[太字][大文字]2.廃墟化した学校 りくと【side】[/大文字][/太字]
昨日の夜、ういに呼ばれ、話された内容に驚いた。
廃墟化した学校があり、生徒、教師含め325人が行方不明。
ここ最近は何もなかった。
どうして急に…。
朝になり、みんなを起こし、召集がかかったと報告する。
これは、副リーダーから任された任務の一つ。
「今から大事な話をするからよく聞いてほしい。」
説明も僕の役割。
昨日の事件のことと、その学校に乗り込むための準備を各自にさせた。
『その光天学校が、廃墟化するところを誰もみてないのがおかしいな。』
『ああ、それなら俺が廃墟化するまでの映像を光天学校周辺の監視カメラで見たが、どれも途中でエラーが起きて最後に廃墟化した学校が映るって感じだったぞ。』
昨日の、ういとあおとが話していたことを思い出す。
おかしい話だ。
光天学校周辺の監視カメラが全てエラーを起こすのは。
流石に気づく。
相手は頭が相当きれる。
それも、相当ってレベルじゃない。
ちっちゃくて見えない監視カメラでさえもエラーが起きていたそうだ。
全て同じ時にエラーを起こしたから何か魔法か何かを使ったのだろう。
厄介だ。
準備をしているこの後輩たちを見て心苦しくなる。
誰か、やられるかもしれない。
でも、後戻りはできない。
みんなで走って10分。
学校の門を開けると、廃墟化した学校が、目の前に聳え立っていた。
「くっさ!!うぇぇっ、生ゴミ学校じゃねえか!!」
なつとが叫ぶのも無理ない。匂いがきつすぎる。
「りぅ、大丈夫か?りぅ、聞こえるか?」
後ろからゆうはの心配した声が聞こえて、振り返る。
「ゲホゲホッ…ゴホッ…。」
口と鼻を押さえたりぅが、しゃがみ込んだ。
嗅覚が鋭いからな…。
「鼻栓する?りぅ、こっち向いて。」
ゆうはがりぅの面倒を見ているうちに、校門近くを探索する。
「なんもないな。」
投げやりにゆきがつぶやく。
「りぅ、大丈夫?」
ゆうはが鼻栓とマスクを持っていてくれたようで、りぅの顔色も良くなった。
「ありがと〜…えへへ、ごめんね。もう大丈夫だよ〜。」
りぅが復活して学校の校舎に足を踏み入れた。
校舎1階A教室前に来て、
「匂いも治ってきたな!」
と、大きな声で言ったなつと。
「っるせえ!」
ーーーーーーーゴンッ。
ゆきがなつとの声の大きさに驚いてなつとを殴った。
「ってぇなコラ!!」
ーーーーーーーゴンッ。
なつとがゆきにやり返して、殴り合いになった。
「うるさいぞお前ら。」
ーーーーーーゴンッ。ゴンッ。
場を納めてくれたのが優秀な幹部のうぷ。
「ここでは喧嘩禁物。」
僕も一応2人に注意をした。
大人しく僕の言うことを聞くあたりいい子なんだろうけど…。
A教室のドアを開けてみんなで中に入る。
「一旦、ここで班分け。」
ういの声を聞いて、みんながういの方を一斉に見る。
僕は悟る。
このグループ分けが終わったら、始まる。
死か、生か。
それは、僕らの実力次第。
昨日の夜、ういに呼ばれ、話された内容に驚いた。
廃墟化した学校があり、生徒、教師含め325人が行方不明。
ここ最近は何もなかった。
どうして急に…。
朝になり、みんなを起こし、召集がかかったと報告する。
これは、副リーダーから任された任務の一つ。
「今から大事な話をするからよく聞いてほしい。」
説明も僕の役割。
昨日の事件のことと、その学校に乗り込むための準備を各自にさせた。
『その光天学校が、廃墟化するところを誰もみてないのがおかしいな。』
『ああ、それなら俺が廃墟化するまでの映像を光天学校周辺の監視カメラで見たが、どれも途中でエラーが起きて最後に廃墟化した学校が映るって感じだったぞ。』
昨日の、ういとあおとが話していたことを思い出す。
おかしい話だ。
光天学校周辺の監視カメラが全てエラーを起こすのは。
流石に気づく。
相手は頭が相当きれる。
それも、相当ってレベルじゃない。
ちっちゃくて見えない監視カメラでさえもエラーが起きていたそうだ。
全て同じ時にエラーを起こしたから何か魔法か何かを使ったのだろう。
厄介だ。
準備をしているこの後輩たちを見て心苦しくなる。
誰か、やられるかもしれない。
でも、後戻りはできない。
みんなで走って10分。
学校の門を開けると、廃墟化した学校が、目の前に聳え立っていた。
「くっさ!!うぇぇっ、生ゴミ学校じゃねえか!!」
なつとが叫ぶのも無理ない。匂いがきつすぎる。
「りぅ、大丈夫か?りぅ、聞こえるか?」
後ろからゆうはの心配した声が聞こえて、振り返る。
「ゲホゲホッ…ゴホッ…。」
口と鼻を押さえたりぅが、しゃがみ込んだ。
嗅覚が鋭いからな…。
「鼻栓する?りぅ、こっち向いて。」
ゆうはがりぅの面倒を見ているうちに、校門近くを探索する。
「なんもないな。」
投げやりにゆきがつぶやく。
「りぅ、大丈夫?」
ゆうはが鼻栓とマスクを持っていてくれたようで、りぅの顔色も良くなった。
「ありがと〜…えへへ、ごめんね。もう大丈夫だよ〜。」
りぅが復活して学校の校舎に足を踏み入れた。
校舎1階A教室前に来て、
「匂いも治ってきたな!」
と、大きな声で言ったなつと。
「っるせえ!」
ーーーーーーーゴンッ。
ゆきがなつとの声の大きさに驚いてなつとを殴った。
「ってぇなコラ!!」
ーーーーーーーゴンッ。
なつとがゆきにやり返して、殴り合いになった。
「うるさいぞお前ら。」
ーーーーーーゴンッ。ゴンッ。
場を納めてくれたのが優秀な幹部のうぷ。
「ここでは喧嘩禁物。」
僕も一応2人に注意をした。
大人しく僕の言うことを聞くあたりいい子なんだろうけど…。
A教室のドアを開けてみんなで中に入る。
「一旦、ここで班分け。」
ういの声を聞いて、みんながういの方を一斉に見る。
僕は悟る。
このグループ分けが終わったら、始まる。
死か、生か。
それは、僕らの実力次第。