[大文字][大文字][斜体]「敵は……5人かな。それぞれノルマ1人だね」[/斜体][/大文字][/大文字]
[大文字][大文字][斜体]「承知しました。素早く終わらせてしまいましょう」[/斜体][/大文字][/大文字]
[大文字][大文字][斜体]「全く、また任務かよ」[/斜体][/大文字][/大文字]
[大文字][大文字][斜体]「ご飯食べに行こうとしてたのにぃ〜…」[/斜体][/大文字][/大文字]
黒のシャツとスカート、ストッキングを履き、軽く足踏みをする者。___[大文字][下線]【星影 ゆら】[/下線][/大文字]
白銀の髪に赤と黒のオッドアイをした、黒の服に身を包んだ者。___[大文字][下線]【夜亭 誠】[/下線][/大文字]
Tシャツにズボン、腰に武器を掛けるフックを揺らしている者。___[大文字][下線]【暗世 ギア】[/下線][/大文字]
髪を団子に結び、にこっと笑った口から八重歯を覗かせる者。___[大文字][下線]【碧薫 神楽】[/下線][/大文字]
「やっとかよ…」
嶐来は微かに安心したような、ほのかに疲労したような声でそう言った。
しかし、踏ん張るべきはこれからだ。
ゆらと誠が、周りの客やスタッフに避難するように言う。
それを聞いて我先にと、客たちが出口から出ていく。
あっという間にマフィア5人と敵、人質以外、カジノには誰もいなくなった。
[太字]ダッ[/太字]
4人がそれぞれの[漢字]ターゲット[/漢字][ふりがな]ノルマ[/ふりがな]に向かって踏み込んだ。
嶐来はまず、喉元に突きつけられた銃口を弾き飛ばした。
鞘に入れたままの刀2本で、銃相手に戦う。
中距離と近距離ではタチが悪い。
やはり、哪吒がなければ……。
[大文字][太字][大文字]「ねぇ[漢字]嶐来[/漢字][ふりがな]sword[/ふりがな]、“コレ” 必要ッ?!」[/大文字][/太字][/大文字]
敵と交戦中のゆらが、嶐来に向かってそう聞いた。
ゆらが握っているものは……[斜体]嶐来の哪吒だ。[/斜体]
ゆらと嶐来とで[漢字]目が合って、合図を送る[/漢字][ふりがな]アイコンタクトをする[/ふりがな]。
敵をいなしながら、哪吒を投げる。軽くジャンプして、哪吒を掴む。
「……ありがてぇー」
哪吒の確かな感触に浸りたい……ところだが、敵はそれを許してくれないようだ。
バク転をして敵と距離を取る。
鞘に収めたままの刀で、バッティングでもするかのように、何発も哪吒を飛ばす。
[太字]カキィン![/太字]
[太字]カキィン![/太字]
「ほら、どうした? もう動けないの? 俺はまだ、哪吒2本しか飛ばしてないよ」
ナイフを右手に、エアガンを左に持って器用に戦うのは暗世ギア。
銃同士で警戒し合っていて、なかなか思うように倒せない。
ギアが苦戦していると、
[太字]パン![/太字]
ギアの心臓を目掛けて、銃弾が放たれた。
集中して銃弾を見る。
寸分狂わぬ銃弾を撃つ。
[太字]ガキン![/太字]
ギアの放った銃弾と、敵が放った銃弾が、空中でぶつかった。
敵の銃弾は軌道を逸らし、どこかへ転がっていく。
この隙をギアは見逃さない。
「ふッ」
今度はこちらが敵目掛けて銃を撃つ。
銃弾が当たれば、すぐに敵は倒れてしまった。
武器を腰のフックに戻し、手を叩いて払う。
碧薫神楽は銃を持ち、[漢字]障害物[/漢字][ふりがな]カジノ台や椅子[/ふりがな]に身を潜めていた。
同じく身を潜めている敵の脳天に、狙いを定める。が、すぐに動かれてしまって撃つことができない。
障害物を行き来するたび、敵が銃で足元を狙って火花が散る。
敵がいるであろうところに威嚇で銃を撃つ。
こちらもなかなか当たらない……。
しかし神楽は何を思ったのか、突然障害物から身を乗り出して銃を構える。
敵が尻尾を少しでも見せれば、脳天を一発……ということだ。
突如神楽からの攻撃が来なくなった敵は違和感を感じ、顔を出した。
今だ。
[太字]バンッ[/太字]
「ふぅ〜…」
銃を肩に担いで神楽は一つ息を吐いた。
神楽の前には、血を流し倒れた敵がいた。
[下線][斜体][大文字]残りの敵は、あと2人。[/大文字][/斜体][/下線]
[大文字][大文字][斜体]「承知しました。素早く終わらせてしまいましょう」[/斜体][/大文字][/大文字]
[大文字][大文字][斜体]「全く、また任務かよ」[/斜体][/大文字][/大文字]
[大文字][大文字][斜体]「ご飯食べに行こうとしてたのにぃ〜…」[/斜体][/大文字][/大文字]
黒のシャツとスカート、ストッキングを履き、軽く足踏みをする者。___[大文字][下線]【星影 ゆら】[/下線][/大文字]
