[太字][大文字]7.なぜ襲われない? すい【side】[/大文字][/太字]
『この日記を書いた人に注目するんだ。』
そうだ。
「その日記を書いた人だけ襲われてないです。先生方が亡くなったことを知って日記に書いているからその現場にいるはずですが…。それに、1人だけ隠れていても見つかりますよね?僕たちの方に怪物がスムーズに寄ってきたのを見ると…。」
そこまでいうと、あおとさんがコクリと頷いた。
「そして、そこにもう一つある。なぜ、各教室から生徒が半分いなくなったのを知っているんだ?放送は使えなくなったと書かれていたはずだ。」
最初に手にした1冊目の日記を見返す。
『放送、ガス、電気もろもろが使えなくなった。』
記憶力いいな…この人…全文覚えてそうで怖い。
「わざわざ各学年の教室に回って確認したのか?その前に、廊下に怪物が徘徊しているから教室から出られないはずだ。」
ま、それもそうか…。
あっ…。
「メール、とか?」
「ここ、遮断結界はれれてメール圏外になるぞ。」
じゃあなんだ…?
「この日記を書いた人が敵だと思った方がいい。」
そう、あおとさんが言った時だった。
ーーーーーーパチパチパチ…。
背後から急に拍手音が聞こえてきた。
あおとさんは分かっていたようで、動揺せずに振り返っていた。
僕を含めた他のメンバーは、焦って振り返る。
「すーごいねえ。それ、俺が書いたんだよ。流石だねえ。嘘は通用しないのか〜。そうだねえ、各教室から生徒が半分消えた?そんなん、[斜体][太字]俺が殺したに決まってんだろ。[/太字][/斜体]」
そう言ってニタッと笑った。
「元々、各教室には怪物の卵を置いておいたんだ。廊下にいる怪物もね。人が居たら殺せとも言ったねえ。」
黒縁メガネのおじさんはそう言って、近くにあった椅子に腰掛ける。
「今日は、お話ししにきただけなんだよ。でも、意外と進んでて焦るねえ。それに、こっちもまだ準備が終わってないし、戦いたくないんだ。そうそう、特にそこの君とは。」
おじさんが指を指した方を辿っていくと、あおとさんがいた。
「強さはどれくらいなんだい?」
おじさんがあおとさんに聞いたが、あおとさんはどこから取り出したのやら、いつの間にか本を読んでいる。
質問をしても答えてくれないと悟ったのか、おじさんはカラカラ笑った後、急に
「おっ、倒されたか。急用ができた。じゃ、帰るね?」
と言って、去っていった。
どこまでも自由人だな。あのおじさん。
それに、
「逃がしてよかったんですか?」
僕らより強い。あおとさんよりは強くないけど。
「他の班に会いに行っても、ういとりくとがいるからな。会って敵意剥き出しにすると殺される可能性が高い。」
そうか。
今回の先輩たちは強いもの揃いすぎて怖いくらいだし…。
「日記のことは解決した。とりあえずここに居ても意味がない。進むぞ。」
あおとさんにそう言われて、僕らはまた進み出した。
『この日記を書いた人に注目するんだ。』
そうだ。
「その日記を書いた人だけ襲われてないです。先生方が亡くなったことを知って日記に書いているからその現場にいるはずですが…。それに、1人だけ隠れていても見つかりますよね?僕たちの方に怪物がスムーズに寄ってきたのを見ると…。」
そこまでいうと、あおとさんがコクリと頷いた。
「そして、そこにもう一つある。なぜ、各教室から生徒が半分いなくなったのを知っているんだ?放送は使えなくなったと書かれていたはずだ。」
最初に手にした1冊目の日記を見返す。
『放送、ガス、電気もろもろが使えなくなった。』
記憶力いいな…この人…全文覚えてそうで怖い。
「わざわざ各学年の教室に回って確認したのか?その前に、廊下に怪物が徘徊しているから教室から出られないはずだ。」
ま、それもそうか…。
あっ…。
「メール、とか?」
「ここ、遮断結界はれれてメール圏外になるぞ。」
じゃあなんだ…?
「この日記を書いた人が敵だと思った方がいい。」
そう、あおとさんが言った時だった。
ーーーーーーパチパチパチ…。
背後から急に拍手音が聞こえてきた。
あおとさんは分かっていたようで、動揺せずに振り返っていた。
僕を含めた他のメンバーは、焦って振り返る。
「すーごいねえ。それ、俺が書いたんだよ。流石だねえ。嘘は通用しないのか〜。そうだねえ、各教室から生徒が半分消えた?そんなん、[斜体][太字]俺が殺したに決まってんだろ。[/太字][/斜体]」
そう言ってニタッと笑った。
「元々、各教室には怪物の卵を置いておいたんだ。廊下にいる怪物もね。人が居たら殺せとも言ったねえ。」
黒縁メガネのおじさんはそう言って、近くにあった椅子に腰掛ける。
「今日は、お話ししにきただけなんだよ。でも、意外と進んでて焦るねえ。それに、こっちもまだ準備が終わってないし、戦いたくないんだ。そうそう、特にそこの君とは。」
おじさんが指を指した方を辿っていくと、あおとさんがいた。
「強さはどれくらいなんだい?」
おじさんがあおとさんに聞いたが、あおとさんはどこから取り出したのやら、いつの間にか本を読んでいる。
質問をしても答えてくれないと悟ったのか、おじさんはカラカラ笑った後、急に
「おっ、倒されたか。急用ができた。じゃ、帰るね?」
と言って、去っていった。
どこまでも自由人だな。あのおじさん。
それに、
「逃がしてよかったんですか?」
僕らより強い。あおとさんよりは強くないけど。
「他の班に会いに行っても、ういとりくとがいるからな。会って敵意剥き出しにすると殺される可能性が高い。」
そうか。
今回の先輩たちは強いもの揃いすぎて怖いくらいだし…。
「日記のことは解決した。とりあえずここに居ても意味がない。進むぞ。」
あおとさんにそう言われて、僕らはまた進み出した。