本性を隠した男の子が溺愛してきます!!
#1
‐隣に越してきた⁉‐
[太字][大文字]♥隣の家の男の子[/大文字][/太字]
ゴールデンウイークが終わり、明日からまた学校が始まる。
私、天野 鈴(あまの すず)は、近くの中学校——野宮中学校に通う中学二年生。
そして今、何をしているのかというと、お部屋の片づけ。
大学生の双子の兄が長期休みに帰ってきては、私の部屋を荒らして帰っていく。
ゴールデンウイーク最後の日だというのにお部屋の掃除におわれているのはきっと私くらいだと思う。
散らかった部屋から出てくる、要るものと要らないもの、お兄ちゃん達の忘れ物を分別していると、家のインターホンが鳴った。
「は~い!!」
今は、お母さんも留守にしているから、家のことはすべてしないといけなくて大変。
手に持っていたごみを捨てて家の玄関を開ければ、私より少し背が高い男の子が立っていた。
誰だろうと不思議に思っていると、目の前にいる男の子が口を開いた。
「僕、隣に引っ越してきた宇佐美 らむ(うさみ らむ)って言います。よろしくね!!」
ニコッと笑った顔がかわいい男の子。
名前も中性的で宇佐美くんにぴったりだ。
「うん、よろしく!」
「お隣の子どんな子かなって思ったけど、かわいくてびっくりしちゃった。」
えへへ。と笑う宇佐美くんの方がかわいくて女の子として負けている気がする。
「今何してるの?」
「お部屋の片づけだよ。」
「そっか。じゃあ、後で僕のおうち来る?」
またお部屋の掃除を再開しないと...と、げんなりする私に、宇佐美くんはそう提案してきた。
宇佐美くんのおうち⁉
行ってもいいのかな...初めましてだけど...。
そんな気持ちを私の表情で読んだ宇佐美くんが、「大歓迎だよ!」と言ってくれた。
宇佐美くんと別れた後、お部屋の掃除を再開する。
宇佐美くんを待たせたくなくて、10分もかからずにお部屋の片づけを済ませることができた。
何か持っていこうかな...。
あ、昨日つくったクッキー余ってるるかな......。
昨日のお昼、お母さんと作ったバタークッキーとチョコチップクッキーを包んだ袋を見つけ、かごに入れる。
—————ピンポーン...。
インターホンを鳴らせば、すぐに足音が近づいてきた。
「はあい!いらっしゃい、いいよ~中にどうぞ。」
ガチャっとドアを開けた宇佐美くんが中に入れてくれた。
靴を脱いでいると、カチッと鍵を閉める音がしたが、
自分の家の鍵くらい閉めるよね。と、気にせずにおうちに上がった。
この選択が、間違ってしまうことも知らずに————。
ゴールデンウイークが終わり、明日からまた学校が始まる。
私、天野 鈴(あまの すず)は、近くの中学校——野宮中学校に通う中学二年生。
そして今、何をしているのかというと、お部屋の片づけ。
大学生の双子の兄が長期休みに帰ってきては、私の部屋を荒らして帰っていく。
ゴールデンウイーク最後の日だというのにお部屋の掃除におわれているのはきっと私くらいだと思う。
散らかった部屋から出てくる、要るものと要らないもの、お兄ちゃん達の忘れ物を分別していると、家のインターホンが鳴った。
「は~い!!」
今は、お母さんも留守にしているから、家のことはすべてしないといけなくて大変。
手に持っていたごみを捨てて家の玄関を開ければ、私より少し背が高い男の子が立っていた。
誰だろうと不思議に思っていると、目の前にいる男の子が口を開いた。
「僕、隣に引っ越してきた宇佐美 らむ(うさみ らむ)って言います。よろしくね!!」
ニコッと笑った顔がかわいい男の子。
名前も中性的で宇佐美くんにぴったりだ。
「うん、よろしく!」
「お隣の子どんな子かなって思ったけど、かわいくてびっくりしちゃった。」
えへへ。と笑う宇佐美くんの方がかわいくて女の子として負けている気がする。
「今何してるの?」
「お部屋の片づけだよ。」
「そっか。じゃあ、後で僕のおうち来る?」
またお部屋の掃除を再開しないと...と、げんなりする私に、宇佐美くんはそう提案してきた。
宇佐美くんのおうち⁉
行ってもいいのかな...初めましてだけど...。
そんな気持ちを私の表情で読んだ宇佐美くんが、「大歓迎だよ!」と言ってくれた。
宇佐美くんと別れた後、お部屋の掃除を再開する。
宇佐美くんを待たせたくなくて、10分もかからずにお部屋の片づけを済ませることができた。
何か持っていこうかな...。
あ、昨日つくったクッキー余ってるるかな......。
昨日のお昼、お母さんと作ったバタークッキーとチョコチップクッキーを包んだ袋を見つけ、かごに入れる。
—————ピンポーン...。
インターホンを鳴らせば、すぐに足音が近づいてきた。
「はあい!いらっしゃい、いいよ~中にどうぞ。」
ガチャっとドアを開けた宇佐美くんが中に入れてくれた。
靴を脱いでいると、カチッと鍵を閉める音がしたが、
自分の家の鍵くらい閉めるよね。と、気にせずにおうちに上がった。
この選択が、間違ってしまうことも知らずに————。