白銀の髪に赤と黒のオッドアイをした、黒の服に身を包んだ者。___[大文字][下線]【夜亭 誠】[/下線][/大文字]
Tシャツにズボン、腰に武器を掛けるフックを揺らしている者。___[大文字][下線]【暗世 ギア】[/下線][/大文字]
髪を団子に結び、にこっと笑った口から八重歯を覗かせる者。___[大文字][下線]【碧薫 神楽】[/下線][/大文字]
「やっとかよ…」
嶐来は微かに安心したような、ほのかに疲労したような声でそう言った。
しかし、踏ん張るべきはこれからだ。
ゆらと誠が、周りの客やスタッフに避難するように言う。
それを聞いて我先にと、客たちが出口から出ていく。
あっという間にマフィア5人と敵、人質以外、カジノには誰もいなくなった。
[太字]ダッ[/太字]
4人がそれぞれの[漢字]ターゲット[/漢字][ふりがな]ノルマ[/ふりがな]に向かって踏み込んだ。
嶐来はまず、喉元に突きつけられた銃口を弾き飛ばした。
鞘に入れたままの刀2本で、銃相手に戦う。
中距離と近距離ではタチが悪い。
やはり、哪吒がなければ……。
[大文字][太字][大文字]「ねぇ[漢字]嶐来[/漢字][ふりがな]sword[/ふりがな]、“コレ” 必要ッ?!」[/大文字][/太字][/大文字]
敵と交戦中のゆらが、嶐来に向かってそう聞いた。
ゆらが握っているものは……[斜体]嶐来の哪吒だ。[/斜体]
ゆらと嶐来とで[漢字]目が合って、合図を送る[/漢字][ふりがな]アイコンタクトをする[/ふりがな]。
敵をいなしながら、哪吒を投げる。軽くジャンプして、哪吒を掴む。
「……ありがてぇー」
哪吒の確かな感触に浸りたい……ところだが、敵はそれを許してくれないようだ。
バク転をして敵と距離を取る。
鞘に収めたままの刀で、バッティングでもするかのように、何発も哪吒を飛ばす。
[太字]カキィン![/太字]
[太字]カキィン![/太字]
「ほら、どうした? もう動けないの? 俺はまだ、哪吒2本しか飛ばしてないよ」
ナイフを右手に、エアガンを左に持って器用に戦うのは暗世ギア。
銃同士で警戒し合っていて、なかなか思うように倒せない。
ギアが苦戦していると、
[太字]パン![/太字]
ギアの心臓を目掛けて、銃弾が放たれた。
集中して銃弾を見る。
寸分狂わぬ銃弾を撃つ。
[太字]ガキン![/太字]
ギアの放った銃弾と、敵が放った銃弾が、空中でぶつかった。
敵の銃弾は軌道を逸らし、どこかへ転がっていく。
この隙をギアは見逃さない。
「ふッ」
今度はこちらが敵目掛けて銃を撃つ。
銃弾が当たれば、すぐに敵は倒れてしまった。
武器を腰のフックに戻し、手を叩いて払う。
碧薫神楽は銃を持ち、[漢字]障害物[/漢字][ふりがな]カジノ台や椅子[/ふりがな]に身を潜めていた。
同じく身を潜めている敵の脳天に、狙いを定める。が、すぐに動かれてしまって撃つことができない。
障害物を行き来するたび、敵が銃で足元を狙って火花が散る。
敵がいるであろうところに威嚇で銃を撃つ。
こちらもなかなか当たらない……。
しかし神楽は何を思ったのか、突然障害物から身を乗り出して銃を構える。
敵が尻尾を少しでも見せれば、脳天を一発……ということだ。
突如神楽からの攻撃が来なくなった敵は違和感を感じ、顔を出した。
今だ。
[太字]バンッ[/太字]
「ふぅ〜…」
銃を肩に担いで神楽は一つ息を吐いた。
神楽の前には、血を流し倒れた敵がいた。
[下線][斜体][大文字]残りの敵は、あと2人。[/大文字][/斜体][/下線]
- 1.恨んで、恨んで。
- 2.柏樹屑人の生き方篇 〚エンカウント〛
- 3.柏樹屑人の生き方篇 〚マフィア〛
- 4.アジトへ!
- 5.初任務篇 〚情報の手がかりを〛
- 6.初任務篇 〚廃墟にて〛
- 7.初任務篇 〚ぶっ飛ばす!〛
- 8.初任務篇 〚陰と呟き〛
- 9.ゲーム室にて
- 10.自己紹介と、雑談と、「またね!」
- 11.潜入調査篇 〚任務、引き受けりゃいいんだろ?!〛
- 12.潜入調査篇 〚謎の影〛
- 13. 潜入調査篇 〚少女〛
- 14.潜入調査篇 〚戦闘準備〛
- 15.潜入調査篇 〚どうして〛
- 16.潜入調査篇 〚フラッシュバック〛
- 17.潜入調査篇 〚予兆〛
- 18.潜入調査篇〈嶐来side〉 〚時間稼ぎ!〛
- 19.潜入調査篇〈嶐来side〉 〚ただいま交戦中 -上-〛
- 20.潜入調査篇〈嶐来side〉 〚ただいま交戦中 -下-〛
- 21.潜入調査篇 〚目を覚ます〛
- 22.潜入調査篇 〚終わりと……始まり!〛
- 23.休暇をプレゼント!