【参加型】《WIND BREAKER》ボウフウリンと仲の良い組織があるようで 〔幹部さんはあと1人で〜す!〕
#1
【ファルベ】
[大文字]「オラ、お前金持ってんだろ〜?! 金出せよ、出せよゴラ!!」[/大文字]
「やっ、やめ、やめてくださいっ………!」
「え? なんか言った?」「わかんね〜笑」「声ちっちぇんだよ!」
夕暮れ時。
とあるまこち町の裏路地で
大柄な男3人が、中学生と思える少年にカツアゲをしている。
人通りが少なく助けを求めようにも届かない。
少年はひどく怯えており、目に涙を溜めていた。
「なにその目? キモ〜!! ボコされてぇの?! あ?」
「ち、ちがっ…」
「なー、もうコイツボコしちまおうぜ〜?!」
「いいなぁ!!」
「よし、…………歯ぁ食いしばれ!!!!!」
「っ!!」
男が殴りかかる。
少年が目を瞑る。
「っ………?」
恐る恐る目を開けると、
少年の目の前には2人の女の子が立っていた。
1人は少年と同じ歳ほどの、金髪でタレ目の女の子。
もう1人は少年より歳上ぐらいの、薄紫色の髪で耳にピアスをしている女の人。
男は殴りかけた拳の行き場を失い、
驚いたような、怯えているような目で呆然と2人を見ていた。
「な、なんだよコイツら………?」
「知らねえよ、なんだよ……?」
「うっ、狼狽えんな、所詮は女だろ! しかも1人はガキだぞ」
「あ、あぁ! 確かにな!!」
「ハハハハッ!! そ、そうだな!」
男たちは突然のことに動揺しているようだ。
「あ、あのっ、あなた達は……?」
少年が思い切って声を出す。
「えっ? 私たちのこと?」
「え…と、私たちは…」
[大文字][太字]「「【ファルベ】」」[/太字][/大文字]
「ファルベ?」
どこかで聞いたことがあるような気がした。
「ぁ、ちょっと、危ない…かも…」
薄紫の髪の女性にそう言われ、少年は何歩か後ろに下がった。
「……のあね? お前みたいな奴だぁいきらい♡」
金髪の女の子がそう言った直後、男たちの方向へと踏み込んだ。
[斜体][大文字]サアァァ____[/大文字][/斜体]
それはほんの一刹那だった。
少し砂埃が舞い、女の子も男たちも見えなくなった。
しばらくして砂埃が落ち着くと、だんだんと男たちが見えてきた。
「あ、あのっ、ホントに……一体何者なんですかっ?!」
男たちは全員倒れており、金髪の女の子は傷一つついていない。
「言ったじゃーん! ファルべだよ?」
「ぅ、うん…ファルべ…。です」
「えっ、えぇ………???」
どんな質問をしてもファルべの謎は深まるばかりで、
あの人達の名前を知らないまま、助けて貰ったお礼が言えないまま、
「日が暮れてしまうから」と理由で帰らされてしまった。
いつか、あの人達に感謝を伝えられることができるのかな。
「やっ、やめ、やめてくださいっ………!」
「え? なんか言った?」「わかんね〜笑」「声ちっちぇんだよ!」
夕暮れ時。
とあるまこち町の裏路地で
大柄な男3人が、中学生と思える少年にカツアゲをしている。
人通りが少なく助けを求めようにも届かない。
少年はひどく怯えており、目に涙を溜めていた。
「なにその目? キモ〜!! ボコされてぇの?! あ?」
「ち、ちがっ…」
「なー、もうコイツボコしちまおうぜ〜?!」
「いいなぁ!!」
「よし、…………歯ぁ食いしばれ!!!!!」
「っ!!」
男が殴りかかる。
少年が目を瞑る。
「っ………?」
恐る恐る目を開けると、
少年の目の前には2人の女の子が立っていた。
1人は少年と同じ歳ほどの、金髪でタレ目の女の子。
もう1人は少年より歳上ぐらいの、薄紫色の髪で耳にピアスをしている女の人。
男は殴りかけた拳の行き場を失い、
驚いたような、怯えているような目で呆然と2人を見ていた。
「な、なんだよコイツら………?」
「知らねえよ、なんだよ……?」
「うっ、狼狽えんな、所詮は女だろ! しかも1人はガキだぞ」
「あ、あぁ! 確かにな!!」
「ハハハハッ!! そ、そうだな!」
男たちは突然のことに動揺しているようだ。
「あ、あのっ、あなた達は……?」
少年が思い切って声を出す。
「えっ? 私たちのこと?」
「え…と、私たちは…」
[大文字][太字]「「【ファルベ】」」[/太字][/大文字]
「ファルベ?」
どこかで聞いたことがあるような気がした。
「ぁ、ちょっと、危ない…かも…」
薄紫の髪の女性にそう言われ、少年は何歩か後ろに下がった。
「……のあね? お前みたいな奴だぁいきらい♡」
金髪の女の子がそう言った直後、男たちの方向へと踏み込んだ。
[斜体][大文字]サアァァ____[/大文字][/斜体]
それはほんの一刹那だった。
少し砂埃が舞い、女の子も男たちも見えなくなった。
しばらくして砂埃が落ち着くと、だんだんと男たちが見えてきた。
「あ、あのっ、ホントに……一体何者なんですかっ?!」
男たちは全員倒れており、金髪の女の子は傷一つついていない。
「言ったじゃーん! ファルべだよ?」
「ぅ、うん…ファルべ…。です」
「えっ、えぇ………???」
どんな質問をしてもファルべの謎は深まるばかりで、
あの人達の名前を知らないまま、助けて貰ったお礼が言えないまま、
「日が暮れてしまうから」と理由で帰らされてしまった。
いつか、あの人達に感謝を伝えられることができるのかな。