[太字][大文字]♡本当は...[/大文字][/太字]
5日目の夜、私たちが選ばれなかったら、祝おう。そして、選ばれた人に感謝をしよう。と、レルイド家に招待された。
私たち、マレウット家は、準備をしてレルイド家に向かう。
町全体はぽつぽつと光を放っていた。
おそらく、赤い手紙がと届かないようにと願っているのだろう。
夜風に身を縮こませながらリイリンはぽつぽつとそう考えていた。
数分歩いて、レルイド家につく。
―ーー―ーコンコン・・・。
母がレルイド家のドアをたたくが、反応がない。
―ーーーーコンコン・・・。
今度は、父がたたいたが、やはり反応がない。
最後、私がたたこうとしたタイミングでドアが開いた。
ロアンちゃんのお母さん…。
顔を上げてロアンちゃんのお母さんを見ると、涙でぬれていた。
驚いた半面、その様子に私たち一家はさとる。
今宵の生贄は、レルイド家なのだと。
家に上がらせてもらえば、5日前の朝、あんなに元気だったロアンちゃんの顔は、暗く、見ていてつらかった。
レルイド一家、泣きはらした顔をしている。
そんなロアンちゃんを見て思う。
こんなにやさしい子が、選ばれちゃいけない。
私なら...。
私だったら…。
私は、ロアンちゃんの膝に置いてある赤い手紙をビリビリに破って燃やした。
「リイリン!!」
母に怒鳴られても気にせず、そのまま燃やし尽くした。
「リイリン…。」
私の行動に驚きつつも、苦しそうな声で私の名前を呼んだロアンちゃんを抱きしめる。
「ロアンちゃん、私に任せてください。」
耳元でそうささやいて、小さな刃をロアンちゃんの手から奪う。
「ロアンちゃんは、生きていてほしい、です。」
まだ未来はあるから。笑っていてほしい。
にっこりと笑ってから、レルイド家から出て神社に向かった。
「リイリン!!ダメっ!!!」
私のしようとしたことが分かったロアンちゃんが、大きな声を上げる。
でも、もう止まらない。あなたには、まだしてほしいことがたくさんある。
やっと着いた神社の階段を上る。
そして、見つけた神社の井戸前にきて指を軽き切り、血を一滴たらす。
そして、井戸に足をかけて入ろうとした時だった—————。
5日目の夜、私たちが選ばれなかったら、祝おう。そして、選ばれた人に感謝をしよう。と、レルイド家に招待された。
私たち、マレウット家は、準備をしてレルイド家に向かう。
町全体はぽつぽつと光を放っていた。
おそらく、赤い手紙がと届かないようにと願っているのだろう。
夜風に身を縮こませながらリイリンはぽつぽつとそう考えていた。
数分歩いて、レルイド家につく。
―ーー―ーコンコン・・・。
母がレルイド家のドアをたたくが、反応がない。
―ーーーーコンコン・・・。
今度は、父がたたいたが、やはり反応がない。
最後、私がたたこうとしたタイミングでドアが開いた。
ロアンちゃんのお母さん…。
顔を上げてロアンちゃんのお母さんを見ると、涙でぬれていた。
驚いた半面、その様子に私たち一家はさとる。
今宵の生贄は、レルイド家なのだと。
家に上がらせてもらえば、5日前の朝、あんなに元気だったロアンちゃんの顔は、暗く、見ていてつらかった。
レルイド一家、泣きはらした顔をしている。
そんなロアンちゃんを見て思う。
こんなにやさしい子が、選ばれちゃいけない。
私なら...。
私だったら…。
私は、ロアンちゃんの膝に置いてある赤い手紙をビリビリに破って燃やした。
「リイリン!!」
母に怒鳴られても気にせず、そのまま燃やし尽くした。
「リイリン…。」
私の行動に驚きつつも、苦しそうな声で私の名前を呼んだロアンちゃんを抱きしめる。
「ロアンちゃん、私に任せてください。」
耳元でそうささやいて、小さな刃をロアンちゃんの手から奪う。
「ロアンちゃんは、生きていてほしい、です。」
まだ未来はあるから。笑っていてほしい。
にっこりと笑ってから、レルイド家から出て神社に向かった。
「リイリン!!ダメっ!!!」
私のしようとしたことが分かったロアンちゃんが、大きな声を上げる。
でも、もう止まらない。あなたには、まだしてほしいことがたくさんある。
やっと着いた神社の階段を上る。
そして、見つけた神社の井戸前にきて指を軽き切り、血を一滴たらす。
そして、井戸に足をかけて入ろうとした時だった—————。