覚悟して、目を瞑る。
その次の瞬間、
[太字]ガキンッッ!!![/太字]
何かと何かがぶつかる音がした。
振り向くと、そこには…………。
[太字]「誰だ? お前………?」[/太字]
木刀を持った、ベージュ髪の男が言った。
[下線][大文字]「やぁやぁ、キミら。ボクは蒼宮奏真やで〜、よろしゅうな〜!」[/大文字][/下線]
チェーンソーを持った敵と屑人たちに向かって、奏真は笑顔でひらひらと手を振った。
(なんだ、コイツ……?!)(だれだ、こいつ……!)
屑人もヒカルも、突然のことに驚いて固まっている。
もちろん、チェーンソーを持った男も驚いている。
ハッと我に帰るとチェーンソーを、奏真めがけて勢いよく振り回し始めた。
[大文字][太字]「オラァアアア!!」[/太字][/大文字]
「あーあー、そない振り回して〜! 人に当たったらどないすんの〜〜?」
ブンブンと振り回されているチェーンソーを、ひらりゆらりと[漢字]躱[/漢字][ふりがな]かわ[/ふりがな]している。
なかなかに重さのあるチェーンソーを、かなりの時間がむしゃらに振り回しているもので、
男は肩で息をして「ハァ、ハァ……」と疲れ切った様子で立ち尽くしていた。
「なんやの、息切れ〜? 早いなぁ〜」
その一方で奏真はまだまだ動き足りないらしく、木刀をくるりくるりと回転させて遊んでいる。
「じゃ、[大文字]これで終わりやね…♪」[/大文字]
男の方に踏み込み、勢いよく木刀を下から上に振り上げる。
すると、チェーンソーは男の手から弾かれた。
その後すぐに木刀を男の顔面に向けると、男は腰を抜かしてその場に尻をついた。
「ふぅ〜!」
奏真はため息を吐きながら、手をパンパンと払った。
ほんの僅かの沈黙の後、屑人が口を開ける。
「いや…………。[大文字][大文字]お前誰なんだよ!?」[/大文字][/大文字]
「言うたやん〜、ボクは蒼宮奏真やって~~!」
[大文字]「違げぇよ!![/大文字] お前、一体何者なんだ! 敵か、味方か?」
「あぁ〜、そういうことな〜!」
屑人とヒカルで顔を見合わせ、“敵か味方か” と息を呑む。
「ボクは[漢字]首領[/漢字][ふりがな]ボス[/ふりがな]の補佐やっとってな〜、首領にお願いされて、キミらのことが心配やからってココに来たんよ〜〜!」
相変わらずの笑顔で奏真はそう言った。
少し怪しいが、どうやらノアに頼まれてここに来たらしい。
「さ〜て! その子が誘拐されとった子やろ? アジト行って首領に報告しに行こや〜〜」
そうして3人は廃墟を後にし、マフィアのアジトへと向かうことになった。
[大文字]「へぇ、なかなか強いじゃん……」[/大文字]
[斜体]廃墟の物陰で、誰かがそう呟いた。[/斜体]
その次の瞬間、
[太字]ガキンッッ!!![/太字]
何かと何かがぶつかる音がした。
振り向くと、そこには…………。
[太字]「誰だ? お前………?」[/太字]
木刀を持った、ベージュ髪の男が言った。
[下線][大文字]「やぁやぁ、キミら。ボクは蒼宮奏真やで〜、よろしゅうな〜!」[/大文字][/下線]
チェーンソーを持った敵と屑人たちに向かって、奏真は笑顔でひらひらと手を振った。
(なんだ、コイツ……?!)(だれだ、こいつ……!)
屑人もヒカルも、突然のことに驚いて固まっている。
もちろん、チェーンソーを持った男も驚いている。
ハッと我に帰るとチェーンソーを、奏真めがけて勢いよく振り回し始めた。
[大文字][太字]「オラァアアア!!」[/太字][/大文字]
「あーあー、そない振り回して〜! 人に当たったらどないすんの〜〜?」
ブンブンと振り回されているチェーンソーを、ひらりゆらりと[漢字]躱[/漢字][ふりがな]かわ[/ふりがな]している。
なかなかに重さのあるチェーンソーを、かなりの時間がむしゃらに振り回しているもので、
男は肩で息をして「ハァ、ハァ……」と疲れ切った様子で立ち尽くしていた。
「なんやの、息切れ〜? 早いなぁ〜」
その一方で奏真はまだまだ動き足りないらしく、木刀をくるりくるりと回転させて遊んでいる。
「じゃ、[大文字]これで終わりやね…♪」[/大文字]
男の方に踏み込み、勢いよく木刀を下から上に振り上げる。
すると、チェーンソーは男の手から弾かれた。
その後すぐに木刀を男の顔面に向けると、男は腰を抜かしてその場に尻をついた。
「ふぅ〜!」
奏真はため息を吐きながら、手をパンパンと払った。
ほんの僅かの沈黙の後、屑人が口を開ける。
「いや…………。[大文字][大文字]お前誰なんだよ!?」[/大文字][/大文字]
「言うたやん〜、ボクは蒼宮奏真やって~~!」
[大文字]「違げぇよ!![/大文字] お前、一体何者なんだ! 敵か、味方か?」
「あぁ〜、そういうことな〜!」
屑人とヒカルで顔を見合わせ、“敵か味方か” と息を呑む。
「ボクは[漢字]首領[/漢字][ふりがな]ボス[/ふりがな]の補佐やっとってな〜、首領にお願いされて、キミらのことが心配やからってココに来たんよ〜〜!」
相変わらずの笑顔で奏真はそう言った。
少し怪しいが、どうやらノアに頼まれてここに来たらしい。
「さ〜て! その子が誘拐されとった子やろ? アジト行って首領に報告しに行こや〜〜」
そうして3人は廃墟を後にし、マフィアのアジトへと向かうことになった。
[大文字]「へぇ、なかなか強いじゃん……」[/大文字]
[斜体]廃墟の物陰で、誰かがそう呟いた。[/斜体]
- 1.恨んで、恨んで。
- 2.柏樹屑人の生き方篇 〚エンカウント〛
- 3.柏樹屑人の生き方篇 〚マフィア〛
- 4.アジトへ!
- 5.初任務篇 〚情報の手がかりを〛
- 6.初任務篇 〚廃墟にて〛
- 7.初任務篇 〚ぶっ飛ばす!〛
- 8.初任務篇 〚陰と呟き〛
- 9.ゲーム室にて
- 10.自己紹介と、雑談と、「またね!」
- 11.潜入調査篇 〚任務、引き受けりゃいいんだろ?!〛
- 12.潜入調査篇 〚謎の影〛
- 13. 潜入調査篇 〚少女〛
- 14.潜入調査篇 〚戦闘準備〛
- 15.潜入調査篇 〚どうして〛
- 16.潜入調査篇 〚フラッシュバック〛
- 17.潜入調査篇 〚予兆〛
- 18.潜入調査篇〈嶐来side〉 〚時間稼ぎ!〛
- 19.潜入調査篇〈嶐来side〉 〚ただいま交戦中 -上-〛
- 20.潜入調査篇〈嶐来side〉 〚ただいま交戦中 -下-〛
- 21.潜入調査篇 〚目を覚ます〛
- 22.潜入調査篇 〚終わりと……始まり!〛
- 23.休暇をプレゼント!