守護霊様は君が好き
#1
~守護霊様~
[太字][大文字]♡見えてからというもの…[/大文字][/太字]
私が幽霊が見えるようになったのは小学生の時。
もともと嫌われていた私は、幽霊が見えない時から『あいつ、幽霊見えるんだって。』と、言われていた。
「私、幽霊見えないよ?」
といっても、聞いてもらえず、「うるせえな!幽霊女!!こえ~!」と、騒がれて瞬く間に『幽霊女』という名が知れ渡った。
結局、いじめが激化し、私は田舎から都会へ逃げるように移り住んだ。
でも、田舎よりも都会のほうがもっとひどかった。
「幽霊地味女。消えろ~」
花壇にいれば、水をかけられ、校庭にいれば砂をかけられ、教室にいればゴミを投げられたり、私物を汚されたりした。
そんな日が毎日続き、気づけば人が怖くなっていた。
幽霊よりも怖い。きっと幽霊のほうが優しい。そう思い込んでいた。
そして、小学3年生の夏。
半成人を迎えた私に異変が起きた。
めまいがして、ずっとベットに寝転がって耐えていると、ふと、窓のほうに何かいるのが見えた。
そっちをみると、こちらを除く幽霊がいた。
自然と怖くなかった。人のほうが怖いと思い込んでいたせいかもしれない。
「幽霊さん?」
私がそう声をかければ、私よりも大きいはずの幽霊さんは泣き崩れた。
蜘蛛の幽霊さんだったらしく、手足含め8本あり、最初は驚いたがその蜘蛛の幽霊さんと過ごす日々が多くなった。
学校が怖くても、ずっと外の壁に張り付いてこっちを見守ってくれていたり、体育の授業では、私をいじめていた男子の足を引っかけ、こけさせたり。私を間近でずっと支えてくれていた。
そんな蜘蛛さんとお別れが来たのは私が中学になろうとしていた時だった。
突如として現れた霊媒師に祓われたんだ。
「[太字]チ、スズ…ナガク、イキテ…マタ、アオウ[/太字]」
「蜘蛛さんッ!」
この日を境に、霊媒師=悪い人だと思い込んだ。
何も言わず、蜘蛛さんを祓った霊媒師。
私たちの仲を見てやっと気づいたのか、後々になってから「ごめんよ」と、謝られた。
つい、睨んでしまった。
私の蜘蛛さんを、返して!そういう意味を込めて。
それから、たびたび見る幽霊さんと過ごした。
でも、やっぱり、蜘蛛さんのように仲良くしてくれる幽霊はおらず、結局またいじめられる日々だけが続いた。
そんな私に、いわゆる守護霊というものがついた。
神社にお参りに行った際、祈り終わった私の背後にずっとついてくる幽霊がいた。
蜘蛛さんのように、きちんとした蜘蛛じゃなくて、人だった。
守護霊は、霧のような感じか、おじさんというレッテルを貼っていた自分がいた。
でも、後ろをずっとつけてくるのは二本足で歩く人。
もしかしたら本当に人かな?とも思ったが、飛んでこっちを見てきたりするので、人ではない。
おまけに言葉も話せるようで、「かわいい。」と、いう。
何を見てかわいいと言っているのかよくわからないが、私のことではないと思う。
そう断言できるのは、いじめのせいだ。
日々、『幽霊地味女!』と言われては、自分の容姿が地味なことくらいよくわかった。
丸い眼鏡で、前髪長めの私のどこがかわいいのか。
でも、私とは違い、守護霊さんはイケメン過ぎた。声も低くて、今の私と同年代ぐらい。
不思議なほど普通の男の子だった。
でも、もう蜘蛛さんの時のように寂しくなりたくなくて、守護霊さんに話しかけたことは一度もない。
私が幽霊が見えるようになったのは小学生の時。
もともと嫌われていた私は、幽霊が見えない時から『あいつ、幽霊見えるんだって。』と、言われていた。
「私、幽霊見えないよ?」
といっても、聞いてもらえず、「うるせえな!幽霊女!!こえ~!」と、騒がれて瞬く間に『幽霊女』という名が知れ渡った。
結局、いじめが激化し、私は田舎から都会へ逃げるように移り住んだ。
でも、田舎よりも都会のほうがもっとひどかった。
「幽霊地味女。消えろ~」
花壇にいれば、水をかけられ、校庭にいれば砂をかけられ、教室にいればゴミを投げられたり、私物を汚されたりした。
そんな日が毎日続き、気づけば人が怖くなっていた。
幽霊よりも怖い。きっと幽霊のほうが優しい。そう思い込んでいた。
そして、小学3年生の夏。
半成人を迎えた私に異変が起きた。
めまいがして、ずっとベットに寝転がって耐えていると、ふと、窓のほうに何かいるのが見えた。
そっちをみると、こちらを除く幽霊がいた。
自然と怖くなかった。人のほうが怖いと思い込んでいたせいかもしれない。
「幽霊さん?」
私がそう声をかければ、私よりも大きいはずの幽霊さんは泣き崩れた。
蜘蛛の幽霊さんだったらしく、手足含め8本あり、最初は驚いたがその蜘蛛の幽霊さんと過ごす日々が多くなった。
学校が怖くても、ずっと外の壁に張り付いてこっちを見守ってくれていたり、体育の授業では、私をいじめていた男子の足を引っかけ、こけさせたり。私を間近でずっと支えてくれていた。
そんな蜘蛛さんとお別れが来たのは私が中学になろうとしていた時だった。
突如として現れた霊媒師に祓われたんだ。
「[太字]チ、スズ…ナガク、イキテ…マタ、アオウ[/太字]」
「蜘蛛さんッ!」
この日を境に、霊媒師=悪い人だと思い込んだ。
何も言わず、蜘蛛さんを祓った霊媒師。
私たちの仲を見てやっと気づいたのか、後々になってから「ごめんよ」と、謝られた。
つい、睨んでしまった。
私の蜘蛛さんを、返して!そういう意味を込めて。
それから、たびたび見る幽霊さんと過ごした。
でも、やっぱり、蜘蛛さんのように仲良くしてくれる幽霊はおらず、結局またいじめられる日々だけが続いた。
そんな私に、いわゆる守護霊というものがついた。
神社にお参りに行った際、祈り終わった私の背後にずっとついてくる幽霊がいた。
蜘蛛さんのように、きちんとした蜘蛛じゃなくて、人だった。
守護霊は、霧のような感じか、おじさんというレッテルを貼っていた自分がいた。
でも、後ろをずっとつけてくるのは二本足で歩く人。
もしかしたら本当に人かな?とも思ったが、飛んでこっちを見てきたりするので、人ではない。
おまけに言葉も話せるようで、「かわいい。」と、いう。
何を見てかわいいと言っているのかよくわからないが、私のことではないと思う。
そう断言できるのは、いじめのせいだ。
日々、『幽霊地味女!』と言われては、自分の容姿が地味なことくらいよくわかった。
丸い眼鏡で、前髪長めの私のどこがかわいいのか。
でも、私とは違い、守護霊さんはイケメン過ぎた。声も低くて、今の私と同年代ぐらい。
不思議なほど普通の男の子だった。
でも、もう蜘蛛さんの時のように寂しくなりたくなくて、守護霊さんに話しかけたことは一度もない。