も、少女の背中を守るように佇んでいる。[/大文字][/斜体]









「つよ……」




………いつも賑やかで楽しそうな廊下には、今、誰かの血が落ちている。
掲示物や窓ガラスもビリビリに裂け、地獄を物語っている。

そこに佇む、気弱そうな少女と巨大な人外。

アヤカシは綺麗な砂になって、サァアアとどこかに消えてしまった。


星乃は、ただ黙っていることしかできなかった。






すると、

[太字][大文字][大文字]ダッ! ダッ! ダッ![/大文字][/大文字][/太字]

少女が一歩一歩大げさに、近づいて来た。


「えっ、え? ……ちょ、夭煙!」
困惑する星乃。夭煙に助けを求めるも、スーっと遠くに逃げられる。

『アハハ。星乃がんば〜』
夭煙は星乃と違い、他人事と面白そうに笑っている。


そんなことをしている間に、少女はもう星乃に触れられる距離まで来ていた。



そして、大きく顔を見上げて一言。


[大文字]「あなた……[/大文字][大文字][大文字][大文字][太字][斜体]アヤカシ退治、しないっ………?」[/斜体][/太字][/大文字][/大文字][/大文字]




[太字][大文字][大文字][大文字]「へ?」[/大文字][/大文字][/大文字][/太字]

作者メッセージ

星乃ちゃんは、主人公にあるまじき主人公ですね〜笑
でもこういうキャラクターが人間らしくていいな〜……と思うんですよ!

次回もお楽しみに〜!

2026/01/12 15:16

芥無 -Akutamu-
ID:≫ 041JsGYGfUrmU
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は芥無 -Akutamu-さんに帰属します

TOP