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【大型(?)参加型】今日から君も、マフィアの一員 [参加、受け付け中でございます〜! 残り2枠!]

#16

潜入調査篇 〚フラッシュバック〛

あの人と出会った日のことは、よく覚えていない。

気がついたら俺の隣にあの人がいた。

あの人と野良猫をなでるのが好きだったなぁ。

周りからの視線や扱いも酷くて、

食べ物も寝床もロクになかったけど、俺はとにかく幸せだった。

いっつも笑顔で、おっちょこちょいで……。

小さかった俺の世話ばっかで。

自分のことは何もしてなかったっけ。

それに、周りのヤツから何をされようと、やり返したりもしなかった。

俺はその “周りのヤツ” が嫌いだった。

理不尽な理由で、俺とあの人をいじめるから。

そんで俺は……「何でやり返さないの?」とか聞いたりしたっけな。

自分は怖くてやり返せねぇくせに、よく言ったよ。

……それでもあの人はいつもみたくにっこり笑って、答えてくれなかった。




あるとき俺は、夜ご飯を探しに行ったあの人の帰りを待ってた。

そんなときにあの周りのヤツらが来て、暴力を受けた。

あの人の眼が、態度が、全てが気に入らないんだと。

それでなぜ俺を殴ったり蹴ったりしたのかは、今もよく解らない……。

暴力を受け続けて意識がなくなりそうな中、あの人が帰ってきてしまった。

沈みかけた太陽が、わざとらしく、あの人の絶望に満ちた顔を照らしていた。

俺は咄嗟にあの人の背中に隠れた。逃げた。

あの人に安心を求めたんだろうが、控えめに言って最低だ。

本当は、護らなきゃいけなかった。

俺のせいであの人も殴られた。蹴られた。俺よりも、もっと酷かった。

もう何がなんだかわかんなかった。そのときの俺はただただ泣いてた。

俺も、あの人と一緒に殴られた。



















次に目が覚めたときには、俺の隣からあの人はいなくなってて。














ありとあらゆるところを探した。


怖かったけれど、いろんな人に聞いた。







そしたら、近くに住んでた、親切な人が教えてくれた。



















[大文字][大文字][大文字][太字][斜体]「あぁ、君といつも一緒にいるあの子? 今朝、どこかへ行っちゃったのを見たけど」[/斜体][/太字][/大文字][/大文字][/大文字]
















え?


どうして?










俺のことが嫌いになったんだと思った。



訳がわからなくなって、たくさん泣いた。




もしかしたら帰ってくるかも知れない、と思ったが、

あの人が帰ってくることはなかった。










あのとき俺は………、本当は……。




もっとたくさんあの人のことを、探さなきゃいけなかった。












俺が弱いから。





護れなかったし、



変われなかった。



そこから人から物盗んで生活して……。

あの人に合わす顔がなかった。

ノアに誘われて……。

あの人について何か知れるかもと思った。

もっともっと、強くなれると思った。

けどこのザマだ。



心の中では強くなった気でいた。

けどどうだ?

目の前にあるモン、何にも護れてねぇじゃねーか。



俺のどこが強いんだ?







本当、バカだなぁ……。

作者メッセージ

年越し前にめちゃ重ですね……。

次回もお楽しみに〜……!

2025/12/31 11:21

芥無 -Akutamu-
ID:≫ 041JsGYGfUrmU
コメント

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暴力表現マフィアバトル大型参加型参加型

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