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チョコのように、甘く溶かして。

#6

〜痛む心〜

[太字][大文字]♡怒った?[/大文字][/太字]


 『琴音が俺のことを求めるまで触ってあげない。』


 そう言ってから、玲先輩は私から距離をとって歩いた。
 拒否しすぎて呆られたのかな…。
 まんまと先輩の罠にハマった私は、ずっと落ち込んでいた。
 学校の近くまで来た時、後ろから声がした。
「玲?」
 そう呼ばれた玲先輩が後ろを振り向いて言った。
「奈子?」
 2人とも下の名前で呼び合っていて胸の奥がなぜかチクっとした。
 ドクンドクンと心臓が複雑な音を立てる。
「奈子1人?」
「ん〜、そんなところ。」
 隣に並んで歩く2人は絵に描いたようなカップルみたいに見える。
「奈子家でも1人なのか!?」
「そー、かなしい。」
 玲先輩が問いかけると、可愛く上目遣いして玲先輩を見る奈子という人。
 すると、玲先輩は、その子の頭を撫でた。
 最悪だ。
 見たくない。
 すごく胸が苦しくて泣いてしまいそう。
 それから、私は、別の道から学校に行くことにした。
 なんでこんなに苦しいんだろう。
 関係ないことじゃん。
 会って2日目だよ?
 そんな先輩のことを好きになるはずないじゃん。
『可愛い。』
『もっと泣かせていい?』
『琴音。』
 先輩の甘い言葉を、甘い声を、優しい瞳を思い出して胸を抑えた。
 苦しい。
 会って2日目なのに…。
 そっか、私初めて一目惚れしたんだ。
 ああ、こんなタイミングで知りたくなかった。
 玲先輩に愛されてみたい。
 そんな胸の奥の言葉は、届かずに消えていくだけ。
 私は、苦しい胸を抑えながら、学校まで歩いて行った。


 学校についてからも、玲先輩とあの子のことが気になって仕方ない。
 先輩、本当は彼女居たのかな。
 それとも、彼女ができるから私邪魔だったのかな。
 どんどん悪い方向に考えてしまう。
 ああ、嫌だな。
 一目惚れなんて初めてしたし。
 これからどうしよう。

作者メッセージ

やっと、書き終わった〜というか、無理やり書き終えた〜…((次からちゃんとします…。

2026/05/30 19:34

ふる003
ID:≫ 10.YZDmJ7U7Dk
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先輩&後輩嫉妬喧嘩甘々

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