[太字][大文字]♡理不尽[/大文字][/太字]
私が理不尽に瑠依翔くんに大嫌いと言ってからギスギスした関係になってしまった。
もうちょっと言い方あったんじゃないかな…と、自分でも呆れるほどに。
あれから、授業中も瑠衣翔くんは、こっちをチラチラみて、理由が知りたそうにしていて、瑠衣翔くんに迷惑をかけていることがすごくわかった。
中学の初め、どんどんクールになっていく瑠衣翔くんに勝手に1人で焦って空回りして、情けない。
もう、あと半年で中学生活も終わり。
もしかしたら、高校に上がって別々の学校に行くかもしれないのに喧嘩をしてしまった。
「ついてないな〜…。」
今はお昼で、屋上に一人。
どんだけため息をつこうが不満を漏らそうが聞いている人はいない。
「何でクールで静かになっちゃったんだろう…。」
ヤンチャな頃に戻ってほしいという私の思いは、瑠衣翔くんに押し付けていいはずがないのに。
「謝ろう…。」
私は教室まで歩いていった。
その途中、ふと、空き教室から物音が聞こえて足をとめる。
中をのぞくと、まさかの瑠衣翔くん…と、女の子。
「るいくんのことずっと前から好きだったの!ねえ、私じゃだめ?るいくん!」
―――ギュッ。
そう言った女の子が瑠衣翔くんに抱きついた。
それに、ものすごく驚いた。
が、こんなのに驚くのはまだ早かった。
「こめん。俺、好きな人いるから。」
やんわりと体を女の子から離した瑠衣翔くん。
好きな…人…?
るい、と…くんに?
確かにそんな話は2人でしてこなかった。
気が付かなかった…。
もしかしたら、瑠衣翔くんにとって、さっきの女の子のように私、迷惑かもしれない。
嫌な妄想が膨らむ。
そう思うと、謝りたいけど、このまま関係がギスギスのままでいいかもと思ってしまった。
もし、瑠衣翔くんに恋人ができたら、浮気だと思われちゃうかも…。
まだまだ先の話のはずなのに嫌な妄想が次々と頭のなかに浮かんできて、私は教室まで普通に歩いて帰った。
どうなんだろう。
瑠衣翔くんは私と縁が切れたら喜ぶかな…。
そしたら、その好きな人に思いっきりアタックできるかな…。
毎朝、瑠衣翔くんを起こしに行くけど、本当に迷惑そうだったし、やっぱり私、ずっと前から要らなかったんじゃないかな…。
自己嫌悪に陥ったが最後。
止まらない妄想に、胸がギュッとなった。
目から涙が出てきて、1人で何妄想して泣いているんだろう。と、嫌になった。
「羅音ちゃん?泣いてるの?」
机でバレないように顔を隠しながら涙を拭いていると、陽くんの声がした。
「陽…くん…。」
顔を上げれば、驚いたような顔をされた。
「なんで泣いてるの?どうしたの?なんかあった?」
背中を優しくさすってくれて落ち着く。
―――ガラガラッ。
ドアの開閉の音が聞こえてそっちを見ると、瑠衣翔くんがいた。
バチッと目が合って気まずい。
しかも、また、目頭が熱くなって、涙がポロポロ落ちてくる。
それに気づいた陽くんが、
「夜乃となんかあった?」
と聞いてきた。
素直にこくんと頷くと、優しく頭を撫でられた。
「じゃあ、今気まずくない?」
もう一度コクンと頷く。
「じゃあ、俺と教室抜け出しちゃお!」
元気よくそう言って私の腕を引いて教室を出た。
授業とか、どうでもよくなっちゃって、陽くんについて行った。
私が理不尽に瑠依翔くんに大嫌いと言ってからギスギスした関係になってしまった。
もうちょっと言い方あったんじゃないかな…と、自分でも呆れるほどに。
あれから、授業中も瑠衣翔くんは、こっちをチラチラみて、理由が知りたそうにしていて、瑠衣翔くんに迷惑をかけていることがすごくわかった。
中学の初め、どんどんクールになっていく瑠衣翔くんに勝手に1人で焦って空回りして、情けない。
もう、あと半年で中学生活も終わり。
もしかしたら、高校に上がって別々の学校に行くかもしれないのに喧嘩をしてしまった。
「ついてないな〜…。」
今はお昼で、屋上に一人。
どんだけため息をつこうが不満を漏らそうが聞いている人はいない。
「何でクールで静かになっちゃったんだろう…。」
ヤンチャな頃に戻ってほしいという私の思いは、瑠衣翔くんに押し付けていいはずがないのに。
「謝ろう…。」
私は教室まで歩いていった。
その途中、ふと、空き教室から物音が聞こえて足をとめる。
中をのぞくと、まさかの瑠衣翔くん…と、女の子。
「るいくんのことずっと前から好きだったの!ねえ、私じゃだめ?るいくん!」
―――ギュッ。
そう言った女の子が瑠衣翔くんに抱きついた。
それに、ものすごく驚いた。
が、こんなのに驚くのはまだ早かった。
「こめん。俺、好きな人いるから。」
やんわりと体を女の子から離した瑠衣翔くん。
好きな…人…?
るい、と…くんに?
確かにそんな話は2人でしてこなかった。
気が付かなかった…。
もしかしたら、瑠衣翔くんにとって、さっきの女の子のように私、迷惑かもしれない。
嫌な妄想が膨らむ。
そう思うと、謝りたいけど、このまま関係がギスギスのままでいいかもと思ってしまった。
もし、瑠衣翔くんに恋人ができたら、浮気だと思われちゃうかも…。
まだまだ先の話のはずなのに嫌な妄想が次々と頭のなかに浮かんできて、私は教室まで普通に歩いて帰った。
どうなんだろう。
瑠衣翔くんは私と縁が切れたら喜ぶかな…。
そしたら、その好きな人に思いっきりアタックできるかな…。
毎朝、瑠衣翔くんを起こしに行くけど、本当に迷惑そうだったし、やっぱり私、ずっと前から要らなかったんじゃないかな…。
自己嫌悪に陥ったが最後。
止まらない妄想に、胸がギュッとなった。
目から涙が出てきて、1人で何妄想して泣いているんだろう。と、嫌になった。
「羅音ちゃん?泣いてるの?」
机でバレないように顔を隠しながら涙を拭いていると、陽くんの声がした。
「陽…くん…。」
顔を上げれば、驚いたような顔をされた。
「なんで泣いてるの?どうしたの?なんかあった?」
背中を優しくさすってくれて落ち着く。
―――ガラガラッ。
ドアの開閉の音が聞こえてそっちを見ると、瑠衣翔くんがいた。
バチッと目が合って気まずい。
しかも、また、目頭が熱くなって、涙がポロポロ落ちてくる。
それに気づいた陽くんが、
「夜乃となんかあった?」
と聞いてきた。
素直にこくんと頷くと、優しく頭を撫でられた。
「じゃあ、今気まずくない?」
もう一度コクンと頷く。
「じゃあ、俺と教室抜け出しちゃお!」
元気よくそう言って私の腕を引いて教室を出た。
授業とか、どうでもよくなっちゃって、陽くんについて行った。