[太字][大文字]5.殴り書きの日記 すい【side】[/大文字][/太字]
1階探索が開始して約30分。
「何もないですね。」
僕が、リーダー__あおとさんにそう言うと、あおとさんがちょうど何か見つけたようで、本のようなものを片手に持ってきた。
1ページ目をめくると、殴り書きの日記のようなものが書いてあった。
「僕読みます。」
あおとさんから日記を受け取る。
「えっと、7月21日 学校につたのようなものが巻きつき、学校全体を覆い始めた。暗くて見えない。電気がついた瞬間、各教室にいた生徒半分が消えた。学校からは出られず、学校で過ごすことになった。放送、ガス、電気もろもろが使えなくなった。
7月23日 ご飯がないと泣く生徒のために先生達全員がご飯を探した。廊下に出ると豚の頭をした怪物がいた。先生達は疲れ切っていて__......。」
そこまで読んでいると、あおとさんに止められた。
「その豚の頭をご飯にしようとしたんだろう。」
「はい。」
「何人死んだ?」
「え?」
「書いてないか?先生何人死んだ?」
「えっと、7人です。」
なんで分かるんだ…。
「残り18人か。他に書いてることあるか?」
「いえ。なにも。」
「進もう。」
凄いなこの人。
スラスラ進んでいく。
「駆け足で行くぞ。」って言われて駆け足で行くつもりが、走らされるとは思ってもみなかった。
おそらく副リーダーがいるB班も軽く走らされてそうだな。
「あの教室行くぞ。」
僕がよそ見をしていると、あおとさんがそう言って走り出した。
早っ!?
一瞬で見えなくなったあおとさんを僕、かずな、いう、いと、ると、りとが必死に追いかける。
必死に走っていると、あおとさんが走って行った方から光がかすかに漏れているのが見えた。
第7準備室?
そんなに準備室があるわけがない。
「座れ。」
僕らが準備室に入ると、もう一冊の日記を手にしたあおとさんが壁に寄りかかっていた。
「薄々気づいていたであろうが、ここは無限に廊下が続いている。この日記にはそのことと、後一つ。先生が2名亡くなった事が書かれている。これで先生は、残り16人になった。」
残り16人!?
もとは、25人…9人死亡?
「おそらく先生だけでなく生徒も亡くなった奴が出ているだろう。生徒は全校生徒で300人。それに初手に各教室から生徒の半分が居なくなったと書いてあったな?ここの学校に教室が何個あんのかは分からないが、半分以上は居なくなったと考えた方がいい。」
ここの学校で何があったんだ…。
そこまで人を殺すほどの憎いと言う感情。
しかもそれは学校のみを襲った。
つまり、学校に何か恨みがあるものの仕業か?
「すいと、りと。この日記違和感がないか?」
違和感…?
「お前らは、16歳で先輩だ。こいつらのために頭を動かせ。」
普段温厚で静かなあおとさんが真剣な顔でそう言ってる手前、信用されていると思う。
期待に応えたい。
「この日記を書いた人物に注目するんだ。そしたら、何か思い浮かぶことがないか?」
あっ___!!
「それはーーーーーーー…。」
1階探索が開始して約30分。
「何もないですね。」
僕が、リーダー__あおとさんにそう言うと、あおとさんがちょうど何か見つけたようで、本のようなものを片手に持ってきた。
1ページ目をめくると、殴り書きの日記のようなものが書いてあった。
「僕読みます。」
あおとさんから日記を受け取る。
「えっと、7月21日 学校につたのようなものが巻きつき、学校全体を覆い始めた。暗くて見えない。電気がついた瞬間、各教室にいた生徒半分が消えた。学校からは出られず、学校で過ごすことになった。放送、ガス、電気もろもろが使えなくなった。
7月23日 ご飯がないと泣く生徒のために先生達全員がご飯を探した。廊下に出ると豚の頭をした怪物がいた。先生達は疲れ切っていて__......。」
そこまで読んでいると、あおとさんに止められた。
「その豚の頭をご飯にしようとしたんだろう。」
「はい。」
「何人死んだ?」
「え?」
「書いてないか?先生何人死んだ?」
「えっと、7人です。」
なんで分かるんだ…。
「残り18人か。他に書いてることあるか?」
「いえ。なにも。」
「進もう。」
凄いなこの人。
スラスラ進んでいく。
「駆け足で行くぞ。」って言われて駆け足で行くつもりが、走らされるとは思ってもみなかった。
おそらく副リーダーがいるB班も軽く走らされてそうだな。
「あの教室行くぞ。」
僕がよそ見をしていると、あおとさんがそう言って走り出した。
早っ!?
一瞬で見えなくなったあおとさんを僕、かずな、いう、いと、ると、りとが必死に追いかける。
必死に走っていると、あおとさんが走って行った方から光がかすかに漏れているのが見えた。
第7準備室?
そんなに準備室があるわけがない。
「座れ。」
僕らが準備室に入ると、もう一冊の日記を手にしたあおとさんが壁に寄りかかっていた。
「薄々気づいていたであろうが、ここは無限に廊下が続いている。この日記にはそのことと、後一つ。先生が2名亡くなった事が書かれている。これで先生は、残り16人になった。」
残り16人!?
もとは、25人…9人死亡?
「おそらく先生だけでなく生徒も亡くなった奴が出ているだろう。生徒は全校生徒で300人。それに初手に各教室から生徒の半分が居なくなったと書いてあったな?ここの学校に教室が何個あんのかは分からないが、半分以上は居なくなったと考えた方がいい。」
ここの学校で何があったんだ…。
そこまで人を殺すほどの憎いと言う感情。
しかもそれは学校のみを襲った。
つまり、学校に何か恨みがあるものの仕業か?
「すいと、りと。この日記違和感がないか?」
違和感…?
「お前らは、16歳で先輩だ。こいつらのために頭を動かせ。」
普段温厚で静かなあおとさんが真剣な顔でそう言ってる手前、信用されていると思う。
期待に応えたい。
「この日記を書いた人物に注目するんだ。そしたら、何か思い浮かぶことがないか?」
あっ___!!
「それはーーーーーーー…。」