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最強男子達は溺愛したい♡

#11

〜可愛いお部屋〜

[太字][大文字]♡格好つけてた[/大文字][/太字]



 あれから、スイーツを食べた後、私の部屋の冷蔵庫にスイーツを入れ、その後愛苦くんの部屋に行くことになった。
ーーーーーーガチャ。
 「わ…。ここが愛苦くんの…?」
 入った途端びっくりした。
 ぬいぐるみがたくさん置かれていて、お花とか綺麗に飾ってあったりして。
 周りは淡い水色の壁。
 女の子が憧れる部屋だ…。
 グルグル部屋を見渡してそう思った。
「ちょっとだけ、お話ししない…?」
 愛苦くんが近くにあったくまさんのぬいぐるみを抱きしめてそう言った。
「うん。」
 私は返事をして、愛苦くんの隣に座った。
「あの、さ、唐突で気持ち悪いと思うんだけど…最近の僕、どうだった…?」
 愛苦くんは話しながらくまさんのぬいぐるみを抱きしめる力を強めた。
「かっこよかった、とか…。」
 愛苦くんはそう言って、くまさんのぬいぐるみに顔を半分うずめた。
 横を見ると、ふわふわの髪の毛から覗く耳が赤い。
 か、かわいい…!
 違う違う、そうじゃない…。
「確かに、平野さんから助けてくれた愛苦くんすっごくかっこよかったよ。」
 私が真剣にそう言うと照れた顔でふにゃっと笑った愛苦くん。
「そっか〜、えへへ。かっこいい…。んふふ…。」
 嬉しそうにニコニコ笑う愛苦くんが弟のように感じられる。
「僕ね、かっこいいって思ってもらえるようにね、頑張ったんだ〜。」
 そう言って笑う愛苦くん。
 その表情は少し苦しそう。
 無理に自分を作ってほしくない。
 そう思って私は言った。
「あのね、愛苦くん。私、素の愛苦くんが一番好きだよ。」
 努力はいいと思う。でも、私には愛苦くんが無理をしているように見えるんだ。
 私の言葉に驚いたような顔をした後、いつものようにへにゃっと笑った。
 私は無意識に手を伸ばして、愛苦くんの頭を撫でていた。
 わ、ふわふわ…。
 見た目通りふわふわで驚いた。
 愛苦くんは、くまさんのぬいぐるみに顔を伏せちゃって、心配になる。
 気持ち悪かったかな…。
 パッと手を離した時、愛苦くんが言った。
「だ、め…。止めないで…。」
 愛苦くんは、くまさんのぬいぐるみから目だけ出して見つめてきた。
 もしかして、甘えモード…?
 

 それから、愛苦くんの気がすむまで、甘やかしてあげた。
 今日は一段と甘えん坊だったなぁ〜…。
 そんな呑気なことを思っていた。



『好き…。』
 愛苦くんのボソッと言った言葉が聞こえなかった。

作者メッセージ

描くの結構楽しいかも…。

2026/05/24 22:54

ふる003
ID:≫ 10.YZDmJ7U7Dk
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