無気力男子は地味子に夢中
#1
〜転校先〜
[大文字][太字]♡転校当日から不安です![/太字][/大文字]
[小文字]あらん るり[/小文字]
私、亜蘭 瑠璃。
今日、星龍立学校転校してきました。
「地味じゃね?」
「うーわ、期待してたのに。」
今、黒板の前に立っている私は、黒縁メガネに、前髪長め。しかも、髪は肩あたりで2つにくくっている。
そんな私に、一人だけ、
「かわいー。」
と言ってきた男子がいた。
最初は冗談かと思った。
でも、
「俺の隣の席にして。先生。」
そう言って彼は頬杖をついた。
先生が、
「流石にそれは無理だ。」
と言っても、無視。
真っ直ぐにこっちを向いていて、ドキッとした。
先生がまた、
[小文字]えん[/小文字]
「聞いているのか?菀。」
そう言っても無視。
絶対に譲らないらしい。
結局先生が折れて、私は彼の隣の席になった。
それから、彼はずっと寝ている。
「鈴留くん。鈴留 菀くん。」
授業中数学の先生が彼に話しかけても起きなかった。
すると先生は、「亜蘭さん起こしておいてくださいね。」と、私に丸投げして、授業を再開した。
仕方ない…。
「鈴留くん、朝ですよ〜。鈴留くん、起きてください。」
彼の顔の横でそう言って、体を揺すると、むくっと起き上がった。
「耳に栄養きた…。」
そう言って耳を抑えた鈴留くん。
「耳に栄養ってなんですか?」
そう私が聞くと、鈴留くんが、
「瑠璃の声好き。」
と言ってきた。
おまけに、
「菀って呼んで。」
と言われた。
「じゃあ、菀くん。おはようございます。」
そう言って笑うと、目を見開いた菀くんがスマホを取り出してカシャッとシャッターをきった。
「今、撮りましたかっ!」
慌てて菀くんに聞くと、「うん。」と言った。
「消しー………。」
消して、と言おうとしたが、口を押さえられて、人差し指を立てられた。
「先生にばれる。小さい声で喋って?」
と言いつつ、私の唇を指でフニフニする。
私はその行動に写真のことを忘れてしまった。
「今日ご飯一緒に食べようね。」
そう言われて、頷いたら安心したような顔をしてから、また菀くんは寝た。
新しい学校生活。
初めてのお友達。
そんな学校生活を目指して頑張るぞ〜。
[小文字]あらん るり[/小文字]
私、亜蘭 瑠璃。
今日、星龍立学校転校してきました。
「地味じゃね?」
「うーわ、期待してたのに。」
今、黒板の前に立っている私は、黒縁メガネに、前髪長め。しかも、髪は肩あたりで2つにくくっている。
そんな私に、一人だけ、
「かわいー。」
と言ってきた男子がいた。
最初は冗談かと思った。
でも、
「俺の隣の席にして。先生。」
そう言って彼は頬杖をついた。
先生が、
「流石にそれは無理だ。」
と言っても、無視。
真っ直ぐにこっちを向いていて、ドキッとした。
先生がまた、
[小文字]えん[/小文字]
「聞いているのか?菀。」
そう言っても無視。
絶対に譲らないらしい。
結局先生が折れて、私は彼の隣の席になった。
それから、彼はずっと寝ている。
「鈴留くん。鈴留 菀くん。」
授業中数学の先生が彼に話しかけても起きなかった。
すると先生は、「亜蘭さん起こしておいてくださいね。」と、私に丸投げして、授業を再開した。
仕方ない…。
「鈴留くん、朝ですよ〜。鈴留くん、起きてください。」
彼の顔の横でそう言って、体を揺すると、むくっと起き上がった。
「耳に栄養きた…。」
そう言って耳を抑えた鈴留くん。
「耳に栄養ってなんですか?」
そう私が聞くと、鈴留くんが、
「瑠璃の声好き。」
と言ってきた。
おまけに、
「菀って呼んで。」
と言われた。
「じゃあ、菀くん。おはようございます。」
そう言って笑うと、目を見開いた菀くんがスマホを取り出してカシャッとシャッターをきった。
「今、撮りましたかっ!」
慌てて菀くんに聞くと、「うん。」と言った。
「消しー………。」
消して、と言おうとしたが、口を押さえられて、人差し指を立てられた。
「先生にばれる。小さい声で喋って?」
と言いつつ、私の唇を指でフニフニする。
私はその行動に写真のことを忘れてしまった。
「今日ご飯一緒に食べようね。」
そう言われて、頷いたら安心したような顔をしてから、また菀くんは寝た。
新しい学校生活。
初めてのお友達。
そんな学校生活を目指して頑張るぞ〜。