廊下から、耳をつんざく悲鳴とざわめき。
教室の賑やかな雰囲気は一気になくなり、静まり返った。
その代わりに、廊下からたくさんの悲鳴が聞こえる。
思わずバッと廊下へ飛び出した。
そこで星乃が目にしたモノは、
[太字][斜体]頭が花になっており、そこから目玉がギョロギョロと動き、
特別幼い、少女のような形をしたアヤカシ[/斜体]だった。[/太字]
[大文字][大文字]「な、何アレ………」[/大文字][/大文字]
そのアヤカシは、生徒の方に目玉を向ける。
目玉を向けられた生徒は腰を抜かし、その場にへなり…と座り込む。
アヤカシは花から触手を生やし、今にも襲おうとしている。
が、突然他の生徒の方に目玉と触手を向けると、
気が変わったのか、無差別に生徒を襲い始めた。
[大文字][大文字][大文字]「キャァアア!!!」
「誰かッ、誰かぁああ!!!」
「助けてよ!!!」[/大文字][/大文字][/大文字]
叫び、逃げ、泣き……。
我先にと、誰もを押し除け、必死の表情でアヤカシから逃げ惑う。
血が流れて怪我をしている生徒もいるのだが、誰一人として気に留めない。
窓ガラスが粉々に割れ、廊下の掲示物がビリビリに裂けている。
(“助ける” ったって………)
星乃はただ、そこに立って見ていることしかできなかった。
[下線][斜体][大文字]『星乃。みんなを、助けなくていいのか?』[/大文字][/斜体][/下線]
「………」
隣にいた夭煙の言葉に、星乃の時間が止まる。
[大文字][大文字][太字]「何でアタシが助けなきゃいけないの? 危ないし、先生たちに任せればいいじゃん……!!」[/太字][/大文字][/大文字]
『……まぁ、それもそうだな』
すると、
[大文字][斜体][大文字]「ね、ねぇヤマオ………。このアヤカシさん、た、退治……できるかなぁ………?」
『うん、私と居ればきっとね』[/大文字][/斜体][/大文字]
突如として、[下線]ツインテールの11歳ほどの少女[/下線]が現れた。
フリルがひらひらと付いたロリータ服を着ており、明らかにここの生徒ではない。
そしてその少女の後ろには、日本神話に登場する巨大な蛇の怪物……
[下線][漢字]八岐大蛇[/漢字][ふりがな]ヤマタノオロチ[/ふりがな][/下線]がいた。
教室の賑やかな雰囲気は一気になくなり、静まり返った。
その代わりに、廊下からたくさんの悲鳴が聞こえる。
思わずバッと廊下へ飛び出した。
そこで星乃が目にしたモノは、
[太字][斜体]頭が花になっており、そこから目玉がギョロギョロと動き、
特別幼い、少女のような形をしたアヤカシ[/斜体]だった。[/太字]
[大文字][大文字]「な、何アレ………」[/大文字][/大文字]
そのアヤカシは、生徒の方に目玉を向ける。
目玉を向けられた生徒は腰を抜かし、その場にへなり…と座り込む。
アヤカシは花から触手を生やし、今にも襲おうとしている。
が、突然他の生徒の方に目玉と触手を向けると、
気が変わったのか、無差別に生徒を襲い始めた。
[大文字][大文字][大文字]「キャァアア!!!」
「誰かッ、誰かぁああ!!!」
「助けてよ!!!」[/大文字][/大文字][/大文字]
叫び、逃げ、泣き……。
我先にと、誰もを押し除け、必死の表情でアヤカシから逃げ惑う。
血が流れて怪我をしている生徒もいるのだが、誰一人として気に留めない。
窓ガラスが粉々に割れ、廊下の掲示物がビリビリに裂けている。
(“助ける” ったって………)
星乃はただ、そこに立って見ていることしかできなかった。
[下線][斜体][大文字]『星乃。みんなを、助けなくていいのか?』[/大文字][/斜体][/下線]
「………」
隣にいた夭煙の言葉に、星乃の時間が止まる。
[大文字][大文字][太字]「何でアタシが助けなきゃいけないの? 危ないし、先生たちに任せればいいじゃん……!!」[/太字][/大文字][/大文字]
『……まぁ、それもそうだな』
すると、
[大文字][斜体][大文字]「ね、ねぇヤマオ………。このアヤカシさん、た、退治……できるかなぁ………?」
『うん、私と居ればきっとね』[/大文字][/斜体][/大文字]
突如として、[下線]ツインテールの11歳ほどの少女[/下線]が現れた。
フリルがひらひらと付いたロリータ服を着ており、明らかにここの生徒ではない。
そしてその少女の後ろには、日本神話に登場する巨大な蛇の怪物……
[下線][漢字]八岐大蛇[/漢字][ふりがな]ヤマタノオロチ[/ふりがな][/下線]がいた。