文字サイズ変更

緑の精霊は花を愛する

#1

〜隠れた本〜

[太字][大文字]♡精霊という存在[/大文字][/太字]


 私、マリア・ラフィーが図書館で手にしたものは、題の無い一冊の本。
ーーーーーーハラリ。
 1枚目をめくると、注意書きが寄せられていた。



『1、このことを他人に言ってはならない。』
『2、この本を破ってはならない。』
『3、ここに書いてあることを無視してはならない。』
『4、精霊の花となりなさい。』



 精霊の花?と、私は首を傾げる。
 もう1ページ目をめくると、最後の注意書きがされている。



『全てが守れる者のみ開きなさい。』



ーーーーーーパラリ。
 静かに私は3ページ目をめくった。
 すると、そこにはずらりと文章が載っていた。
 一文字一文字ゆっくり読む。
「この本を誰かしら読む頃には、貴族、平民などと言う区切りはもうされていないだろう。しかし、どうやらまだ、王と姫と呼ばれる者はいるらしい。読んでいるそこの君は、姫になってみたいかい?」
 姫…ね…。
「そんなちっぽけな者になるなよ。」
 …。
「君は、精霊の花となりなさい。そして思い、思われ、愛し、愛されなさい。」
 精霊の花…。
「君には精霊の愛を受ける権利がある。」
 愛を受ける権利…。
「まずは、東の街に行って、素晴らしい白い糸を得るのだ。それが、最初の君のミッションだ。」
ーーーーーーパタン。
 無視してはならないってあったよね…。
 だるいことになったわね…。
 私は起き上がって街を出る準備をする。
 ええと、東の街…。
 馬車で2日ね…。そこまでかからないわ。
 馬車を母に頼んで用意してもらい、馬車が来るまでさっきの文章をなん度も読み返した。
ーーーーーーヒヒーン!ガラガラ…。
 来たわね。
 馬車の音が聞こえて、荷物を持ち玄関を出た。
 さぁ、行きましょうか…。
 
 色々と長い旅になりそうね。


 「あら、もう行くの?そう…。
私のマリア…。無事に帰ってきてちょうだいね。」

 そう言ってお母さんは私を抱きしめた。

「行ってきます!」
「ええ。いってらっしゃい!」

そうして、私は馬車に乗り込んだ。

作者メッセージ

これから、何を書こうかお悩み中です。

2026/05/24 02:16

ふる003
ID:≫ 10.YZDmJ7U7Dk
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はふる003さんに帰属します

TOP