[太字][大文字]♡邪魔者[/大文字][/太字]
「ね、ちょっといい?」
後ろから声をかけられ、振り返る。
え…?
そこには朝のあの人が。
「玲の同居人なんでしょ?あんた。」
なんで知って…。
玲先輩この人に教えたんだ…。
それくらい信用されてるのかな…この人。
「こたえなさいよ。まともにこたえることもできないわけ?」
嫌だな…、会話が頭のなかに入ってこない。
「ねえ!無視する気?いいよ?玲に全部言っとくね?」
あぁ、会いたくない人に会ってしまった。
「てかさ、同居人だかなんだか、調子乗ってるの?あんた、私と玲の邪魔してるだけ。邪魔者なの。意味わかるよね?」
何でこの人にこんなふうに言われなきゃいけないの?
私この人に何かしたかな?
「そもそも、なんで同居することになったのよ?どうせ、金でも貢いだんでしょ。ふふっ、ウケる。」
「そんな事するはずがありません。」
「あ、やっと喋ったー!やっぱ貢いじゃった?」
なんでこの人は悪いほうに捉えるの?
「貢いでません。」
「そ。で、君さ、邪魔だから消えてくんない?同居とかマジウケる。邪魔。本当に邪魔。消えろって感じ。ブスがね?玲のようなかっこいい人といても、ブスなわけ。」
そんな事言われたって…。
「で、ブスがなに言ってもブスなわけ。」
え…?
違う方から聞こえた声に驚く。
「よ!さっきぶり〜!」
なんで、成瀬くんが?
「こーんなところでいじめちゃってさ。君、何してんの?」
成瀬くんの声のトーンが下がる。
「いじめてないの!忠告っていうか、注意っていうか!」
成瀬くんと裏腹に声のトーンが高くなった。
「じゃ、俺からも一つ。ブスが、かわいい子をいじめたら、もっとブスになるからやめたほうがいいぜ。」
「は?こいつのどこがかわいいのよ?頭おかしいでしょ。」
「眼科いきな?とりあえず、もう琴音と会わないでくんない?迷惑。琴音ちゃん、行こう。」
私の腕を引いて成瀬くんが歩き出した。
なんか、二人の口喧嘩みたいになってしまって申し訳ないな…。
「なんで、分かったの?ここにいるの。」
「いや、あの女が変な動きして琴音ちゃんの後ろつけてくからさ。」
そっか…。
見ててくれたんだ。
「助けてくれてありがとう!成瀬くん。」
「[小文字]うっす…。[/小文字]」
あれ、照れてるのかな?
髪で隠れて顔は見えないけど、耳と首が赤い。
意外な一面を見れてちょっと嬉しくなった。
「てか、危ねえし、俺がずっとそばにいてやるから。」
自分の首を手のひらで撫でながら恥ずかしそうに言った。
「ありがとう!成瀬くんは優しいね!」
嬉しくなって、成瀬くんの手を握る。
「うおっ、おめ、急につかむな。」
そう言いながら握り返してくれた。
そして、そんな私は知らなかった。
図書室から、玲先輩に見られていることを。
「ね、ちょっといい?」
後ろから声をかけられ、振り返る。
え…?
そこには朝のあの人が。
「玲の同居人なんでしょ?あんた。」
なんで知って…。
玲先輩この人に教えたんだ…。
それくらい信用されてるのかな…この人。
「こたえなさいよ。まともにこたえることもできないわけ?」
嫌だな…、会話が頭のなかに入ってこない。
「ねえ!無視する気?いいよ?玲に全部言っとくね?」
あぁ、会いたくない人に会ってしまった。
「てかさ、同居人だかなんだか、調子乗ってるの?あんた、私と玲の邪魔してるだけ。邪魔者なの。意味わかるよね?」
何でこの人にこんなふうに言われなきゃいけないの?
私この人に何かしたかな?
「そもそも、なんで同居することになったのよ?どうせ、金でも貢いだんでしょ。ふふっ、ウケる。」
「そんな事するはずがありません。」
「あ、やっと喋ったー!やっぱ貢いじゃった?」
なんでこの人は悪いほうに捉えるの?
「貢いでません。」
「そ。で、君さ、邪魔だから消えてくんない?同居とかマジウケる。邪魔。本当に邪魔。消えろって感じ。ブスがね?玲のようなかっこいい人といても、ブスなわけ。」
そんな事言われたって…。
「で、ブスがなに言ってもブスなわけ。」
え…?
違う方から聞こえた声に驚く。
「よ!さっきぶり〜!」
なんで、成瀬くんが?
「こーんなところでいじめちゃってさ。君、何してんの?」
成瀬くんの声のトーンが下がる。
「いじめてないの!忠告っていうか、注意っていうか!」
成瀬くんと裏腹に声のトーンが高くなった。
「じゃ、俺からも一つ。ブスが、かわいい子をいじめたら、もっとブスになるからやめたほうがいいぜ。」
「は?こいつのどこがかわいいのよ?頭おかしいでしょ。」
「眼科いきな?とりあえず、もう琴音と会わないでくんない?迷惑。琴音ちゃん、行こう。」
私の腕を引いて成瀬くんが歩き出した。
なんか、二人の口喧嘩みたいになってしまって申し訳ないな…。
「なんで、分かったの?ここにいるの。」
「いや、あの女が変な動きして琴音ちゃんの後ろつけてくからさ。」
そっか…。
見ててくれたんだ。
「助けてくれてありがとう!成瀬くん。」
「[小文字]うっす…。[/小文字]」
あれ、照れてるのかな?
髪で隠れて顔は見えないけど、耳と首が赤い。
意外な一面を見れてちょっと嬉しくなった。
「てか、危ねえし、俺がずっとそばにいてやるから。」
自分の首を手のひらで撫でながら恥ずかしそうに言った。
「ありがとう!成瀬くんは優しいね!」
嬉しくなって、成瀬くんの手を握る。
「うおっ、おめ、急につかむな。」
そう言いながら握り返してくれた。
そして、そんな私は知らなかった。
図書室から、玲先輩に見られていることを。